昔から間違いの答えなど見ると、つい笑ってしまうのですが、
決してバカにしているのでなく、想像するとおかしくてたまらないのです。
皆さんはそういうことありませんかね。
「間違いを笑うな」という言葉は、「間違った人を馬鹿にするな」だと理解して、
間違い文を見つけるとやっぱり思い切り笑ってしまっています。
今、2年生の作文教科書には語彙を増やすために、
副詞や擬声語・擬態語などがどんどん出てきています。
昨日、次のような短文作りをしました。
青字部分は教科書に書かれてあり、
下線部に適当な語を入れて文を完成させる問題です。
1:今年はずっと仕事が忙しくて、気がついたらあっという間に 。
もちろん、下線部に下のように普通の言葉を書いた学生たちもいるのです。
○年末になりました。
○もう忘年会の時期になってしまいました。
○一年が経ってしまいました。
○時間が経ってしまいました。
しかし、まだ発展途上の2年生のこと、
文の前半を色々考えた挙句、こうなってしまう人たちが確実に存在するのです。
○今年はずっと仕事が忙しくて、
気がついたらあっという間に病気になってしまいました。
気がついたらあっという間に仕事が終わりました。
気がついたらあっという間にちょっと休憩しよう。
気がついたらあっという間に頑張ってください。
思わず、「何でやねーん!」と関西弁がでてしまいます。
2:同級生に嫌味を言われても、とっさに 。
正解例
○「バカと言うのがバカだ」などと言い返さず、冷静になった方がいいです。
○反駁しません。
○反論したほうがいい。
○悪口を返さないでください。
言い返した方がいいのかどうか、意見が分かれるところですが、
私はどちらも良しとしました。
しかし、なかなか良しとは言い難いものもあるのです。
同級生に嫌味を言われても、とっさに仲直りしました。
同級生に嫌味を言われても、とっさに振り返って走っていきます。
同級生に嫌味を言われても、とっさに腹を立てました。
同級生に嫌味を言われても、とっさに喧嘩になりました。
同級生に嫌味を言われても、とっさに気分が悪くなります。
再び、「何でやねーん!」
学生が真面目に書いている姿を想像すると
よけいに笑いがこみ上げてくるんですね~。
しかし、「とっさに仲直りする」神業や、「とっさに喧嘩になる」短気さも
捨てがたいですよね。
半年後、今より上達していることを祈って( ^ω^)・・・。
*今日もまた、研究室からです。今までで最悪のネット断絶状況で、
研究室のwifiを使っても、VPN(有料)に繫がらず。
10月に、「中国政府がさらにインターネットの規制を厳しくする」 と報道されていたのは
これかなと思わざるを得ません。
もう、フェイスブックもツイッターも日本に帰るまで見られないかも……。