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シュンラン・1~清水入緑地

 清水入緑地で咲き始めた「シュンラン(春蘭)」。ラン科シュンラン属の多年草で早春に10~15センチの花茎を伸ばし細い葉に隠れるようにして花を咲かせる。花の構造は一番上が上萼片で左右に拡がっているものが2枚の側萼片。その内側に蕊柱を包んだ2枚の側花弁があり、その下に赤い斑点がある唇弁がある。シュンランには仄かな香りがあるが屈みこまないとわからない。
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ミドリザクラ・1~開花

 柳沢の池公園北交差点付近の斜面に生えている桜。遠目に見て紅系色が見えず“緑萼梅”のような雰囲気がある。オオシマザクラのようでもあるが時期が少し早い。調べてみるとどうやらこれは「ミドリザクラ(緑桜)」と呼ばれる品種のようだ。大正5年に御殿場で山出半次郎氏などにより発見され牧野富太郎博士によって命名された。学名は山出氏に因んで“Cerasus incisa f. yamadei”とされている。マメザクラの紅紫色系の色素を欠いた野生種で「リョクガクザクラ(緑萼桜)」とも呼ばれている。ミドリザクラはバラ科サクラ属の落葉小高木。
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アズマイチゲ・1~中山地区

 中山地区の農道脇に咲く「アズマイチゲ(東一華)」。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で東の名が付くが北海道から九州まで広く分布する。草丈は15センチほどで花径は5~6センチ。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。キクザキイチゲに良く似ているが葉の切れ込みの様子キクザキイチゲとは異なる。
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