にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

服づくりにハマる

2007年07月29日 | 日々のこと
最近、服をつくるのにハマっています。
・・・といっても、脇とゴム通しを縫うだけの、簡単スカート。

夏物は生地が薄いから、手縫いでも縫いやすい。
うちはミシンがないので、かなりありがたいです。(長いスカートが好きなので、けっこう遠い道のりですが

生地やさんで、いろいろな生地を見る時間は、
画材やさんでさまざまな画材を見る時間によく似ていて、
いまだ生まれぬものへの、わくわく感に満ちている。

そういう場を共有すると、その場にいるひとに対して妙に親しみを感じてしまいます。

この間も、ギャル風の、普段ならちょっと苦手なタイプの女の子2人が、
「この生地でポーチとか作ったら、超カワイクない??」
という会話をしていて、「あ、仲良くなれそう」と思ってしまいました。

次は何をつくろうかな。

すいかの宴

2007年07月25日 | 日々のこと
きのうは、研究室のひとたちとまるごとのすいかをお腹いっぱい食べました。
朝7時に何人かで大阪を出発して、加古川の畑へ。

すいかや、かぼちゃや、えだまめや、だいこん、にんじん、さつまいもの葉っぱ。
畑のなかで太陽に照らされてじっとしている野菜たちは、
内側からも外側からも輝いていて、ほんとうに美しかった。

夕方からは、いただいた野菜や、持ち寄られたさんまでバーベキューもしました。

蚊に刺されながら、煙のなかでたっぷりの野菜を食べました。

それにしても、どうしてわたしの日記は食べものの話ばかりなんだろう・・・笑

かもめ食堂

2007年07月25日 | 日々のこと
きのうはお休みだったので、きのう借りてきたDVDを観ました。

フィンランドの食堂で働く、日本人の女の人たちと、そこで出会ったひとびととのお話。

食べること、生きること、言葉、おしゃれをすること、笑い、光、森、すこし塩辛い涙。
いろいろなものを集めて、ことことと煮込んだあったかいスープみたいな映画でした。

観終わったら、梅干とおかかとしゃけのおにぎりと、コーヒーとシナモンロールが食べたくなりました。

翡翠のひと

2007年07月18日 | 日々のこと
さまざまなひとの装いを見るのが好きです。

今日、ホテルに来られた外国の年配の女性が、翡翠色のブラウスに、同じ色の玉とガラスの玉が交互につながった長いネックレスをさらりとつけておられて、それがとても涼しそうで、見とれてしまいました。

自己主張をするためではなく、ただ自分自身が心地よくあるために、生きることの一部として装いをたのしんでおられるように見えて、ほんとうに素敵でした。

劣等感と自意識が強すぎて(たぶん)、長い間お洒落は苦痛だったし、お洒落なひとを見ると攻撃されているように感じてしまって、痛かったから、装うことをこころからたのしめるようになったのは、つい最近のことです。

誰も自分を攻撃しようなどと思ってはいないのだということ。
もしそういうひとがいたとしても、自分が気にしなければそれですむ話なのだということ。

このことに気がついたことは、天動説が地動説にとってかわったくらい、わたしにとっては大事件でした。

とびぬけて洗練されているわけではなくても、最新流行のファッションではなくても、さまざまなひとの装いが発するゆたかなことばが、いまはいとおしいです。


報道について

2007年07月17日 | 日々のこと
テレビをつけると、新潟の地震の報道が流れている。
いつも思うのだけれど、災害時の報道って、あれでいいのだろうか。

何年か前に福岡に帰省しているときに地震に遭ったとき、
テレビで繰り返し繰り返し流される地震直後の映像や、インタビューなどを見ること自体が、耐え難い痛みをともなう経験だったことを思い出す。

地震後、あっという間に「西方沖地震」という名前がつけられ、原因の「説明」がされているのを見ることも、苦痛だった。

同時に、いままで自分がさまざまな出来事に対して、いかに「他人事」だと思って暮らしてきたのかを痛感させられた。

余震の只中にいたり、大切な人の安否を気遣うひとにとっては、報道自体が第二の暴力となることだってあるのではないかと思う。



研究会

2007年07月16日 | 日々のこと
きのうは、とある研究会に参加し、研究会の会場である、見知らぬ方のお宅にお邪魔して美味しいお酒とごはん(おすしとか、はもとか、ほかにもいろいろ)をご馳走になりました。

隣に座った方と、近代日本における宗教意識について(主にキリスト教式結婚式について)、日本語交じりの英語で議論し、最後はそのひとがよっぱらって畳のうえに寝てしまい、議論はうやむやのうちに終息しました。

たくさん食べて、飲んで、笑って、たのしかったです。


あじさいの季節

2007年07月12日 | 日々のこと
雨が降り続いていて、洗濯物が乾かないのは困るのですが、
じつはこの季節は結構好きです。

草や木や花がしっとりと濡れて、喜んでいるように見える。

ホテルで働いていると、お客様にいろいろなことを尋ねられるのですが、そのたびに痛感するのは、京都に来て10年近く経つけれど、いつも何かしら目の前のことで精いっぱいで、あまりいろいろなところに行けていないなあということ。

食べものやさんにせよ、雑貨店にせよ、好きなお店はたくさんあるのですが、名所と呼ばれるところは、人が多いのが嫌で、どちらかといえば敬遠してきました。

でも、せっかく住んでいるのだから、もっともっといろいろなところを見て、自分の実感をこめてお客様に説明できるようになりたいなと思います。

隠れたお気に入りスポットを見つけるのも、たのしそう。

今年は、いろいろ巡ってみようとおもっています。

ささやかな休日

2007年07月09日 | 日々のこと
アルバイトがお休みだったので、一日のんびりしました。

午前中は相方と食料の買出しに出かけ、
午後はこのあいだ借りてきたDVDを観て、ひとり上映会。

おやつに抹茶ミルクプリンをつくって食べました。
手の込んだものもいいけれど、すぐに作れるものは、ささやかな達成感が味わえるので、たのしい。

晩ごはんは、枝豆とオクラとトマトと鶏肉の予定です。

Jazz Cafeにて

2007年07月07日 | 日々のこと
きのうの夜は、ご近所に住む友人と、最近できたJazz Cafeへ。

こじんまりした、カレーライスの美味しいお店で、積もる話をしていたら、
気がつくと3時間半も経っていました。

いつものことだけど、彼女の独特の言葉遣いとユーモアのセンスに、
涙が出るほど笑わせてもらいました。

ありがとう。