O'kashira

うだうだ

クリスマス

2009-12-25 23:53:14 | 横浜の空の下

 十数年前,この季節に北欧へサンタクロースを捜す旅へ出かけた。国全体が休みになるキリスト教国ではかなり寂しい思いをした。ホテルは営業しているものの、働いているのは掃除兼フロントのおばさんだけ。24日から2日間,食堂のメニューはずーっと同じ一種類だけ。
 クリスマスになるとそのときのことを思い出す。

 これはイエスキリストが生まれたところを再現している人形たち、ナティビッティ。東方の三賢人が羊飼いに馬小屋に案内され、そこでイエスの生誕を祝うシーン。クリスマスに教会へ行くともっと大きなナティビティが飾られている。

 馬小屋の上にあるものは、ぼくのGFがクリスマスに送ってくれたカード。ちょうどシャンペンを開けたら,玄関のチャイムがピンポ~ン。プレゼントとカードが。ありがとEちゃん。

ロウソクを作る

2009-12-21 11:19:51 | 横浜の空の下
 ロウソクを作るといっても、パラフィンを溶かし色を付け,コップに流し込むなどというなにやら体験ではない。ハゼの木(ウルシの仲間)の実から作る木蝋だ。
 まず,キスチョコくらいの大きさの実をたたき,実と皮に分け高温で煮る。これを巨大なプレス機で絞る。

 実はこの珍なる実験は、友人のアンティークショップの主人が,庭にあるハゼの実がなり,おいしそうなので食べてみたいと思ったか思わなかったか,何かに使えるのではと考え調べてみると"蝋"が抽出できることがわった。そこで,店においてある西洋骨董品を使ってロウソクを作ろうということになり、この木製のプレス機のお出ましとなった。
 これを称し僕は『実験骨董学』という学問ととらえ、骨董品を使ってなるべく当時のやり方で何かをやってみよう、その第一弾がこのロウソク作りだ。とはいえ,西洋では蜜蝋からロウソクを作る。となると,西洋骨董品を使って木蝋を抽出するという方法には無理がある。無理があるのだが,無理を承知で・・・。つまり,この機械を使ってみたかった。
 絞り出されたコーヒーのような液体,その表面はやや白く,そのまま放置したら凝固し磯辺せんべいのようなものができ上がった。蝋だ。これを金属製のクッキーの型に流し込み,タコ糸を真ん中に沈めロウソクはでき上がった。
 ちょっと情けない炎の大きさだったが、いい香りのするロウソクだ。
 クリスマスに間に合った。

(詳細はhttp://swallow-dale.sblog.jp/sb/)

手を付けてからですいません

2009-12-16 01:10:26 | 食らうや食うや

 先日、友人に連れられ、第二のコリアンタウンといわれる赤坂へ。
 これはソルロンタンというスープ。牛の頭、内蔵,肉を24時間以上煮込んだもの。雪のように白いということから雪濃湯(ソルロンタン)というらしい。さっぱりとしたスープの中に入っているものは春雨と肉とネギ。ただし十数種類の漬け物が付いてくるのでこれでご飯をいただく。
 癖になりそうな味だった。