薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

当たり前のことだけど・・・

2018年01月04日 21時46分19秒 | 移動販売考

毎年のことだけど、1月2月はブログ更新頻度と読書頻度がたかくなる。

年頭には誓うだけのいわゆる2か月坊主。

今年も一応誓ったのでブログも書きまくります。

 

年末の忘年会できいたのが、最近では東海地方の移動販売車が300以上もあるらしい

4年前から急激に増えてきた感じ、まぁイベントも盛んになってきたからね

うちらが始めた8年前は、移動販売車は30台くらいだろうか、オーナーさんとは全員が顔見知りで

仲間感が半端なかったという昔話

 

ここで意味もなく東海地方の移動販売車系統をまとめてみた。完全に私的備忘録

☆1990年後半から2010年くらい
【移動販売車第1世代】
 お祭り系移動販売車全盛
 ワンコイン、ワンハンド的な販売方法
 中京テレビ「P.S」「24時間テレビ」で大フィーバー

☆2010年から2013年くらい
【移動販売車第2世代】
 こだわり・おしゃれ系が誕生、お祭り系と共存
 700円台の価格、非効率オペレーションのこだわり系
 このころから、マルシェ朝市などのマーケットが増えてきた
 (bocchenoはこの世代かな)

☆2013年から2015年くらい
【移動販売車第3世代トラック系 】
 お祭り系の1.5tトラック時代が始まる
 価格の低いトラックに簡単内装とタペストリーで低予算で作れた
 イベント全盛期、肉フェスやB級グルメイベントが各地で盛んに。
 効率性合理性を重視、販売単価も急上昇。

【移動販売車第3世代マルシェ系】
 マルシェの最盛期、各地でマルシェ朝市が頻発
 効率が悪いがこだわりの商材を提供。
 商いは小さいが平日も需要があり、人生を楽しむを最優先
 SNSを駆使し常連客をつけることが重要となった

☆2015年から2017年くらい
【移動販売車第4世代トラック系】
 出店すれば売れる時代の終わりの始まり
 トラックでも外装内装にこだわり本来の移動販売車の楽しみに回帰

【移動販売車第4世代まったり系】 
 スモールビジネス的移動販売車、
 こだわりの逸品を丁寧に販売、SNSなどで顧客管理を徹底
 常連客が多数を占める。
 大きなイベントには手を出さず、マルシェも飽和状態の中、
 独自の販売立地を模索しながら平日も確実に売上げ確保、
 ビジネスよりも生き方を重視
 主婦やサイドビジネスのオーナーさんに最適なのか

☆では2018年からは
  東海の移動販売業界にとって大きな試練の年

  お祭り系は、出せば売れる時代は終わり、お客様への訴求力をどう高めるかが
  課題になるのかな

  マルシェ系は、マルシェ飽和でマンネリ化している中で、
  自店とマルシェのコンセプトが合致したところをどう探すかが課題になるのか


どの世代の移動販売車も進化しながらもそのまま成長しているお店が多いので、どれに変わったということではないです。この分類に属さないところも多々あるので、これは勝手な備忘録です。

 

とにかく、きびしい競争時代がやってくるので、当たり前の話なんですが、企業努力して成長し続け、お客様を愛し愛される店が残っていくのだろう。 
ライバルは移動販売車から固定のお店なんだという意識を持たないといけない時代だね。