にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

bookworm?

2009年04月26日 | 日々のこと
本を読みたい熱があがってきています。

小学校のころは、ほんとに本の虫で、毎日図書館で2冊本を借りては、次の日には返してあたらしい本を借りていました。喘息もちだったこともあって、外で遊ぶより、家の中で本を読むほうが好きでした。

中学、高校と年齢を重ねるにつれて、好きな本を読もうとすると「こんなことしてないで勉強しなきゃ」という声が頭のなかに鳴り響くようになり、以前のように没頭して本の世界に遊ぶことができなくなっていました。

強制されるのは嫌いでしたが、自分で計画をたてて勉強するのは好きだったので、べつに後悔はしていないのですが、最近また、いろんな本をたくさん読みたいなあという気持ちにかられています。いまはきっと本をたくさん読んでこころを耕す時期なんだろうなあと思っています。

読みたい本はやまほどあるので、どれから読もうか迷ってしまいます。

次は何を読もうかな。

ぬか床熟成中

2009年04月24日 | 日々のこと
『食堂かたつむり』に触発され、まえまえからつくりたいとおもっていたぬか床を作り始めました。

きょうでちょうど4日目。

「捨て漬」と呼ばれる、くず野菜を一日漬けては取り出し、また漬け直す作業をしています。

始めはぱさぱさしていたぬか床が、だんだんしっとりしてきました。

梅酒づくりや、パンやケーキを焼くのもそうですが、時間をかけてなにかができていくのを待つのって、とてもわくわくして、それでいて静かなあたたかい気持ちに満たされます。

時間と仲良くできる気がするからかな?

あと3日くらいしたら、本漬けにとりかかる予定です。
なにを漬けようかなあ。(しかしそのまえに胃を治さないと・・・

食堂かたつむり

2009年04月23日 | 日々のこと
以前から気になっていた本。

何日か前から、どうしてもいまの自分にはこの本が必要だという気がしていて、アルバイトの帰りに買って帰り、一気に読み終えました。

やっぱり勘はあたっていて、乾いた砂に水がしみこむみたいに、ことばがぐんぐんこころにしみてきました。

一日一組だけ迎える、ひとりひとりのお客さまたちとの対話と交流のなかから生まれる食べものたちが、大好きな映画『かもめ食堂』や、『めがね』のなかの食べものと同じように、やわらかな光の中で、静かな輝きを放っていました。

荻上直子さんが、この物語を映画にしてくれたら素敵だろうなあ。

生きること、食べること、愛すること、愛されること、すべてをコトコト煮込んだあったかいスープみたいな物語でした。

追伸:小川糸さんの素敵なHPみつけました→糸通信


***小川 糸『食堂かたつむり』ポプラ社、2008年***


chocolat?

2009年04月16日 | 日々のこと
フランスからきた女の子と、絵を描いておはなししました。(共通の言語がそれしかなかったので。)

「あさごはんに、ホットチョコレートないの?」
「ないです。コーヒーと紅茶とオレンジジュースだけ。」
「ざんねん。」

通じたかどうかこころもとないけど、なんとなく通じたみたいです。

さりぎわに、

「ねえねえ。ホットチョコレートがないのは、ほんとうにほんとう?」
と念をおしていたのが、かわいくて、おもわず笑ってしまいました。

なんとなくな日々

2009年04月13日 | 日々のこと
ついこのあいだまで、花冷えだったのに、あっというまに桜に新緑が混じりはじめました。桜のピンク色も、新緑の若草色も、大好きな色です。

春は、いろいろなものごとが一気に動き出すからか、わくわくと不安が一緒に押し寄せるからか、周りの環境にこころとからだがついていけなくて、浮き沈みが激しくなる季節でもあります。

以前、漢方の先生に、春は大好きなのだけれど気分が落ち込むことが多くてつらいと相談したとき、自然に浮き上がるまで、あせらずにゆっくりこころと身体を休めればいいんですよ、といっていただいたことがありました。

その言葉を胸に、のんびり過ごそうと思っています。

こころがざわざわしたとき、川上弘美さんの本は、いつ読んでもほっとした気持ちにさせてくれます。

***川上弘美『なんとなくな日々』新潮文庫、2009年(岩波書店、2001年)***

きまぐれ喫茶 にわとり

2009年04月12日 | 日々のこと
かねてからのゆめ。

おうちに親しいともだちをまねいて、臨時喫茶店をひらくこと。

この夏くらいに、開店したいなとおもっています。
できれば1、2ヶ月に一回くらいのペースで、時間がぽっかりあいたときに、一組ずつ、おまねきする予定です。

メニューはなににしようかな~。

みかん記念日

2009年04月09日 | 日々のこと
次のお休みまで待てず、晩ごはんを食べたあと、さっそく練り香水をつくってみました。つくってみたら簡単で、あっというまにできました。

作り方は以下の通り。

①耐熱容器にホホバオイルを10ml入れる。
②みつろうを3グラム①に入れて電子レンジで1分弱、みつろうが溶けるまであたためる。
③②に好みのアロマオイルをたらし、竹串でかきまぜてふたつきの密閉容器に入れる。
④冷えてかたまったらできあがり。


このあいだ出逢ったフランキンセンスに、好きな香りをいくつかまぜたら、自分好みの香りができました。

イメージどおりの香りができて、満足していたところ、宅配で父から荷物が。

でこぽん、甘夏、ネーブル・・・。

はこをあけてみたら、いろんな大きさやかたちのたくさんのみかんたちが顔をのぞかせていました。

おとうさん、ありがとう。



たんぽぽとフランキンセンス

2009年04月07日 | 日々のこと
アスファルトの割れ目から、たんぽぽがしっかり根をはって咲いていました。

ちいさいころ、綿毛をふいて遊んだことを思い出します。

すこし調べてみたところによると、たんぽぽには、「真心の愛」や、「神のお告げ」という花言葉があるそうです。「神のお告げ」というのは、昔ヨーロッパで、たんぽぽの綿毛で恋占いをしたからだとか。

最近、胃の調子をくずしていて、ここ12日ほどお粥生活をしているのですが、ずいぶん身体が楽になりました。無理をして普通の食事をしていたときに、かなり胃腸に負担をかけていたのだなあとしみじみ実感しました。

ちょうど体重もすこし増えていたところだったので、このまま胃が本調子にもどるまでお粥を続けてみようと思っています。

先日、整体に行った時に、夜あまり深く眠れないことを伝えると、スタッフの方にフランキンセンスの香りを教えていただきました。

大好きなローズウッドに似ていて、しみとおるような静かで優しい香りです。

フランキンセンスは、古くから宗教行事に使われた香りだと本には書いてありました。

植物から色や香りをいただいたり、花言葉をつくったり、薬にしたり、植物とひとのくらしは密接に結びついていたのだなと思います。

きのう材料を買ってきたので、次のお休みあたり、練り香水をつくってみようとおもっています。

春の服

2009年04月01日 | 日々のこと
年が明けてからというもの、いろいろと行事が目白押しで、気がつけばあっという間に4月です。

ようやくすこしだけ落ち着いてきたので、そろそろ春の服の構想を練ろうとおもっています。

どんな服をつくろうかな~