あれから10年。
2011年3月11年ちょうど起業して1年が過ぎた頃。自転車操業で生活さえままならない、ましてや税金払えるほど所得が無い。
小遣いから少額の義捐金しか出来なかった。悔しいというか無力さを感じたなぁ
社会貢献、会社を経営する者の最低限の社会貢献は納税、そして雇用だ。まずは、しっかり経営して売上利益を出して、所得税もたくさん払い、消費税復興税を納税するのが、会社を運営する者の責務であり、しいては東北への支援だと。
そう思ってきた。
もちろん個人事業の小さい商いなので、しれてるかもしれんけどね。
それ以降は、毎年売上を伸ばし、納税額も増え続けてきた。ちょうど、確定申告の時期なので、東北震災を思い出しながら作業を進める。
2020年は、大幅に納税額が落ちた。コロナ禍の影響なんで仕方ないとはいえ。悔しいさと無力さを、また。
狂言の題目で、名前は忘れたが、
村の代表が、代官様に納税しに行くと言う話がある。
納税に苦しめられるのかとおもいきや、今年も無事に納税できることに喜ぶ、つまり、この1年、大きな災害や事故がなく豊作だったことに喜びと感謝すると言う話だったと思う。
今年の納税は、喜べないなぁ。来年は喜び合うことができるように頑張ろっ。
3.11 初心を思い出す日でもある。