アマチュア無線局 JO1KVS

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電波時計が受信してくれない場合の対策

2016年07月09日 00時00分00秒 | アマチュア無線

電波時計がいくつか使っています。
置いてある場所によってはJJYをなかなか受信してくれなくて次第に時間がずれていくただの時計になってしまいます。
我が家は鉄筋コンクリート造りの団地なので受信しにくく、電化製品等のノイズにまみれてますから電波時計にとっては厳しい環境なのでしょう。
季節によってはベランダに一晩置いておかないとダメなときもありました。

シャックの時計も電波時計。外部電源を使う光るタイプ。格好いいのですが設置して何年も経ちますが一度も電波で校正されたことがありません。
ずれていることを承知で使ってました。無線局としてはこの時計ではまずいのでさらに別の時計を設置しています。
この悩みの電波時計は電源を使うので窓際や外に置いて受信させることも出来ず不便でした。

先日あるネットニュースサイトに、電波時計信号発生装置を買ってみた、と言う記事が出てました。なんでも周囲10mの範囲にある電波時計がピタッと揃うそうです。
これは欲しい!
調べてみると2万円弱します。
秋月のキットにもありましたよね。10m離れてと言うものではないですけど。

お値段、まぁ妥当かなと思いましたが、ネットで検索してみるとスマホのアプリで合わせられるのがあると言う。
仕組みがなるほどで、信号は音声信号。これを歪ませて高調波を発生させ3倍の40kHzを生じさせる。
低周波の領域から3倍高調波を作ることで高周波(長波)の領域に踏み込むわけです。
電波を出すにはその音声信号の流れている電線を使い、時計に近づけるだけ。
スマホ本体のスピーカー近くからも電波は出るらしくすぐそばに置いておけば時計が受信を始めて校正されると言う仕組みです。

これならタダ。
やってみない手はありません。

アプリはJJYで検索してみてください。
起動するとスマホから一秒ごと?にノイズの乗ったモスキート音が聞こえてきます。

これを時計に近づけてマニュアル受信を開始。

数分したら…
見事校正されました♪
これは面白いです。

電子工学の逓倍の原理そのものです。歪が生じないとダメ、というところが大事ですね。

電波なのか誘導なのか結合なのか解りませんが、音そのものでは無いことは間違いないでしょう。

お試しください。

コメント (4)
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