にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

ポストカード販売のお知らせ

2013年01月20日 | 日々のこと
最近、おあいしたかたから、
「ポストカードほしいです」と言っていただける機会が何度かありました。

とてもうれしいです。

これから、何枚かいつも持ち歩くようにしようと思いますので、
いつでも声をかけてくださいね。

さてさて、そんなポストカードですが、
今月22日、仙台出身のヴォーカリスト、保原むつみさんのライブで販売の予定があります。
ポストカードの売上金は東日本大震災の義援金にさせていただきます。

1セット目がむつみさんのライブ、2・3セット目がセッションです。
落ち着いた雰囲気のle club jazzさんで、しっとりしたむつみさんの歌声と北脇さんの美しい音色にほっとしにいらしてください。
セッションは、聴くだけでももちろんOKです。



★2013年1月22日(火)19:30~3sets

保原むつみ(vocal)北脇久士(guitar)

ゲスト 衛藤修治(bass)

♪ノーチャージカンパ制(カンパが寄付金になります)ドリンク500円~

le club jazz
京都市中京区御幸町三条上ル三条ありもとビル2F
TEL:075-211-5800(月曜定休)





HPをリニューアルしました♪

2013年01月14日 | 日々のこと
HPをリニューアルしました。
http://niwatoriworks.jimdo.com/

幸運なことに、素敵な写真を撮ってくれる友人がたくさんいて、
いつもライブのあとに写真を見てあれこれ反省会を開いています。

これからもいい写真を撮ってもらえるように、歌も、心も、外見も、磨いていきたいです。


以前に書いた、100個の願い、書こうとしたのですが、
50個以上、どうしても書くことができませんでした。


よ~く考えてみると、

「前に書いた願いのうち、
叶ってしまったものが多いからだ!」ということに気がつきました。

もちろん、かなったからといって夢が減ったわけではなく、
残った50個のなかに、100個分の、もしかしたらそれ以上の夢や願いや目標が、
形をかえて溶け込んでいるのだろうと思います。


以前は、ごちゃごちゃと生い茂っていた森が、
すこしずつ見晴らしがよくなってきたような気がします。

なにかはわからないけれど、目指すべき光の気配をなんとなく感じる、
というイメージ。


どんな道が続いているのか、楽しみにしていようと思います。




Cathy Segal Garicia's workshop vol.7

2013年01月03日 | 2012 Cathy's workshop rep
キャシーさんのワークショップレポートの続きです。


♪~Honeysuckle Rose~♪


――参加者が2コーラス歌う。


(Cathy)
まあ。あなたはかっこいいスタイルをもっているわね!
長いこと歌っているの?

(参加者)はい。

(Cathy)
いいわね。
ひとつ、あなたの発声(voice production)について気になったのですが・・・。
すこし、緊張して、疲れているように聴こえました。
ちなみにわたしも疲れています(笑)
かならずしも、大きな声を出す必要はないのですが、
もうすこし、喉と声をうまく連携させて(connect)、強い声を出せるかしら?

(参加者)
はい。とても緊張していて、すこし疲れてもいます。

(Cathy)
緊張すると、声がうまく出なくなりますよね。
声帯はバルブのようなものです。
緊張した時にうまく声が出ないのは、息の問題というよりは、
声帯の問題であることが多いのです。

(参加者)
はい。緊張するとよく声が出なくなります。

(Cathy)
ためしに、最初の部分を、ゆっくり歌ってもらえるかしら?


――Cathyさんのあとについて、参加者がゆっくり歌う。


(Cathy)
いま、さっきより、喉と声がうまく連携していますね。

(参加者)
はい。

(Cathy)
重要なのは響きなのです。
もし毎日すこしずつでもウォームアップをすれば、
身体が、響いた状態を覚えるのに役立つと思います。

大切なのは、「毎日」というところで、それをすることによって、
身体が覚えてくれるのです。

もっとゆっくり、ひとつひとつの音を意識しながら歌ってもらえますか?

