O'kashira

うだうだ

三人の馬鹿

2012-01-27 00:21:14 | 横浜の空の下


一人目の馬鹿
 前からちょっと危ないと思っていた小さい交差点があった。今日、僕の車がその交差点にさしかかった時いやな予感がした。こういう時はその予感が当たるものだ。派手なペイントをしたワンボックスが出てきた。僕が走っている道路が優先でワンボックスは一時停止しなければならない。しかし、その車ははっきりした一時停止をせずずるずると出てきた。交差点の半分ほどのところで僕の車を視認し止まった。
 僕は抗議するためその運転手の顔に向かって指を差した。大きなマスクをかけた女性ドライバーは僕を見てからそっぽを向いた。そのワンボックスのボディーには○○KIDSと書かれた幼稚園の車だった。

二人目の馬鹿
 駅に向かう坂道を歩いていた。遠くから歩道を飛ばして来る自転車があった。ハンドルがぐらつき安定していない。そばに来てわかったことだが、その女は携帯を耳と肩ではさみ、話しながら運転していた。おまけに後ろに子供を乗せていた。

三人目の馬鹿
 旅行社へ行った。意外と込み合っていた。そうか、卒業旅行なのか若い人がカウンターに座っていた。出直そうかと店員の方を見ると「どうぞ奥へ」というのでいちばん奥のカウンターへ行こうとすると、その手前のカウンターの椅子を3つも使い足を投げ出して座っているヤツがいた。顔を見るとちょっと掘りが深く中近東の国の人に見えたが、部品がバタ臭いれっきとした日本人だ。それが証拠に隣りの友人らしき人とひどい日本語で話していた。
 僕はその投げ出した足をじっと見て、ゆっくりとその視線を膝、股、腹、そして最後に顔へと移した。その時の僕の顔がよっぽど怖かったのだろう、僕と目が合うと彼は「スイマセン」と言い足を引っ込め、普通に座り直した。
 係の店員とのやり取りから、彼らはどうもハワイへ行くようだ。しかし、その足投げ出し野郎は、その旅行をよく理解していないらしく店員に
「あのー!、僕はどの島へ行くんですか?」
少しは勉強して来い、この馬鹿野郎。

(毎度ながら、写真と記事の内容は関係ありません)

 





そばへこい

2012-01-20 23:55:32 | 横浜の空の下
 フライフィッシングを愛するものにとって、冬の間はフライタイイングか、本を読むくらいでやることは少ない。
 友人から鯉が流れる虫を食べだしたので遊びに来いと連絡が入った。
 都心からちょっとはなれたその川、その消波ブロックの下流で鯉たちは流下するユスリカのピューパを捕食していた。浄化されたとは言え、上流の街から生活排水が入っているのだがこの季節の水は澄んできれいだった。
 ユスリカに似せて作ったフライを流した。何回目かに僕のフライを鯉が吸い込んだ。暴れ回ったがそれほどのこともなくコンクリートの上に引き上げた。
 50センチはオーバーし金色に輝いている。すごいボリュームの鯉だ。

 それ一回きりでその日は終わった。
 川の近くのそば屋で昼にした。

 すごいボリュームのかき揚げと蕎麦。
 充実した冬の一日だった。

 

ナマステ食堂、その後

2012-01-19 22:35:33 | 横浜の空の下


 数回前にエントリーした「ナマステ食堂」のその後について報告しよう。
 あのエントリーに3人の方から同行希望が寄せられた。1人は雪深い山奥からジムニーで突っ走り、車を駅前に乗り捨て超特急に乗り、僕にお土産の"ジャガイモ"を1個握りしめ駆けつけた。
 ナマステ食堂。この食堂は印度、ネパールの料理を出すところで案外この手の店はところどころにあることがわかった。しかしなんと言ってもこのネーミングのすごさ。ナマステとはこんにちわなど挨拶に使うヒンズー語。これに食堂をつけてしまったところにすごいインパクトがある。おかげで雪深い地方にすむお嬢さんと、やはり雪国に住む先生と、近所の仲間が手を上げてくれた。ナマステとのナマは南無で、テはあなたという意味だとか。スは・・・、スは自分で考えろ!
 さてそのナマステ食堂でO'Kashiraはまずエヴェレストアイスというビールをたのんだ。
うまい!
ものすごくうまい。ちょっと癖があるがそこがまたうまい。O'Kashiraはこういう臭いものが好きだ。
 メニューのほとんどはいわゆるカレーだ。O'Kashiraは躊躇せずマトンカレーを選んだ。そう、臭いものが好きだからだ。
うまい!
ものすごくうまい。ケバブもタンドリもうまかった。最後のチャイもものすごく臭くうまかった。
 お土産にいただいた"ジャガイモ"は僕の化石部屋のお菓子の缶におさまっている。近々、このジャガイモに関しておどろくべく発表があるらしい。
 何のことがわからないって?新聞発表したらジャガイモのことを話そう。

 エントリーのあとのお2人さま、早めのご予約を。

(写真とカレーはまったく関係がありません、念のため。)

僕にもできた

2012-01-16 21:47:55 | 横浜の空の下
 ファミリーレストランには絶対に入らないぞと豪語していたのだが、"牛に引かれ"入ってしまった。

 僕の知っていた頃のレストランとはまったく違っていた。飲み物は自分で作らなければならないのだ。そして、それを何度もお変わりしてもかまわない、ほかの種類のものでもいいらしい。
僕はかたくなにエスプレッソをいただいた。でも普通のコーヒーカップなので、半分ほどの量のエスプレッソはなんだかおかしい。


 新聞と一緒に入ってくる宅配ピザの広告で見る価格の3分の1程度の価格のピザ。どうせ・・・と思ったがあに図らんや、こんなにいい味とはびっくりした。それも何にもトッピングがないシンプルなヤツ。これは言ってみればかけそばタイプだ。


 このイタリア国旗色のものより何にも乗ってないものの方が断然うまい。
 だいたい最近のそば屋は何だ。誰々が打ったそばは限定何十食。そのそばをありがたくいただく、って馬鹿じゃないの?。おまけにそのそばが千円を超す価格でそれが当たり前だと。そばなんてものは、腹が減った、おっそば屋がある、小銭を握ってそれですむ。そんなものだ。おっと、脱線しすぎた。
 ピザだって同じだ。ワンコイン程度で食べられる、イタリアへ行ったのは大むかしで憶えていないが、そんなものだ、きっと。
 しばらくは通ってしまいそうだ、この変な名前の店に。

春のかほり

2012-01-16 21:33:32 | 横浜の空の下

 お寺の境内にあるこの木、狼狽ではなく蝋梅。


 花が蝋でできたように見えるので蝋梅。梅という字が付いているのでバラ科サクラ属と思われがちだが、ロウバイ科ロウバイ属。むせ返るような春のかほりだ。


バラ科の葉とはまったく違い、これも蝋のよう。


ナマステ食堂

2012-01-04 21:56:51 | 横浜の空の下
JR京浜東北線・東神奈川駅と京浜急行・仲木戸駅をつなぐ連絡橋でこんな店を発見した。

そのネーミングにどっきり。
『ナマステ食堂』
なかなかインパクトがある。
一度入ってみたいのだが一人ではちょっと。
誰か一緒に行かないかなあ。

ランチならごちそうしてあげるから。