今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ ジ アビス 5 ~惑う焔と甦る死者たち~ 結城聖 2006年12月30日 集英社

2016-10-06 06:02:32 | テイルズ
つての師であるヴァンの人類滅亡の計画を知ったルークは、彼との戦いに挑み、勝利した。それぞれの生活に戻った仲間たち。だがルークは、自分はフォミクリー技術で作られたレプリカに過ぎない、という事実に苛まれ続けていた。そんなある日、阻止したはずだったヴァンの計画が、いまだに進行しているようだ、との報告が入る。ルークは屋敷を発ち、再び仲間たちを集めて旅に出るのだった。
6巻につづく・・・・・・って、おい




 全て終わったのだ。
 世界は、救われた。
決戦の日から、1か月が経ちました。


バチカルの屋敷に戻ったルークは、ノーバディキャントストップぐーたら生活。
 毎日が同じ繰り返しでしかない。ここには、なにもない。
『なにもない』があるんだよ(どやぁ)


そんなルークのところに、気になる情報が入ってきました。
「誰かが・・・・・・回収したってことですか?」
「そうなると思います」
 淡々と、セシルはそれを肯定した。
アブソーブゲートに残されたはずのヴァンの剣が、無くなったらしい。
そして『プラネットストームが急激に活性化』・・・・・・事件の予感?


母・シュザンヌの勧めもあり、ルークは久しぶりに仲間たちと会う事にしました。
まずシェリダンでアルビオールを借りよう!
・・・・・・世界に2台だけの貴重な飛行機を、お出かけするから貸してって相当だよね。
やはり王族か。
「ノエルにはいつも迷惑かけてるよな、俺」
「そんなことありません。私は空を飛ぶのが好きですし、またご一緒できて光栄です」
 ノエルは、それがお世辞でも気休めでもなく、本当にそうなのだとわかる笑顔を浮かべた。
流石のヒロイン力。


アッシュがいるかも、という情報もあったので、
ルークはティアがいるユリアシティへ向かいました。
この1か月、ヴァンのやろうとしたことについて悩んでいたというティアに、
ルークも自身が悩み続けていたことを吐露。
「理屈じゃわかってるんだ! 俺は俺だって! だけど・・・・・・俺って何だ?」
ゼンガー風に言い切っちゃえばよろしい、
我はルーク・フォン・ファブレ!聖なる焔の光なり!


そんな訳で、自分探しの旅のはじまりでーす。
ティアの報告書の提出もあったので、まずアニスとイオンがいるダアトへ。
「教団も、混乱してるみたいだな」
 ルークの言葉に、アニスは頷いた。
「そうだね~。特にダアトは預言を求めてどんどん人が来るから、その人たちの相手してるだけで、毎日終わっちゃうって感じ」
ダアトに預言を聞きに行くって行動は預言無しで取れるのに、
晩飯の献立は預言が無いと決められないの?
オールドラントの民、狂ってますね。


アニスと会い、そして「同類」であるイオンのところへ。
(・・・・・・俺とイオンじゃ、立場が違う・・・・・・)
アッシュがいなければ丸く収まるのにね(外道)


話が終わってダアトを出発しようとしたところに、ガイ様普通に参上。
現在マルクトの貴族となったガイは、マルクトの使者としてここへ来ました。
なんとマルクトの収容所送りになっていた薔薇のディスト様が脱獄し、
その後、モースを護送中の舩を何者かが襲撃、モースは行方不明だと言うのです。

薔薇のディスト様の華麗なる(推定)脱獄にすぐ気付くことが出来たのは、
偶然会ったアッシュから『六神将から目を離すな』って忠告されたからだそうで。
・・・・・・それがなかったら、脱獄の発覚までに何日かかったんだ?
マルクトの収容所、ザル疑惑浮上。