そして、ここ(喉の、声をだすと震えるところ)に手をあてて、
震えているのを感じてみてください。
低い音も、高い音もです。


――参加者がゆっくり一音一音歌う。


(Cathy)
声帯は、ヴァイオリンの弓と弦の関係に似ています。
弦が能率的に動けば気持ちがいいはずですが、もしそうでなく、
痛みを感じたり、ぎこちなく感じる場合は、何かを改善する必要があります。

それでは、次は3回歌ってみて、できればスキャットもしてくださいね。

(参加者)
はい。スキャットの音遣いについてお聞きしたいです。
スキャットをすると、音が日本語の響きになってしまって、英語のように聴こえないのです。

(Cathy)
それは問題ないわ。
アメリカ人のミュージシャンは、日本語のような響きのスキャットを「魅力的だね」というでしょう。
他の言語を話すひとの音遣いは魅力的です。

昔、エラやカーメンやサラはいろんな音を使っていましたね。
「ビー、ブァオ、」などなど。。
最近では、多くの歌手が、もうすこしソフトな音を使う傾向にあります。

ずっと「ウー」や「ブビブビ」と言い続けるのでなければ(笑)、
好きな音を使ってかまわないと思いますよ。
あなた自身の言葉を話すように、スキャットをしてみてください。


――参加者が歌う。


(Cathy)
かっこいいですし、とてもいいスタイルを持っていますね。
楽しくて、幸せな感じがします。
あなたが歌っているところを見るのは楽しいわ。
スキャットの音遣いも、いいと思います。
続けていけば、もっともっとよくなると思いますよ。
アイデアがどんどん浮かんできて、音楽的になると思います。

(参加者)
はい。ありがとうございます。
いつもとても緊張して、なかなか思ったことができないんです。

(Cathy)
もっとすごい緊張をしているひとを見たことがありますよ(笑)
歌うことは楽しいことだということを覚えていてくださいね。

その気持ちを大切にして、前に進むのです(go forward)。
瞬間を楽しんで、全てのものはその一瞬にある(in the moment)ということを覚えていてください。
そして、集中をきらさずに、動き続けること(keep focusing and keep moving).
そうすると、緊張はどこかに消えてしまいます。

(Phillip)
ほんとうにそうです。
僕がキャシーを好きなのは、普段の生活のなかから音楽が出てきているところです。
特別なステージというよりも、普段の生活という感じなんです。
普通の服、普通の雰囲気だから、緊張していなくて、音楽のクオリティがいい。
いっぱい緊張してだめになってしまうと、その演奏の意味がなくなってしまうと思います。

それから、この曲については、ビバップの伝統があります。
3小節目と4小節目で半音上げるんですが、それをどこかでするかな~といつも様子を見ています。
人によって、するひととしないひと、全部するひとと、一部だけするひとがいますが、
もしするなら、歌う人が自分で転調すれば伴奏者はついていきます。

「これをやったら変かなあ?」となにかを思いついたとき、
僕は間違いなくそのアイデアを実行します。
だって遊びたいから(笑)
遊びに集中すると、緊張がなくなります。


(Cathy)
そうね(笑)
お疲れ様でした!



(一同拍手)


(筆者)
ちなみに、この参加者はわたしでした。
自分でずっと課題にしている、発声について、具体的な練習法を教えていただけて勉強になりました。

今年は、もっと声を滑らかに出せるようになること、
ピッチのコントロールをできるようになること、
表現の引き出しを増やすことが目標です。

「楽しみながら」が大切ですね♪



~♪Honeysuckle Rose♪~

lyrics:Andy Razaf
music:Thomas ‘Fats’ Waller








100個の願い

2013年01月01日 | 日々のこと
新年あけましておめでとうございます。
2013年が、みなさんにとって素敵な一年でありますよう。

ある友人が、毎年元旦に100個の願いを書いているそうです。

直感にしたがって、どんどん行動していく彼女
(思い立ってインドネシアに染色を習いに行ったり、
奈良県の明日香村に一年間住み込んだりした経歴の持ち主。)を見習いたくて、
数年前、ノートに100個の願いを書いてみました。

忘れっぽいわたしは、その後すっかり忘れていたのですが、
いま思い出してみると、そのとき書いた100個の願いは、
かなりの割合でいまかなっている気がする。

やりたいことはいろいろあって数え切れないように思えても、
いざ書きだすと50個を過ぎた頃から思いつかなくなってきて、
必然的に夢は具体的にならざるを得ない。

だから、かないやすくなるのかも。

その一年ではかなわなくても、蒔いたたねが数年経って実ることもあるのですね。

今年はひさしぶりに100個の願いを書いてみようかなと思っています。



追記:「たね」といえば、小学校のとき、みんなで一緒に植えた、朝顔、ひまわり、へちま・・・ことごとくわたしのだけワンテンポ成長が遅かったことをいつも思い出します。。。

みんなが本葉のときにひとりだけ双葉だったような。

植物も飼い主(?)に似るんでしょうか??

いまだに謎です。