今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

みんな、どうして結婚してゆくのだろう 姫野カオルコ 2000年11月25日 集英社

2016-10-13 06:00:51 | 108円
タイトルそのまんまですが、みんな、どうしてどうやって結婚してゆくのでしょう? ちゃんと考えて見た事ありますか? 老若男女みんながこだわる「結婚」とは一体何なのでしょう。みんな、ほんとにわかってるんでしょうか? 誰もがそういうものだとハナから疑わないことを分析・考察させたら当代随一の著者が本音で迫る、目からウロコのヒメノ式エッセイ集。
裏表紙より。
元の本は1997年11月(大和出版)。
最近そういうまとめばっかり読んでるから目に入った本。
見せてもらおうか、『当代随一の著者』のエッセイ集とやらを!




はじめに――この文庫はいかなるものか

 たとえ数百円でも、買うとなったら中身についての情報が欲しいのは当然のことである。はじめに、この文庫はいかなるものかを記しておこうと思う。
いやはやご丁寧にどうも・・・・・・
不意打ちを食らった気分。この『当代随一』、できる(確信)


(ⅰ)結婚をすすめる、すすめないの、どちらの立場にも偏らないニュートラル・ポジションをキープ。
(ⅱ)夢とか希望とか憧れは他の人にまかせ、ただ実情について考察する。
・・・・・・だそうです。
「結婚」ってなんぞや?




結婚の謎

結婚はなに色


 結婚=永久就職=バラ色とは、だから私は手放しには思えない。しかし、「結婚=すべてがバラ色」と憑かれたある短い一時期に、きっと人は勢いで結婚に踏み切るのだろうが――。
結婚したいなら相手に考える時間を与えるなって事だよ言わせんな





結婚までの遠い道

なんとつつましい「結婚するなら三高」の条件


 男は女と話などしたくないし、できない。男は女と恋などしたくないし、できない。男が女に対して望むものは、ひとえにセックス付きお母さん。
身も蓋もねぇwwwwww
しかし現実・・・・・・それが現実っ・・・・・・!


 つまり、もう現実の男に夢や期待を抱かないでおこうという、あきらめきったつつましい希望こそ、
「結婚するなら三高よねー」
 なのかもしれん。
『三高』の解釈、これ結局「食って寝るATM」じゃないですかやだー





男と女の深い河

「お嫁さんにしたいNo.1」の真実


「美人はぼくだって好きだよ。でもね、美人は三日で飽きるって、ほんとだよ。やさしくて、それでいて芯のしっかりした女性が一番だよ」
 と。そのとたんに、私はそいつを、
「はん!」
 鼻で笑ってやる。
「いつもはかわいく従順でぼくのそばにいてくれるんだけど、ぼくが困ったときには助けてね。めんどうみてね。ぼくってさ、弱いからさ、なぐさめてね。おおよしよし、って頭撫でてね」
 ってことなんじゃないの?
『芯のしっかりした』意見の矛先が、夫様である自分に向くとキレる(断定)


 お嫁さん。このことばには「女」という匂いが希薄なばかりでなく「一個の人間としての存在」すら希薄である。
「嫁」とは「家で働く女」、すなわち家政婦である。

じゃー「妻」は?→「妻」という漢字の意味・成り立ち・読み方・画数・部首を学習(OK辞典)
「身だしなみを整える女」かな。
つまり毎日ゴロゴロしてんのは「嫁」でも「妻」でもないってことだよ言わせんな




結婚の定理

年下夫・年上妻をおススメする理由

 最近、ブームになっているらしい「ぐんと年下の夫」、もしくは「ぐんと年上の妻」について検証してみましょう。ぐんと年齢差があって、女のほうが上というケースですね。
『検証』って言葉には、論理的な雰囲気がありますね


 ここにルミコ(35歳・仮名)がいます。ケンヤ(22歳・仮名)と結婚しました。ケンヤは日本人の平均寿命からすると七十三歳で死にます。六十八歳くらいから糖尿、脳梗塞、肝臓衰弱等々の各種、老人病にかかっていたのちの死亡でしょう。
この前提はwwwwww
まー論理的だけどさwww

ルミコとケンヤを例にした歳の差夫婦考察。
『文庫版特典』もあるよ!





おわりに――文庫版あとがき


「女は結婚したいのだっていう前提はヘンじゃないか?」
                       ヘ(^o^)ヘ いいぜ
                         |∧  
                     /  /
                 (^o^)/ 女は誰でも
                /(  )    結婚したいはずだってんなら
       (^o^) 三  / / >
 \     (\\ 三
 (/o^)  < \ 三 
 ( /
 / く  まずはそのふざけた
       幻想をぶち殺す


『はじめに』のとおり、「結婚すんな」って話じゃないのね。
「どういうことかわかってるんです?」って話。
男女の話をオブラートも何も無い、そうだなぁ、ラッパ飲みの感覚かなぁ?
結果「幻想をぶち殺す」感じ。
つまり結婚秒読みなんて人は読んではいけません。


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