「大家さんと僕 これから」矢部太郎

今日の群馬は晴れのち曇り。
暑くなりました。
職員室は早めに冷房が入ったけれど
図書室は開放しつつの冷房なので
全然効かないので結局汗だく。TT

さて　矢部太郎の「大家さんと僕」これから　を読みました。

大家さんと僕　これから 矢部太郎 新潮社

ちなみに「大家さんと僕」と僕も読みました。

「大家さんと僕」と僕(番外編本) 矢部 太郎 ほか 新潮社

これで「大家さんと僕」シリーズ完了です。

お笑いの矢部太郎さんが　1軒屋の2階に間借りすることになります。
1階に住む大家さんはご高齢で
お嬢様で　矢部さんの話を聞いてたり聞いていなかったり
唐突に子供の頃や戦争の話になったり。

でも　矢部さんが　少し面倒だなあと思いつつ
優しい気持ちで大家さんとおつき合いし
大家さんのおかげで季節を知り
大家さんのおかげで　
いろいろなものを与えられるお話。

大家さんの戦争のお話は
きっと書いてあるよりずっと長いお話だったろうに
漫画で大事なところを表現するのは
矢部さんならではの適切なチョイス。

矢部さんは　大家さんに
与えた分以上に　いろいろなものをもらったのでしょう。
それは形のあるものだけじゃない。
でも　いつも　損得勘定だけしているような人には
絶対得られないものだったと思う。

この漫画を読むと
人は　与えることで幸せになれるのだなと感じます。
私も人に何かを与えられる人間になりたいな。

そんな　自戒もこめて「大家さんと僕」これから。
おすすめです。

いがぐりおは　いろいろな人に愛らしさをあたえているよね？
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