ハクモクレン･1～遊歩道

　南大沢5丁目の遊歩道で見られる「ハクモクレン（白木蓮）」。多摩ニュータウン通りと集合住宅の間に並木道が作られ毎年の楽しみになっている。時々剪定が行われているのか花数が数年前より少なくなっているような気がするが、こうして豪華に咲いてくれると気持ちが良い。
　余談だが、遊歩道の先に工事中のトラックが見える。実は先年の台風でニュータウン通り沿いの斜面と遊歩道が崩れ落ち昨年から復旧工事が続いている。急斜面ではなかったが強風で大木が根こそぎ倒されたことで斜面が崩落したのだろう。その斜面にはダンコウバイの雌雄の株やサンシュユなどが植栽されていたが、今はすっかり整地されて何も無くなってしまった。完成後に植栽される樹を楽しみにしよう。

シデコブシ･1～開花

　小山田緑地“梅木窪分園”で見掛けた「シデコブシ（幣辛夷･四手辛夷）」。モクレン科モクレン属の落葉小高木で「ヒメコブシ（姫辛夷）」とも呼ばれる。葉が展開する前にピンクを帯びた白色の大きな花を咲かせる。コブシに比べて花被片が細長く枚数が多い。日本の固有種で園芸品種として広く流通しているが、自生する中部地方の個体群では準絶滅危惧種に指定されている。