O'kashira

うだうだ

あれから5日

2012-03-16 14:05:21 | 横浜の空の下

 秋田からやってきたブナの木、5日前にちょっと大きくなったと思ったら今日はこの通り。寒い寒いとはいえ、植物はしっかりと春を感じていました。

 で、ブナの話しは別にして、先日電車に乗り都心へ出かけた。つり革につかまり表を見ていたら目の前にホームのベンチに座っている女性が見えた。彼女は一生懸命コンビニのおにぎりを食べていた。
 午後、都心近くの町にある商店街を歩いていた。いつものことだがこの商店街は真っすぐに歩けないほどにぎわっている。その中をスタイルのいい、個性的な顔立ちの女性が足早に一直線に歩いてきた。手にはおにぎりを持ちぶつからないよう正面をにらみながらかじっていた。コンビニのおにぎりだった。
 夜7時頃、友人の家の帰り道、僕は静かな住宅街を駅に向かい歩いていた。駅から帰宅を急ぐ人と何人もすれ違った。その中の一人、角をまがって暗闇から現れた女性、もうおわかりですね、彼女は手製のおにぎりを食べていた。自宅に帰る途中じゃないのかな、なんでここで歩きながら食べなくちゃいけないんだろう。ここで食べないと死んでしまうほど空腹だったのだろうか。
 この日、若い女性、おにぎり3つの日。

初老?

2012-03-13 02:54:19 | 横浜の空の下


 地下鉄に乗った。
 その町の地下鉄は最近建設されたもので駅構内も車内も清潔感にあふれていた。ドアの両脇に2席づつプライオリティシートがある。つまり両側で8席のシートがあり一般席が緑色に対しそのシートは濃紺に色分けされていた。すべてプラスティック製で座り心地はよくない。暑い国なのでこの方がいいのだろうか。
 僕が乗ったときその8席はすべて埋まっていた。3駅ほどで降りるのでそのシートの前のつり革につかまった。すると僕のはす前の一般席に座っていた青年がニコニコしながら立ち上がり、どうぞ座ってくれとゼスチャーをした。いや、「どうぞ」とでも言ったのだろうが僕にはこの国の言葉がわからない。僕はありがたく頭を下げその座席に座った。
 電車の中で席を譲られたのは初めてである。そんなに歳に見えるのかと窓ガラスに映る自分の顔を見た。口ひげもあごひげもかなり白く、これなら年寄りに見られても仕方がないと一人にやりとした。

 自宅から繁華街へでる用事があり私鉄に乗った。僕の前には就職活動をしているようなスタイルの女性が並んでいた。ドアが開くとその女性は一つだけ空いていたプライオリティシートへ行き座った。
 僕はその女性の前に立ちつり革につかまった。窓ガラスにはあの時と同じ白いひげが映っていた。その女性にわかるようにひげを撫でてみた。なんの効果もなかった。

(もちろん写真と文章は何の関係もありません。)
 

冬の日

2012-03-08 00:09:16 | 横浜の空の下

 お茶の水、聖橋。
 おおむかし、この川をボムボートでさかのぼったことがある。当時そんな馬鹿なことをやる人はいなかった。最近はタモリもTVカメラもよく入っているようだけれども。
 僕たちは聖橋の橋脚脇に一時上陸し、マックを買いに行った。