先日の移動運用で、約15mのワイヤーにみのむしクリップをつけたものを、釣り竿や木の枝にかけてSD330の先端につないでみました。
これでコイルを伸ばしていったら、1.9MHzでSWRがちゃんと落ちました。
ご質問のあったアースは車のルーフに貼った銅テープによる容量結合のみです。
同調点でそれなりにノイズレベルも上昇。
これは使えそうです。
ありがたいのは全長が本体のエレメントを含めて20m以内に収まったこと。
このワイヤーセットで3.5MHzでもフルサイズに近い動作も楽しめるというわけです。
ATAS100やATAS120だと7MHz動作時の状態からコイルの最大インダクタンスを計算して、1.9MHzで動作するようにエレメント長を計算すると23m程必要な感じ。 これだと3.5MHzには長すぎてしまうので、別途交換しなければなりません。
先日ローカル局と実験した時にわかったのですが、ATASをリグからオートで操作する場合、3.5MHzは動作範囲外なので出来ないことが判明しました。手動操作ではどうなのかなぁ。別途コントローラー作れば受信しながら操作も出来るので、手動コントローラーの製作をおすすめしました。
SD330はリグからは制御しない独立コントロールなので、この辺りの問題はありません。
オススメのアンテナです。
全長は本体を含めて1/4波長を越えるとSWRは落ちませんので7MHzは8メーター程度が限界です。
エレメントを長いのと短いのを二つつけてしまえばどちらかに乗ってくれますので、常設でしたら試す価値あります。
今朝の-8℃という冷え込みでもSD330はきっちり動作してくれてます。
15mにプラス標準エレメントですかね。
私の仕様で長さ計算しましたら総延長で7.5mがはじき出されました。
なので見事なまでに、中間コイルをショートすると14MHZ
仕様になると思われます。
灯台放送も面白いし、何よりBCLで75mb・・(^^)
あとは実運用をやるのみです。Hi
この場合マグネットアースシート(第一電波MAT50)を増やせば良いのでしょうか?
現在は1枚です。
ご教示下さい。
ここから先は本人の頑張りです。
ワイヤーの位置、高さでも変わりますし、アースの工夫でも変わるでしょう。マットもう一枚も効果あるかもしれません。
走行は不可能な状況ですから5mくらいの電線を地面に2~4方向に張ったものをアースとして基台につなぐのもいいかもしれませんね。ACコード10m買ってくるだけで出来ちゃいます。
安くて効果のある方法を見つけてみてください。
マグネットアースシートですが、1枚で標準的な使い方だと7~30MHZに対応したはずです。
3.5MHZ以下で良好に対応させるにはシートでなら2枚です。
ただし、KVSさんも仰ってますがアースの取り方で変わります。
ACコードで試すのもお勧めです。
私はアースシート2枚と電線を併用してます。
参考にして下さい。
目に見えない相手なので、いろいろやってみるしかないんですよね。正解はたくさんありますが、たどり着かないと。それがまた楽しいんです。