7月24日イスラエルのネタニヤフ首相はアメリカ連邦議会で演説し、
ガザの戦闘はイスラエルとアメリカ共通の利益になると強調した。
そのとき議員たちのほとんどが立ち上がり、顔を輝かせて拍手した様子が
忘れられない。
拍手した議員たちは下の写真の有様を称賛したのである。
しかし、ハリス副大統領を含め、民主党議員の約半数は欠席し、
議会の外ではイスラエルとそれを支援するアメリカ政府に抗議して
何千人もの人々が議会を包囲した(ユダヤ教のグループも)。
そこが日本とは違うところだ。草の根民主主義が根付いているっていうか。
動画では警察は暴徒でもないただの抗議者たちの顔めがけて催涙ガスを直撃するなど
とんでもないことをしていた。
デモをする権利はバイデン大統領も認めているのに。
アメリカのみならず、
パレスチナ支援デモ参加者に対して欧米諸国は力づくで大弾圧をしている。
しかし、ジェノサイド攻撃が続く限り、パレスチナ人への連帯行動も収まるはずがない。
欧米のイスラエルへの肩入れがどれほど間違っているか、世界市民は知っている。
このアメリカ訪問後、
ネタニヤフの戦闘部隊はイランにまで出かけていってハマスの最高指導者を暗殺した。
事態はさらに悪化するしかないのか。