何年か前から接触不良を起こして使えなくなっていたKEYジャックを修理してみました。
コントロールパネルのマイク端子のアップダウンキーをある抵抗値でアースに落とすとKeyが打てるので代用してました。
ところがこれが曲者で、電鍵の接点の抵抗値が影響してしまいます。
銀接点の高価なパドルなら殆ど問題ないのですが、ネジの頭や先端を接点にしている自作系のパドルでは短点を打ちたいのに長点に化けたりと、JCGコードを何度送っても途中でおかしくなって、ダメだこりゃ、TUを打って逃げたことも…。
これを防ぐ手はあるんです。トランジスタで電子スイッチを介したりすれば、半端な抵抗値は吹き飛ばしてくれます。
外部エレキーを介してもOK。
コンテストのときはUSBIF4CWを介してつなぐので問題ありません。
ただ、安いパドルをここにつなぐとエラーが増えるんです。
そんなもんですからなかなか気分よく電波が出せなくて。長年の悩みでした。
車検で荷物を降ろしてスッキリしている我車。ハッチバックを開けて靴を脱いで乗り込んで、どっかりあぐらをかいて作業開始。
先ずは接続されているあらゆる線を外します。アンテナ二本、チューナー制御、電源、コントロールパネルへのコード、アース。結構大変。
続いて蓋明け。こまかいネジをたくさん外して蓋を開けます。スピーカーにつながるコードに気をつけながら。このコードは抜いて、蓋は離してしまいます。
KEYジャックは基板直付けになってます。この基板の裏側がこっちを向いています。ジャックをグリグリしてみるとジャックの足の部分の半田が割れて接触不良になっているのがわかりました。基板が割れてなくて良かったです。
このハンダの部分を溶かして少し足して盛れば修理出来るはず。
昔のテレビはこんな作業でよく直ってましたね。
電池式の半田コテ「コテのすけ」でサッと修理。(単3エネループ3本入れてます)
蓋を元に戻して配線をしなおして、今度はパドルをKEYジャックに接続。
動作良好。修理完了。長年の問題が解決しました。簡単でした。
やはりKEYはKEYジャックにつながないとダメですね。って言うか、サッサと修理しないとダメですね。
↓ クリックお願いします
にほんブログ村
アマチュア無線 ブログランキングへ