田植えが終わって3週間、ちょっと早いが1回目の草刈りをしてきた。田んぼから田んぼへ軽トラの荷台に乗っての移動だ。新緑の森を眺め、カエルの声を聞き、春の香りが気持ちいい。
なぜ草刈りを早めにやったかと言うと、イノシシ防除のための電柵を張るためである。草が生えていると電線に草が触れ漏電してしまう。つまりイノシシがこの電線に触れてもびっくりしてくれないのである。
この作業は、集落全体の共同作業。地元の農家10数人が集まり、田んぼを囲むように支柱を立て、電線を張りソーラーで発電した電気を流す。触ってみるとかなりのショックがある、そうだ。(イノシシ談)
これで稲刈りまでイノシシが入らなければ「豊作」なのだが。