にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

Barry Harris's Workshop

2006年08月22日 | 日々のこと
山口県萩市であった、ジャズピアニスト、バリー・ハリスのワークショップに参加してきました。

16日から20日までの5日間でしたが、
とても5日とは思えないくらいに濃密な時間でした。

今回学んだのは、ひとりの人間としてどう生きていくか、どのように他のひとたちとかかわっていくかということだったと思います。

どの先生も、ただ廊下を歩いていて、誰かと話しているだけで、その人を自然に笑顔にしてしまうようなユーモアと優しさにあふれていました。

先生たちの言葉、音、ワークショップで得た友人たち、すべてを大切にしていこうと思います。

絵を描くこと

2006年08月11日 | 日々のこと
さきほど、ふと思いついて2006年1月19日の日記を読み返してみた。

この日記を書くとき、ことばが思いつかなくて、なんとはなしに絵を描いたら、
意外に好評だったので、すっかり気をよくしてしまい、以来ちょこちょこと絵を描くようになったのだ。

このgooブログにはかんたんに絵が描ける「お絵かき機能」がついているので、
それもさいわいだったのだと思う。

絵を描くようになってから、前よりもスムーズにことばが出てくるようになった。
すべてをことばで説明しなくてもいいと思えるからなのか、
絵を描くこととことばを紡ぐことが、じつは似ているからなのかはわからないけれど。

小さいころから、表現することが怖くてたまらなかった。
歌を歌うこと、絵を描くこと、
どれもひとりで部屋の中でしているときは楽しいのに、
先生や友達の評価にさらされると、
とたんにそれらは苦痛でしかなくなっていった。

自分は、歌を歌うことや絵を描くことが苦手だとずっと思っていた。

萎縮していると、その縮こまった気持ちが人に伝わってしまう。
「もっと堂々とすればいいのに」
といわれるたび、余計に萎縮してしまうのだった。


他人の目や言葉は、ときに自分を刺す刃になる。
でも、一方で、自分では気がつかなかったよさや特技を見つけてくれて、新しい世界に目を開かせてくれたりもする。

いまでも、自分が「絵を描くことが得意だ」とは思わない。
でも、たくさんのひとに「絵がうまい」と評価されるより、ひとりであっても「あなたの絵が好きだ」と言ってもらえることがうれしい。


・・・ええと、長くなりましたが、何が言いたかったかというと、
あの日の日記にコメントをくれた方々や、
お会いしたときに「あの絵。いいね。」と言ってくれた方々に、
遅ればせながらお礼が言いたかったのでした。

わたしが思う「わたし」と、まわりのひとが見てくれている「わたし」。
両方大切にしていけたらいいなと思います。

チェコ絵本、ブルーベリー、漫画 その他

2006年08月10日 | 日々のこと
6日(月)
・チェコ絵本展
(JR京都駅「えき」にて)

ヨセフ・パレチェクという挿絵画家の「人魚ひめ」があまりにも綺麗で、涙が出そうになる。チェコにいつか行ってみたい。

7日(火)
・ドライブ
・ブルーベリー狩り
・滝3つ
・桃1個
・よもぎ万十1個
・動かない水車

8日(水)
・ピアノの基礎練習
・安野モヨコの漫画
・魚楠キリコの漫画

***
月曜日に福岡に帰ってきました。
来週は山口県であるワークショップに参加し、
再来週はまた福岡の予定です。

おとといの夕陽と月が印象に残りました。




月とサトイモ

2006年08月04日 | 日々のこと
ちいさいころに食べた「黄金糖」みたいな月がぽっかり。

高校の古典の時間に、「立待ち月」とか「居待ち月」とか、「寝待ち月」という呼び方を教わったけれど、きょうの月は何月かな。


月の光の下で、傘にできそうなくらい大きな葉っぱが風に揺れている。

「あれ、何の葉っぱかな?」

と聞いたら

「サトイモやろ」

と同居人が教えてくれました。

本屋さん

2006年08月02日 | 日々のこと
短期アルバイトの登録で梅田に行った帰りに、
河原町のBALにできたジュンク堂に寄りました。

きょう初めて行ったのですが、なかなか居心地がよい空間でした。
最上階にあるカフェも、お店の方の感じがよくて、
使い込んだ感じの木のテーブルや椅子がほっとさせてくれます。

本屋さんって、お店によって雰囲気が全然違っていて、
たくさん本があるからいいとは限らない。
だから、気に入る店を見つけたときはほんとうに嬉しくなる。

去年丸善がなくなったときは寂しかったけど、
またひとつ好きな本屋さんを見つけることができて嬉しいです。

探していた本はどれも在庫切れでなかったのですが、
こころが満たされたので、満足して帰りました。