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アサザ・2~アサザ池2

 小山田緑地梅木窪分園“アサザ池”で見られる「アサザ(浅沙・阿佐佐)」。ミツガシワ科アサザ属の多年草で本州~九州の湖沼や池などに生育している。名前の通り浅い場所で地下茎を伸ばして定着し夏に直径3~5センチの黄色い5弁花を咲かせる。ここは“アサザ”の名を冠した幅10メートル足らず小さな池だがこの日に見られた花はこの一輪だけ。3週間前に訪れた時は少雨のため池が干上がってわずかに葉が見られるだけだったが、数日前の降雨で水量が戻りやっと開花が見られた。
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ヤマシャクヤク・5~日影林道

 奥高尾“日影林道”の林内に生育している「ヤマシャクヤク(山芍薬)」。ボタン科ボタン属の多年草で4~5月に茎頂に直径4~5センチの花をひとつ付ける。花弁は開花して数日で落ちてしまうので開花期に合わせて訪れるのは極めて難しい。去年は良いタイミングで見られたが今年は時期がずれてしまった。写真は若い果実で1片の長さは2.5~3センチ。果実は秋に熟すが結実した黒い種子と結実しなかった赤いものがある。
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オオカモメヅル・2~高尾山1号路

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)オオカモメヅル属の「オオカモメヅル(大鴎蔓)」。北海道~九州の山地のやや日陰に生育する。花期は7~8月で花径はわずか7~8ミリ。花冠裂片に毛が密生している。暗紫褐色の副花冠は5裂し中央の黄色い部分が雌蕊と雄蕊が合着した蕊柱になる。これは高尾山“1号路”のもの。
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