アッシュはルークたちが知らない情報を摑んでいるようなので、
ガイ、アニスもパーティー入りしてアッシュを探すことに。
足取りを追ってセントビナーからシュレーの丘に向かうと、そこには神託の盾の兵が!
つまり兵を指揮する誰かが奥におるぞ!
「――ローレライの鍵を渡してもらいましょうか」
(この声は!)
 ルークはハッとしてティアを振り返った。彼女も気づいた。ありえないことだが、声の主は六神将の一人、《魔弾のリグレット》!
【祝】リグレット、生きてた


そして彼女に銃を向けられていたのは・・・・・・アッシュ!
1対1では「リグレット>アッシュ」が確定か。
つーか、アッシュは特別強い描写無いな。
レアスキルがあるから重要視されてるけど、六神将で最弱かもしれない。

ルークたちが現れたことでリグレットは撤退。
「おそらく、ラルゴとアリエッタも生きてるな」
そーなるよね。


とにかく、現状についてアッシュに話を聞いてみよう!
「ローレライは閉じ込められたんだよ」
非常に、ヒジョーに無能かつ迷惑な存在ローレライ。
TOAにおける「こいつがいなければよかったのに」の筆頭である。


「アッシュ、ローレライはどこに閉じ込められたんだよ!」
 だが、アッシュに苛立たしげに睨まれて、固唾を呑んだ。まるで、鋭く斬りつけられたかのようだった。
「・・・・・・ローレライが言ってただろう? よく思い出してみるんだな。それでなくても俺は、おまえの尻拭いをやらされてるんだ! いいか! これ以上俺に面倒をかけるな! 役立たずのレプリカが!」
決戦の日に聞こえたローレライの言葉。
ルークは完全に聞き取ることができず、意味がよくわからないままなのです。


(アッシュには伝わったことが、俺には伝わらなかった・・・・・・俺、やっぱり、劣化したレプリカなんだな・・・・・・)
受け取った場所が違うから!
アブソーブゲートは電波状況が悪かったんだよ!


いつものようにケンカ別れしたものの、今のところアッシュに詳しい話を聞くしかない。
負傷していたので街に寄るはずと、ルークたちがセントビナーに向かうと、
そこには『マルクト軍が集結して』いました。
指揮を執っていたのは、死霊使いことジェイド・陰険・カーティス大佐。
おっすおっす、何をお騒ぎ?
「我が軍のケセドニア方面部隊が演習中に襲われたのですよ。ただ、この街も復興中ですからね。ここを前線基地にはできない。いま、負傷者を首都に運ばせています」
なんですとー?


部隊を任されていたフリングス将軍も負傷したらしい!
ジェイドを加えた一行はアルビオールでマルクトの首都グランコクマへ!
「事件のあるところに大佐あり、だね」
 アニスがおどけた感じで言ったが、無理をしているのが丸わかりだった。
 ジェイドは、ふー、と息をつきながら首を振った。
「それだと私が事件を起こしているみたいじゃないですか。傷つきますねぇ」
※それほど間違ってない。


フリングスが目撃した襲撃者は、キムラスカ軍・・・・・・?
「彼らは、第五音素を用いた譜業爆弾で、我が軍の側面より自爆攻撃を決行してきました」
「・・・・・・とても正規軍が行う用兵ではないですね」
mjkt。


「預言に詠まれていない未来は、こんなにも不安で・・・・・・自由だったんですね・・・・・・」
敵はキムラスカ軍を装ったニセ軍隊と思われること、
キムラスカとの争いは回避してほしいことをルークたちに伝え・・・・・・


「・・・・・・始祖ユリア・・・・・・預言を失った世界に・・・・・・彼女に、祝、福を・・・・・・」
・・・・・・(´;ω;`)ブワッ


「立ち止まらずに、やれることをやれってか? くそっ・・・・・・」
「そういうことです――行きましょう」
プラネットストームに自爆部隊、生きていた六神将に消えたディスト様、モース・・・・・・
戦いはまだ終わっていなかったのだ!つづく!


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