まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

7月25日 「スピリットベアにふれた島」

2011-07-25 21:17:28 | 読書のすすめ
今日も涼しかったですね。
もう今週は それほど暑くならなそうな感じですね。
暑さも 一休みでしょうか。

さて 記念すべきスクーリング初日。
受けた講義は「資料組織演習Ⅰ」

NDC(日本十進法分類)の分類の仕方を 習います。
講義を受けた成果としては 自分で本に 
NDC番号(図書館の本の背に付いている3けたの番号)を
つけられるようになることだと思います。

実際には9ケタ位になることもあるんですが・・・

しかし 3日間あるうちの一日受けた感触は
例外が 多すぎて 頭がこんがらがる。
やっぱり 脳が劣化しているのかしら?

さて ベン・マイケルセンの「スピリットベアにふれた島」を読みました。
今年の中学生の 課題図書の一つです。

次から次へと湧いてくる怒りのエネルギーを 犯罪や暴力にむけることしかできない
最悪で救いようのない主人公コールが アラスカの自然にふれ
再生していく物語です。
うーーん更生よりこっちの方がしっくりくる。 

コールが再生していく過程が 無理なく丁寧に描かれていて
あらすじに書いちゃうと 
「そんなこと 本当はあるわけないでしょ。」
って 思っちゃうようなことが ごく自然に思えるから不思議です。

どうやって コールを真の再生とするのかという 大切なラストも
「なるほどね」と 納得させられました。


しかし 今の中学生でこれを読み切れる子は 
多くないかもしれません。
読み切れば 面白いけれど
途中でやめてしまったり 斜め読みしたりすると
残念な結果になってしまいます。

我が家の姫君にも一応勧めてみたけれど
読み切れるかなあと思います。

中学生の皆さん 読んでみてください。
大人な皆様も よろしかったら 是非どうぞ。
 

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