アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

電波は気合いで飛ばす

2022年07月02日 07時06分47秒 | アマチュア無線
マイクに向かって叫ぶと電波が強くなるか、
変調度はそのまま出力につながりますから強くはなります。
でももともと十分な変調度の上で叫んでみても定格電力は超えませんから強くなりませんね。
過変調になって歪ませてスプラッターを撒き散らし、周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。そういう点ではお勧めできません。

しかし、平均変調率を上げて、トークパワーを上げると言うことにはつながります。ここで活躍するのがコンプレッサーとかスピーチプロセッサーと言うやつですね。
大きすぎる音を適度に潰し、小さい音は増幅して平均音量を上げる機能です。
これで限られた定格出力を効率良く送り出せるわけです。

今回はその話ではなくて、本当に叫ぶように呼ぶ、効果について話します。
アマチュア無線は無差別級、弱肉強食の世界です。強い電波しか相手にしない人も居ます。競争相手は猛獣、恐竜ばかりの中、小鳥も昆虫も頑張らないといけません。
ん、誰か必死に呼んでるな?
と気がつかせないと耳を傾けてもらえないのです。
コイツ必死だなアピール
これ大事です。

QRPならなおさら。
なにしろ聞こえているようには相手に届かないのは確実。落ち着いた声で呼んだところで混信かな?、としか思われません。
私はあなたとどうしても交信がしたいんだよ~~
と言う気持ちを込めて、テンション上げて高めの声で慌てた様子で呼ぶんです。
出力変わらないけど(笑)、気合いを電波に乗せるんです。
電波は気合いで飛ばすもの。
お試しください。

あ、FMではやらないほうがいいですよ。
FMは弱い電波の変調が深いとスケルチに潜ってしまうことがあるので相手に届きませんので。(よくレピーターでこうなっている人を聞きますね)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする