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「萩生田“身の丈”発言で見えた愛のない教育政策」No.2469

2019-11-02 17:56:51 | 日本事情

大学英語入試を民間教育産業に丸投げ・・・・・・ アベ政権的には当然です。

   ↓↓ だってこれですからね~ ↓

 

教育基本法「全て国民は、等しくその能力に応じた教育を受ける権利を有する。」

萩生田文科相「すべて国民は、身の丈に応じた教育を受ける権利を有する。

       経済状況によって教育を受ける権利が制限されても構わない」

後で説明不足だの言って一応謝ったそうですけど、

「説明不足」じゃなくて「基本的スタンス」でしょう。

普段から国民を上から目線で見ていなければあんな発言は口から出るはずがないのです。

もともと、教育関連民間企業に国の教育行政を委託する道筋は

2003年、小泉政権下の構造改革特区で

塾や株式会社による学校経営が可能になったことに端を発しました。

下の東京新聞の記事を読めば、

2012年、アベ総裁直属の自民党「教育再生実行本部」を立ち上げ、

民間の英語資格試験を大学入試に活用するよう

着々と準備してきたことが分かります。

実は私も、かつてTOEIC800点の実力者(笑)だったんですけど、

あの試験は英語の「技能」のみを審査するもので、

やたらビジネス関係の問題が多く、もちろん文学分野の問題は皆無であり、

学問をするための大学入学試験とは目的も内容も異なります。

私は集中的に3回連続受けて、そのたびにスコアが上がったんですが、

その分お金もたくさんかかりました・・・・・・。

 

今の政権は企業と結託し、

子どもを含めた庶民からお金を吸い取ることしか頭にありません。

これでもか、これでもかと、DVをしてくる人でなし政権であります。

この政権下でいつまで持つでしょうか、私たちは。

政府は「お金と愛」を国民に配分してこそ値打ちがあります。

ぼちぼち、大塩平八郎の乱か、米騒動が起きてしかるべき時期ですよね。

 
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