にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

Happy Valentine Tour 2

2009年02月18日 | 日々のこと
・・・さて、リハーサルです。

マイクの音量や、リバーブ(エコーにような響き)を調整しつつ、うちあわせをすすめていきます。

「じゃあこんな感じでやりましょう。」
「え。いま構成ってどうなってましたっけ?」
「うーん。おぼえてない・・・。」

・・・そんなこんなでリハーサルをしていると、どういうながれかパーカッションのTさんが歌いだしました。
曲は、”It's Only A Paper Moon”。

何年も前からの知り合いなのに、彼がすばらしい歌声の持ち主であることをこのとき初めて知りました。ナット・キング・コールと音域がまったく一緒らしいです。
・・・というわけで、突如、Tさんのヴォーカル曲も演奏曲目に加えることになりました。

前回の月の宴のときといい、どうもわたしにはヴォーカリスト開拓の才能があるようなので、今後もどんどん、楽器を演奏する方にうたっていただこうと思います。

わたしと共演してくださる楽器奏者の方はご覚悟ください。


「・・・え。マジで歌うんですか。」
「はい。マジで歌ってください。」


その横で、「わたしも歌いたい~」ともだえるU嬢。しかし彼女のレパートリーは、おもに昭和のB級歌謡なので、今回は却下となりました。

その後、控え室でお菓子をつまみながら、女子は着替えたり、お化粧をしたりしました。(ちなみに、いつものことですが、わたしの髪とメイクはピアニストU嬢がやってくれました。もはや専属スタイリストの状態であります。U嬢、いつもありがとう。)

Happy Valentine Tour 1

2009年02月16日 | 日々のこと
無事に京都に帰ってきました。

さてさて、ライブの記録です。密度の濃い3日間だったので、すこしずつわけて書こうと思います。

13日は早朝からものすごい暴風雨で、夢うつつのなか、もし京都から新幹線で来る予定のU嬢が、天候のせいで来られなかったらどうしよう、と考えていました。(あとから周囲にその話をしたところ、「飛行機じゃあるまいし、新幹線に風は関係ないでしょ。」とつっこまれたのですが。)

以下、夢うつつの思考内容です↓

「ピアニストがいないから、ピアノなしでアカペラか。
絶対音感のないわたしにはそれはキビシイな。なにしろ14曲もあるし。かといって、クラリネットでライブをするほどレパートリーもないし。どうしよう。

・・・そうだ!もともと、お客様は全員わたしの直接的、間接的な知り合いの方ばかりだから、もしそうなったら、ライブの予定を変更して、近くのお店にみんなでごはんを食べに行くことにしよう。」


というわけで、もしものときには夕食会に変更しようという思いを胸に秘めつつ、会場に向かいました。人間、腹をくくればなんでもできそうな気がするものです。

3時からリハーサルの予定だったので、出演者であるAちゃんと1時に箱崎駅で待ち合わせる予定が、間違って快速に乗ってしまい、箱崎駅を通過するというハプニングもありましたが、なんとか合流。

Aちゃんといっしょに、会場から歩いてすこしのところにある、筥崎公会堂さんにランチを食べに行きました。

お店に入ると、お店の方がにこやかに迎えてくださって、美味しそうなおばんざいがでてきました。映画の「かもめ食堂」や「めがね」に出てくる食べものみたいに、お皿のうえの食べものたちが、つやつやと輝いていました。

ふたりで、「美味しいねえ」「うん。美味しい。」をくりかえしながら、しみじみとしあわせな気持ちをかみしめながら食べました。

その後、会場に戻り、京都から到着したピアニストU嬢を迎えに行き、さあリハーサル、と思いきやU嬢が一階の小山田印房さんで印鑑を注文し始め、二階の会場で音だしをしていたAちゃんも印鑑を見に降りてきて、リハーサルそっちのけでみんなで印鑑を物色していました。

U嬢とわたしが希望通りの印鑑を注文し終えて満足したころ、パーカッション奏者のTさんが遅れて到着。

なんだかよくわからないままにリハーサルが始まりました。

福岡にて

2009年02月12日 | 日々のこと
今週初めから郷里の福岡に帰っています。

ひさしぶりの友人や先生たちとゆっくり話すことができました。

あしたは、いよいよライブです。
先日、会場であるもも庵♪さんににうかがったのですが、見晴らしのよい、とても綺麗な場所でした。

風邪も治ったし、あとは本番に備えて今日はゆっくり寝ようと思います(別に本番前じゃなくてもいつもいっぱい寝ているのですが・・・)

あしたはあいにくの雨になりそうな模様ですが、足を運んでくださる方々、お気をつけてお越しください。お会いできるのをたのしみにしています。

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Happy-Valentine -Tour

2009年2月13日(金)
夜7時から9時ごろまで(途中からでもでも入っていただけます)

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架け橋

2009年02月03日 | 日々のこと
土曜日は、知り合いの方のライブへ。

普段はひとりで弾き語りをされている、ふたりのヴォーカリストのコラボレーション企画でした。

声には、色がある。

似た色は、優しいハーモニーになるし、ぜんぜん違う色は、あたらしい響きを生む。

今回は、ふたりのまったく違う個性があたらしい色をつくりだしていました。

わたしも、前々から抱いていた、いろいろなヴォーカリストのかたがたとのコラボ企画の夢を実現したいなーとあらためておもいました。(たぶんこのブログを読んでくださっているYさん、夏ごろはいかがでしょう?)

そのあと、ヴォーカリストの方のおうちにずうずうしくも泊めていただき、次の日の朝、大阪から電車で帰りました。


・・・そして。

またまた大きな虹に出逢いました。

淀川の端から端までかかる、びっくりするくらい大きな虹。

しかも、枚方から中書島ぐらいまで、ずっとずっと電車の窓から見えていました。

最初はきづいているひとが少なかったけれど、だんだんみんな気がつき始め、最後のほうはみんな窓の外をみながら、「大きいね。すごいね。」と言い合っていました。

今年は、虹をたくさん見られる一年になりそうです。