O'kashira

うだうだ

神田神保町古書街

2008-03-27 13:29:09 | 横浜の空の下


十年ぶりくらいで神保町へ出かけた。あまり時間がなくたくさんは歩けなかったが、表通りはそれほど変わったという感じはなかった。しかし、同行のS氏によれば、ビルに入った書店などずいぶんなくなっていると。
 店頭のワゴンにあった本を購入。世界の都市の成り立ちを紹介したシリーズのうちの1冊。奥付には持ち主の印鑑が押されていた。どんな人が持っていたのだろう。
 裏通りに入ると駐車場が目立つ。ここは映画館があったよね、いい建物だったけどなあとか、まだこんな建物が残ってるよ、としばしの散歩。
 本当は楽器屋なんかによってきたかったんだけど、次回のお楽しみ。

銀ブラ

2008-03-22 13:26:47 | 横浜の空の下



銀ブラへ出かけた。銀ブラなんていう言葉はもう死語だろうか。銀座をぶらつくこと、略して「銀ブラ」。銀ブラとは言っても銀座ではない。いや、銀座ではあるのだが、本当の銀座ではない。下町にある戸越銀座商店街。「タモリ倶楽部」によると、中央区の銀座以外で銀座という言葉を使ったのはここ戸越が最初だとか。いい加減な番組なのだが、昨今の馬鹿番組には見られないアカデミックさがあって実はファンなのである。
 噂にたがわず、と言いたいところだが、平日の昼間だったせいか、閑散としていてそれほどのにぎわいはなかった。それと、期待したほどの面白いモノがなく、散歩だけの銀ブラとなってしまった。
 ここがだめなら、今度はM.K.商店街かな。

アンティークな箱

2008-03-18 13:24:18 | 物欲オヤジの自慢話



ブラスと箱もの。箱ものといっても引き出しの付いたテーブルから、小物入れ、ライティングスロープ(モノを書くための傾斜の付いた二つ折りの箱)、紅茶をミックスするための箱など。何を見てもドキドキしてしまう。
 ここにある箱は、カーブーツショウ(フリーマーケット)で買ったもの。もともとは、想像なのだが、多分釣り銭のコインを整理して入れておいたモノだと思う。そのコンパートメントを作り直し。フライのストッカーに作り変えた。2~300円だったかな、この箱。

カーバイドランプ

2008-03-16 13:18:26 | 物欲オヤジの自慢話


ブラスや箱ものに過剰反応してしまう傾向が強い。いや、今に始まったことではない。これは30年ほど前、地方の金物屋で見つけたカーバイドランプ。
 
 カーバイドとは、酸化カルシウムに炭素を混ぜて、高温で強熱して得られる物質。そのカーバイドと水を反応させるとアセチレンと水酸化カルシウムを生じる。
CaC2 + 2 H2O → C2H2 + Ca(OH)2
このアセチレンは燃料や有機化合物合成に用いられる。(Wikipedia)

 本体は上下2室にわかれ、下にカーバイドを入れ、上には水を入れる。上部についた水量調整ノズルを回転させ、水を下の部屋に落とす。すると上記の化学反応がおこり、アセチレンガスが発生する。そのガスを燃焼させるというランプ。
 燃焼部にはリフレクターが付き一方向を照らす。燃焼部には小さな穴があり、これがよくつまる。そこでクリーニングのためのノズルが水量調整ノズルの中に付いている。山屋はこれをマンドリンと呼ぶが、山用のガソリンや灯油のストーブもこれとまったく同じシステムだ。
 電池より長く、安定した光が得られるので炭坑などで使われていたが、今は一部釣りなどに使われるだけ。
 昔は縁日で多く使われ、その独特の匂いが懐かしい。

ヨゼフ・チャペック

2008-03-16 13:16:13 | 物欲オヤジの自慢話

ちょうど1年前、目黒の美術館で開催された、カレルとヨゼ
フのチャペック兄弟の展覧会で買ってきたマッチ。
 ヨゼフ・チャペックはチェコの画家、作家。弟のカレルとともに舞台劇や短篇の物語(主に児童書)、批評文を執筆したり、また、カレルの著作を含めた書籍の装丁や挿絵を手がけた。
 ヒトラーに対する際どい批判により、ドイツがチェコスロバキアに侵攻した1939年に逮捕・収監され、亡くなった。
 これらはそのヨゼフがデザインしたもの。
 ノスタルジックで気に入っている。