まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

絵本を配る

2020-10-15 19:31:26 | 図書館のこと
今日も群馬は曇り。
涼しいと寒いの間くらいです。
な なんと わが家はもう炬燵が
スタンバイされております。(笑)

さて 図書館に勤めていた時
月に何回か絵本を読み聞かせする時間が
ありました。
時間は30分。

勤め始めた時は
その時間が正直苦痛でした。

と言うのも 絵本を読み聞かせる時間帯に来てくださるのは
ほぼ 赤ちゃんとお母さんの組み合わせ。

何故なら 平日の午前中であるから。
反応の良い幼稚園児さんたちは
登園中なのです。

しかも 赤ちゃんを抱えたお母さんは
決まった時間にいつも来られるわけではありません。
せっかく来てくださっても 
赤ちゃんが ぐずってしまって集中できない時もあります。

で ありますから
ほぼお母さん相手に(しかも 子育てが大変な)
読み聞かせしている感じになります。

若くて ちょっと警戒態勢の感じのお母さん方に
読み聞かせ?どうすりゃいいのぉ?って感じでした。

でも ある時 思ったのです。
あ そうか。
最低 何冊か読むとしても
合間に話をしてもいいんだ!

そこで 1冊読み終わったら
お母さん達に 感想を聞くようにしました。

「この本はいかがでしたか?」

「絵が素敵ですね」
「面白いです」

「お子さんは 何ヶ月ですか?」
「へええ。春生まれなんですね。」

たまたま1組しかいない時に始めたこの取り組み?が きっかけで
初めてそこで出会ったお母さん方が お友達になった時は
よっしゃ!と思いました。

自分の場合 ずっと働いていたせいもあり
勤務先が本来の地元でもなかったため
ママ友は 1人もいませんでした。

公園に行っても 
楽しそうに遊ぶ子供たちや
井戸端会議をするお母さんたちをしり目に
娘と一緒に日光浴するだけ。

何か月もして 一人友達ができた後は
スルスルっと友達が出来ましたが
それまで孤独だったなあ。

勤務先の図書館は
乳児検診で絵本を配る取り組みもやっていました。

子供が生まれたばかりのお母さんお父さん方に
「そうか。あかちゃんと絵本を一緒に読むのか?」
「そうか。図書館に行ってもいいんだ。」

と気づいていただく よい取り組みだったと思います。

初めての子育て 初めてばかりに追われる日々。
多くの図書館が 絵本の読み聞かせを行っていると思いますので
興味がある方は ぜひ訪れてお尋ねになってみてください。

どの図書館にも 一般のご家庭とは比較にならない量の
たくさんの絵本や児童書があります。

ぜひ ご利用くださいませ。

今日も曇天でしたが いつかの青空!
コメント (4)
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