
ヤエスのアクティブアンテナ、ATAS-100を使用していますが、コントロールはFT847が担っています。
いったんFT847でチューンをとり、さらにFT847のマニュアルチューンでSWRを追い込み、さらにさらに数Wのキャリアを出しながら外部マニュアルアンテナチューナーでほぼ1.0まで追い込む、という作業を行っています。
ちょっと受信、のときは、さらに、と、さらにさらには省略!。
ここで問題なのが、オートチューン、マニュアルチューン、アンテナチューナー、いずれもキャリアが送信されていること。チューンがずれているときはほとんど出て行かないのでしょうが、合ったときは約10Wの電波が出てしまうのです。たまたま誰かが必死にQSOしていたら妨害になってしまいます。合わせる前はほとんど聞こえないのですから、事前によくワッチということも不可能なのです。
以前からキャリアを出さずにチューンする方法が無いかと考えていました。
キャリアを出さずにSWRを測る方法として、ノイズブリッジやアンテナアナライザがありますが、ATAS100をコントロールしながらやるにはどうしたらいいのだろうと悩んでいました。
ネットを見ていたら、某OM氏のブログで、MFJからアンテナのケーブルにDCを重畳する器具が出ていることを知りました。ATAS100は延ばすのに11V、縮めるのに8V、は知っていたので(停止に9Vだそうです)電圧をコントロールすれば手動で上げ下げが可能になる。これとリグとSWR計で、非対応機種でも使用が可能になります。
ある局長さんが、ATAS100のコントローラーを自作されている記事がありました。このコントローラーはリグとアンテナの間に挿入しているものでした。DC重畳に上下の電圧制御が加わった優れものでした。リグ側には電圧がかかりません。
しくみは、コンデンサーで電波はリグに通しつつ、アンテナにはコイルを通して電圧をかける。電圧は3端子レギュレーターで2種類作り、両バネスイッチで切り替える、というものでした。
リグには電圧がかからない、アンテナアナライザを壊すことはない・・・アンテナアナライザ、いけるはず・・・。アンテナ切り替え器を使用し、コントロールするときと運用するときは切り替えよう。
というわけで、そっくりそのまま作ってしまいました。でも中身は空中配線。ちと危ない・・・。念には念を入れて配線チェック。テスターで電圧を見てみると、伸ばし方向12V、縮み方向8V。OKです。伸ばし方向はダイオードを直列2個入れて11V近くに下げようかなとも思いましたがとりあえず大丈夫そうです。
まずはATAS100直付けで実験。伸び縮みしました。ヽ(´ー`)ノ
リグをつないで操作してみました。リグからも信号は聞こえています。操作中はレギュレーターからかモーターからか、若干のノイズが聞こえますが、チューンがずれていくとSが落ちていく様子がわかります。今までは送信しながらだったので受信状況の変化はわからなかったのですが、これは良いです。
チューンが合ったところで送信!。大丈夫そうです。
リグにもおかしな様子はなかったので、いよいよ繊細な測定器、アンテナアナライザを接続してみます。
アナライザスイッチオン。SWRはきちんと表示しています。
伸び縮み操作開始!!
w(゜o゜)w オオー! ちゃんと動く動く。メーターも動きに合わせて変化します。FT847よりもレスポンスが良いので合わせやすい!。
アンテナアナライザを組み合わせることで、高級コントローラーの完成です。
いったんFT847でチューンをとり、さらにFT847のマニュアルチューンでSWRを追い込み、さらにさらに数Wのキャリアを出しながら外部マニュアルアンテナチューナーでほぼ1.0まで追い込む、という作業を行っています。
ちょっと受信、のときは、さらに、と、さらにさらには省略!。
ここで問題なのが、オートチューン、マニュアルチューン、アンテナチューナー、いずれもキャリアが送信されていること。チューンがずれているときはほとんど出て行かないのでしょうが、合ったときは約10Wの電波が出てしまうのです。たまたま誰かが必死にQSOしていたら妨害になってしまいます。合わせる前はほとんど聞こえないのですから、事前によくワッチということも不可能なのです。
以前からキャリアを出さずにチューンする方法が無いかと考えていました。
キャリアを出さずにSWRを測る方法として、ノイズブリッジやアンテナアナライザがありますが、ATAS100をコントロールしながらやるにはどうしたらいいのだろうと悩んでいました。
