セミトレの最終モデルのＺ３って貴重よ～～。

前にアップしましたが、Ｅ３０Ｍ３のセミトレは
Ｚ３も同じ形式です。　
セミトレは三角のアームを後輪で支えている単純な形式ですが、
その角度や取り付け位置は、他のメーカーではマネできない
絶妙な位置を取ることで最高のハンドリング～～が実現できています。　
ただし、弱点はあまりトラクションを掛け過ぎると、車体が下に沈み込んで
しまい、バランスを崩してしまいます。　
そのパワーを最大限、路面へ伝えることが困難となりますので、あまり
ハイパワーな、クルマはセミトレでは対応できません。　
が！！Ｚ３ならば丁度よいのです～～～～。　
うちのＺ３はそういう意味では、過去のＢＭＷの最高の傑作のクルマの
象徴でもあると思いますね。　
あれをオープンカーで楽しめる～～わけですから。　
もっと時間が経てば、マ二アカーとしてプレミアっぽくなる可能性も
あります。　それだけいいクルマだと思います。　
あと、セミトレの単純な形式は後ろのタイヤがハの字になることが
あります。　特に車高を下げたりすると、三角のアームだけで支えている
ので、ハの字なりがちなのです。　
これってちょっと見た目的にはスポーツカー～～～っぽくてカッコイイ～～っす～～
けどね～～～、でも気を付けないと走りのバランスが狂うので！！　
お気をつけ！！　

36M3は買い頃っすよ～～～。

毎日Ｍカフェを見てもらってますが。
Ｍカフェを定期的に見てもらっている人達と、グーグルなどでまあ、
一見的にキーワード検索をして来られる方もいらっしゃいます。　
毎日何のキーワードで来られているのか？！　
Ｚ４ＭとかＥ３６Ｍ３のキーワードが多いんです。
で、もって久しぶりに３６Ｍ３のお話～～～をしましょう。　
３６Ｍ３はＥ３０Ｍ３から大きく変化しました。　



車体・シャーシＥ３０Ｍ３は
全長4345×全幅1680×全高1365mm
３６Ｍ３は
全長4435×全幅1710×全高1335mm
９０ｍｍ全長が長くなり、車幅は３０ｍｍ大きくなった。　
見た目の印象よりもそんなには大きくなっていない。　
なぜか？！　デザインと車高が低くなったことが起因
している。　３０ｍｍ全高が下がっている。　





ホイールは３０Ｍ３は、なんと15インチだ。　
２０５・５５だ。　ひと昔前の足回りなのだ。　
今や、ミニバンでも１７や１８インチを普通に履いちゃっている時代
だからね。　見た目の印象も全体的にポッテリとしている。　

３６Ｍ３Ｂとなると、17インチで
２３５・４０となる。　
ホイールは2インチアップだし、４０の扁平タイヤとなった。　
これだけでも印象がガラリと変わる。　

足も３０は一時代を築いた、セミトレーリングアーム式
サスペンション、７０～８０年代のＦＲ車はこのＢＭＷ
の開発したセミトレをお手本とした。　
進行方向に対し、三角の形状のアームを斜めに取り付けて
後輪を支える。　この取り付け位置が絶妙でないと、安定した
トラクションが得られないらしい。　

その足を更に改良したのが、３６Ｍ３のセミトレのマルチリンク化だ。　
従来の三角のアームだけだと、トラクションを掛け過ぎた時に車体が
下へ沈み込んでしまう。　
三角のアームにプラスして支えるアームを設定し、トラクションを
安定的に後輪に駆動させる。　
３６Ｍ３から後輪のサスペンションはマルチリンク化となった。　
足回りも３６Ｍ３Ｂから現在の形に近い方式となっている。　

次はエンジン。　
３０Ｍ３は２．３Ｌの直列4気筒で１９５ｐｓ。　
ＢＭＷ伝統のシルキー６は積んでいないのだ。　
Ｍ仕様で直６を堪能できるのが、３６Ｍ３Ｂからとなる。　
３Ｌまで排気量を上げ、２８６ｐｓとなった。　
このパワーの差もかなりあるし、直４と直６のエンジン性質も
まるで違う。　

３０Ｍ３も１９５ＰＳながら、１２００キロ台の車重で、ゲトラグ
クロスミッションにてＭＴを堪能できる名車である。　
なので、程度の良い３０Ｍ３は今でも結構いい値段で売られている。　
マニアがいるのだ。　

３６Ｍ３Ｂは今のＢＭＷの形式の初代となっているので、今の時点では
まだマニアカーとまではなっていないために、価格が安く手に入る。　
中古車オークションなら10万キロ未満で７，８０くらいで手に入るだろう。　
修復歴あり～～ならもっと安いのもある。　
それでも走りは、Ｍ３の走りなのだよ～～。　
Ｍ３Ｂはレブまでの吹けあがりの良さで、後期のＭ３Ｃとは違った
フィールを楽しめるし。　待ち乗りなら十分のパワーだ。　
5人乗りだし、後ろのトランクと後部座席を倒してスルー化～～できる
ちょっとミニバンちっくな便利な面ももっていたりするのだぁ～～～～。　
なので、意外とファミリーカーとしても使える一台なのです。　
スポーツカーとしても使え、ファミリーカーとしても使えて、諭吉さんが
100枚もあれば、ＢＭＷのＭ３～～～が手に入ってしまうのだよ～～～。　
玉も多いので、選び放題～～だし～～。　
今、３６Ｍ３はホントに買い時ですよ～～～。　
ＢＭＷや今や当たり前となった、トラクションコントロール・電子制御化は
この３６Ｍ３は無し～～なので、ケツの挙動を常に神経をすり減らして乗る
必要があり、ＦＲ車を操る、良い練習となるのです。　
まあ、これはこのＭカフェでもかなり言い続けているので、興味を持った
方は前のアップしたのをご参考くださいね！！