O'kashira

うだうだ

代かき

2008-04-30 21:53:47 | TKO Gazett

 トラクタで「荒がき」が済んだ田んぼ。

 最後の作業、はしごかけ。四角ではない
 田んぼをむらなくかけるのはかなり難しい。
 すべて後ろ向きで歩く。マイケルジャクソンだってできやしない。

代かきが終わった田んぼのそばを地元の子どもたちが「こんにちわ」といいながら自転車で通って行った。
魚とりに行くらしく網を持っていた。でもこのあと、雨に降られ、何もとれずに帰ってきた。

連休前半、4日間をかけてた上の準備をしてきた。
 元肥(はじめに撒く肥料)をまき、トラクターでならし、さらにもう一度、田んぼの土がトロトロになるまでかき回す。そのあと、トンボを使い平らにならし、最後にはしごを引き回しなるべく水平になるようならす。
 なるべく水平・・なのだが、これがなかなか難しい。10a=1反=300坪を水平にするということは容易ではない。これが水平でないと、水を張ったとき水深が一定ではなく、苗を植えると葉がたくさん出るところと水没してしまうところが出てきてしまう。稲は水が好きな植物だが、水生植物ではない。水没しては生育できない。
 「水を張れば水平だ」という言葉だけをたよりに土をならす。で、水を張れば水平に見えるのだが、ちょっと水を抜けば山と谷が現れ、手抜きがすぐにばれてしまう。
 まあ、それでもなんとか準備を終えてきた。ここまでがいちばん大変な作業。あとは田植機で植え、機械では植えられないところをみんなで手植えする。
 まあ、田植えは米づくりのお祭りみたいなものだ。田植えのときの挨拶は『おめでとうございます」だ。

日時計 Sundial

2008-04-24 21:47:51 | 物欲オヤジの自慢話

日時計をテーマにした、光と陰が作る美しい写真集。

英国C.A.T.で買ったポータブル日時計。

ペンダント型日時計。折り畳むとペタンコになる。

指輪型日時計。リングに空いた穴から差し込む光で時間を読む。

ヨーロッパを旅すると、古い建物の壁面や庭で日時計をよく見かける。晴れた日の昼間しか使えないのだが、何となくいい。いったい日時計というものは、何時頃から使われていたのだろうと考えたら、う~ん、つまってしまった。
 [日時計(ひどけい)は、影を利用して視太陽時を計測する装置。紀元前3000年、古代エジプトで使われていたが、起源はさらにその前の古代バビロニアにさかのぼると考えられる。日書ナ儀(にっきぎ)、書ナ針。]と、ウィキペディアにはある。
 昔から、日時計には興味があり、昔、無人島のようなところでキャンプをしたとき、打ち上げられた板に棒を打ち付け、日時計を作りそれを目安に生活したことがあった。なかなかロビンソン・クルーソーみたいで面白かった。でも、ここでは自由な狩猟生活みたいなものだったので、腹時計を優先。何しろ獲ったものはなるべく早く食べないと傷んでしまう。
 正確な日時計を作るのはなかなか難しいが、目安としては利用できる。今年のキャンプではこれを中心にやってみようかな。

「TKOもてぎ」田植え参加者募集

2008-04-17 21:41:15 | TKO Gazett


13年前から、栃木県茂木町に田んぼを借り米づくりをしています。昼夜の温度差のある山間地でできるコシヒカリは、とても素人が作ったとは思えないほど味がよく、多くの方に食べていただいています。農薬をなるべく使わないので、田んぼにはタガメ、ミズカマキリ、ゲンゴロウ、ドジョウ、イモリなど、生き物がいっぱい暮らしています。
 その田んぼで、今年も田植えが始まります。日程は5月3日、4日の2日間です。このブログをご覧になっている方で、田植えをしてみたいと思う方、是非ご参加ください。
 参加希望の方は、コメント欄のname欄と、E-mail欄に記入して送信してください。comments欄にはアドレス、電話番号は記入しないでください。非公開ですが、こちらでは確認できます。詳細をこちらからメールいたします。
(写真は07年度の田植え風景です。)

かんな、鉋、plane

2008-04-16 21:36:59 | 物欲オヤジの自慢話



を削る、という作業は本当に気持ちがいい。無駄なことを考えず、ただ一心に削ることに集中しなければけがをしてしまう。けがをしたときは、たいてい別のことを考えていたときだ。
 作業が終わると、頭の中がリセットされ、清々しい思いがする。締め切りも、約束も一時的ではあるが忘れられる。それで困ることもあるのだが・・・。
 これはかんな。右の2つはおもちゃみたいなものだが、細かな作業をするときにはおもちゃとは思えないような仕事をしてくれる。左のものは英国の刃物の町、シェフィールドのスタンレー社のプレーン。これものこぎりと同じ、押して使う。
 シーズンに向かい、カヌーの修理やパドル作り、ボートのオールを作らなければならないのだが、これらのかんなは、まだ僕の部屋の隅にある。