ネットを見ていたら、某OM氏のブログで、MFJからアンテナのケーブルにDCを重畳する器具が出ていることを知りました。ATAS100は延ばすのに11V、縮めるのに8V、は知っていたので(停止に9Vだそうです)電圧をコントロールすれば手動で上げ下げが可能になる。これとリグとSWR計で、非対応機種でも使用が可能になります。
ある局長さんが、ATAS100のコントローラーを自作されている記事がありました。このコントローラーはリグとアンテナの間に挿入しているものでした。DC重畳に上下の電圧制御が加わった優れものでした。リグ側には電圧がかかりません。
しくみは、コンデンサーで電波はリグに通しつつ、アンテナにはコイルを通して電圧をかける。電圧は3端子レギュレーターで2種類作り、両バネスイッチで切り替える、というものでした。
リグには電圧がかからない、アンテナアナライザを壊すことはない・・・アンテナアナライザ、いけるはず・・・。アンテナ切り替え器を使用し、コントロールするときと運用するときは切り替えよう。
というわけで、そっくりそのまま作ってしまいました。でも中身は空中配線。ちと危ない・・・。念には念を入れて配線チェック。テスターで電圧を見てみると、伸ばし方向12V、縮み方向8V。OKです。伸ばし方向はダイオードを直列2個入れて11V近くに下げようかなとも思いましたがとりあえず大丈夫そうです。
まずはATAS100直付けで実験。伸び縮みしました。ヽ(´ー`)ノ
リグをつないで操作してみました。リグからも信号は聞こえています。操作中はレギュレーターからかモーターからか、若干のノイズが聞こえますが、チューンがずれていくとSが落ちていく様子がわかります。今までは送信しながらだったので受信状況の変化はわからなかったのですが、これは良いです。
チューンが合ったところで送信!。大丈夫そうです。
リグにもおかしな様子はなかったので、いよいよ繊細な測定器、アンテナアナライザを接続してみます。
アナライザスイッチオン。SWRはきちんと表示しています。
伸び縮み操作開始!!
w(゜o゜)w オオー! ちゃんと動く動く。メーターも動きに合わせて変化します。FT847よりもレスポンスが良いので合わせやすい!。
アンテナアナライザを組み合わせることで、高級コントローラーの完成です。
ATAS-100はどこでも出れる便利さだけでなく、すごく良く飛ぶアンテナです。固定でも期待以上の働きをすると思います。
原理は簡単で、同軸に11Vを加えると伸びて、8Vで縮む、そういう仕掛けです。この電圧には許容範囲が結構広く、10~14Vで伸び、縮むほうは4.8~8.5Vくらいで大丈夫なようです。
電圧は、3端子レギュレーターで作るのが一般的のようです。7808は良いとしても、7812は電流が多いときは15Vくらいかけないと12Vが出ません。そこで、13.8Vでも12Vが出せる3端子レギュレーターを使います。低ドロップタイプのもので、100円くらいで入手できます。
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%22I-00165%22&s=score&p=1&r=1&page=
直流はリグへ通さず、電波だけをリグへ流す、その仕掛けは簡単で、コンデンサーは電波を通すが直流は通さない、コイルは直流は通すが電波は通しにくい、これを利用しています。
この二つのコネクタのホット同士はコンデンサひとつでつないでいるだけです。
あとはコイルを通してレギュレーターで得た電圧をアンテナ側に送っているだけ。
コイルはノイズフィルタとして売っている、フェライトコアに銅線が巻いてあるものが安くていいかもしれません。コンデンサーも適当なものを使っています。
他の方の作例を真似て作りましたので、詳しくはそちらを参考にしてみてください。
ATAS-100 コントローラ で検索して見つけました。
この回路は定数を厳格に守らなくても適当でも全然OKです。気をつけるのはコンデンサの耐圧くらいでしょうか。
これでどんなリグでも使えます。
ATAS100のその後の活躍も日記に書いてありますが、これ、飛ぶアンテナの部類に入ると思います。また、自作のコントローラーではエレメントを延長すると3.5にも出れるはずです。(ヤエスのリグからの制御だと7までしか利きません。)
とても楽しくなります。
突然のメールで失礼します。
私もATAS-120汎用コントローラの記事は無いものかと検索していて、やっと辿り着きました。
KVS様の解説で原理は得と判りましたが、この種の製作経験が全くありませんので、お手数でも具体的な回路図をご教示頂けないものでしょうか。よろしくお願いいたします。 鈴木周作
やっぱり欲しいな~~~
この手のアンテナはアメリカのHi-Qアンテナがいいですよ。少し小型のタヒール社のもいい。高いし重いけど。