今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(上) 原作/矢立肇・富野由悠季 著/隅沢克之 2007年10月1日 角川書店(2回目)

2016-07-14 06:04:42 | ガンダム
1回目のスペルミスをこっそり直したのは内緒だよ。


○ここまでのあらすじ
平和になったはずの世界で暗躍する者達・・・・・・!



(どうして、トロワといると、あの子といるような気になるのかしら・・・・・・)
ガンダムパイロットの秘密、トロワ・バートン篇その1。
キャスリンがトロワの彼女や相方ではなく保護者っぽい理由の巻。


で、今彼らが働くサーカス団は、偶然にも例のX18999コロニーで巡業中。
どこでも大人気なのに、どういう訳か客が異様に少ない。
(なるほどな・・・・・・)
「どうやら、このコロニーには、ほかに熱中するものがあるらしい・・・・・・」
トロワ、怪しい連中を目撃。
そうとわかればすぐ行動するのがトロワ。
サクッとぶちのめして所持品ゲット。法律?知らんナ。

怪しい連中は『バートン財団』なる組織と関わりが・・・・・・バートン?
「あの男、まだ諦めていなかったのか・・・・・・いや、ひょっとするとレイアの娘か・・・・・・」
 トロワの脳裏に、レイアの娘の名前が甦ってきた。
「たしか、マリーメイアとか言ったな・・・・・・」
どうやらトロワ、現在暗躍している連中の黒幕を知っているらしい?


 一年前、いや、正確には二年近く前になる。
 AC195年の初頭、彼はまだ『トロワ・バートン』を名乗っていなかった。
ガンダムパイロットの秘密、トロワ・バートン篇その2。
「架空の名前をでっちあげた」のではなく、「トロワ・バートン」はいました。


「その涙を流さない仮面、いつまでつけているつもり?」
 いつまでだろうか。
 少なくとも、この戦場という名の舞台に立っている以上、この道化の仮面を外すことはないだろうと名無しは思った。
 だとしたら――。
「生きている限り、ずっとだ」
ガンダムパイロットの秘密、トロワ・バートン篇その3。
『名無し』は『旅人』へ。

そして今、トロワは再びE:『道化の仮面』。




「悪い予感が的中した・・・・・・」
 彼は『プリベンター』が掴んだ情報を逸早く察知し、より確実に、この水面下で起きている危険な状態に気づいていた。
その男、コードネームを『ヒイロ・ユイ』と申す・・・・・・キタ――(゚∀゚)――!!


 X18999コロニー。
 彼がそこを訪れるのはこれで二度目である。
 1度目は、彼が八歳の時だった。
ガンダムパイロットの秘密、ヒイロ・ユイ篇その1。


「最後に、いいことを教えてやろう・・・・・・正しい人間の生き方ってやつだ」
 彼は、別離の挨拶として、最後の助言を、一言一言区切るように言った。
「何があっても、感情のままに、行動しろ・・・・・・」
 少年には、それがどういうことなのか、すぐには判らなかった。
アディンと少年は最強のコンビでした。


 トレーズは、それから壮絶な死を遂げるまで一度も負傷しなかった。
 後にも先にもこれが唯一であったが、彼はそれを、汚点ではなく名誉としていた。
少年とトレーズのちょっとした因縁。
互いにこの件は気づいてない、かな?


行き場を失くした少年は――
「おまえ、いい目をしているな・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「どうだ、おまえ、ガンダムに乗らんか?」
『薄汚れた老人』ことドクターJ、たいしたイカレぶり。

そして今、『最新情報』を手に入れたヒイロは、
同じく世界の危機を感じ取ったデュオとともにX18999コロニーへ・・・・・・。



そのX18999コロニーで、トロワは怪しい連中のアジトに潜入中。
・・・・・・もはや軍隊なんですけどー?
 今ここにある現状は、かつてのあの戦争の時代となんら変わりがない。
 彼は一年前の戦争がいったいなんだったのかと思わざるを得なかった。
歴史は繰り返すのか。

そんなトロワの前に、『首謀者』デキム・バートン登場。
「諸君・・・・・・いよいよ、今は亡きトレーズ閣下のために立ち上がる時が来た・・・・・・」
 トロワは、その冒頭の一語を聞いて、ぎくりとなった。
 周囲の人間を覗き見た。
(トレーズのためだと・・・・・・)
ああ、もう絶対ペテン師だわこのジジイ。
死人を都合よく使うなやぶちころすぞ(´・ω・`)


マリーメイア様を旗印に、『栄光の道』を進め戦士たち!(意訳)
「その前に・・・・・・」
 デキムは、整列した兵士たちを睥睨しながら言った。
「不穏分子の処分を考えなくてはならない・・・・・・」
 トロワはハッとした。
(すでに気づかれていたか・・・・・・)
むむっ!
かつてOZにもあっさり潜入してみせたトロワがバレてしまうとは! 
しかも偽名を名乗っておいたのに「トロワ・バートン」とご指名。
完全に、完ッ全にバレている!!


最早逃げられないなら討つまで!
『サーカス仕込み』の業でデキムの銃撃を避け、反撃の銃口を向け・・・・・・
 しかし、それよりも早く、トロワの鼻先にぎらりと光るものを突きつける兵士がいた。
トロワの動きを上回るだと・・・・・・
そんなハイレベルな兵士までいるとは、今回の敵はなかなかの強敵ぞろい

 トロワの口から、思わず、その男の名前が出た。
「・・・・・・五飛」
えっ



プリベンターはお仕事中。
「こちら、ファイヤー・・・・・・ライン確保、通信どうぞ」
 ノインには、「火消しの『火』」――ファイヤー(Fire)というコードネームが与えられている。
まるでごっこじゃの(ぼそ)


プリベンターも情報を集めてはいたものの・・・・・・
(これは手遅れどころの騒ぎではない・・・・・・)
 もう、手に余るような非常事態だ。
『非常事態』故に対応を急いだ結果――


 本来、歴史を考える時に、『もしも』や『だったら』を用いるべきではない。
 だが、あえて使用してみると――。
この『もしも』はノインさんに教えないであげてー。
こういうのはその勢力に「流れ」があるとしか言えないなぁ。
うまくいく時はなんかうまくいくんだよ・・・・・・ずっとは続かないけど。



今日はこの辺で切り上げるのが宇宙の心(2回目)


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