アマチュア無線局 JO1KVS

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ATAS-100 120 コントローラー原理図

2008年02月26日 22時44分27秒 | アマチュア無線
ATAS-100 120 のコントローラの質問をいただきました。
まずは原理を説明するための回路図を書いてみました。

左がアンテナ、右がリグになります。
アンテナ側の同軸ケーブルに直流電圧をかけることでATAS-100を伸ばしたり縮めたりする仕組みです。リグ側には直流をかけたくありませんから、コンデンサーで直流を阻止します。高周波は通りますからアンテナで捉えた信号はリグに届きます。
コンデンサーは高周波が通り、自分の送信機のパワーに耐えらるものなら何でもいいんです。

アンテナから入った信号が、バッテリー方向に流れて欲しくないので、コイルで高周波を遮断します。コイルは直流は通すので、アンテナには電圧をかけることが出来ます。
コイルも直流が通り、高周波が遮断できればなんでもいいんです。コモンモード用フィルタとして売っているトロイダルコイルでもOKです。1A程度の電流に耐えるものを選んでください。

このようにバッテリーを内蔵してスイッチで切り替えれば伸ばしたり縮めたりできるわけです。8Vが縮むほうで、12Vが伸びるほうです。

ここで原理がわかったと思いますが、次回はさらに実用的な回路を考えていきましょう。
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