毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

歌っていいな、(人間もいいな)と思えるから

2024-08-19 23:49:13 | 反戦平和

↓8.16Hey輪ライブの出演者の皆さん(Facebookより拝借)↓

(左から敬称略)びとうゆり・おーまきちまき・KING中村・田中じゅんじ

(同じく)アカリトバリ・川口真由美・岡大介・こむら潤

びとうゆり:尼崎市在住のミュージシャン。こんな輝く人もいるんだ、尼崎って。また店に歌いに来て欲しいな。

おーまきちまき:何十年も前から知っている歌人(うたびと)なので、ただただ懐かしく、可愛く、目を細めて聴きました。ちあきなおみの「喝采」やキャンプソングの「遠き山に日は落ちて」などをさらっと選曲するところが大好きです。

KING中村:息子から「きよひと君」という名前で聞いていました。尼崎のロックグループ〈シェイク・オブ・ロック〉の主宰者。普段は介護職関係の仕事人らしいですが、ブルースハープの演奏の見事さに口あんぐり(いや、実は私も数か月前からハーモニカを自習しているので)。波乱万丈の人生を昨年終えたKINGの「おかん」の歌が沁みました。

田中じゅんじ:以前ロックバンドやっていたけど、今は尼崎市議会議員(みどりの未来)。以前コロナワクチンの副作用被害について市議会で発言した動画を見ましたが、この日はギターで参加。今斎藤知事問題で活躍している丸尾マキ県議と連動しつつ、市民が政治を担うために奮闘中です。

アカリトバリ:福島県出身のアカリ(うた・三味線)と箕面出身のトバリ(ギター)
のユニット。まず福島の海の音(箱に何か入れて動かしていた)で聴衆の心を鎮めてくれ、終始なんかいい人たちでした(ごめん、隣の人と喋るのに気を取られていた)。

川口真由美:「世界でとんでもないことが起きているのに、自分はただ見つめるしかできない。でも、歌っている時は私もそこにいる」と、戦争の渦中、と言うか殺し合いのただ中にいる兵士たちの家族や、皆殺し攻撃の下のパレスチナの人々をオリジナルの歌詞で歌う真由美さん。

チェ・ゲバラ達ボリビア革命戦士たちはいつも歌を友としていたという。沖縄辺野古の座り込みでも、必ず誰かが拡声器を握って歌っていた。「歌で何が変わる?何も変わらんよ」という人もいるけど、そんなわけない。人間の心が変わる、人間の心の奥底を支えてくれるんだ。

岡大介:東京から来てくれた大介さんは高田渡さんのおっかけで、そこから添田唖蝉坊にたどり着いたというシンガーソングライター。今の世の「のんき節」「オッペケペー」をかんから三線で披露し、ドルメン&遊の聴衆を大いに沸かせました。明治の自由民権運動が店内に蘇った感じでした。本『カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する』を出版しています。下は、大介さんの歌が途中で聞ける動画です。

こむら潤:地元尼っ子。祖父母の代からの八百屋さんで、大企業優先、中小の店は自己責任という政策をずっと見てきた彼女は、バリ舞踊のインストラクターから政治家になりました。尼崎市議(日本共産党)を経て今は国会議員になるため奮闘中です。この人はいいな、正義の心がしっかりしている、と思えました。

 

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