にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

区切り

2006年06月30日 | 日々のこと
きょうで一区切り。

あしたからどう過ごすかで、
この決断がよかったのかどうかが決まる。

一日一日を大切に過ごしていこう。



「ぜみな~るの小径」を更新しました。今週からいよいよフィールドワーク編が始まりました。来週は、大阪の服部と岡町にまち歩きリサーチに出かける予定です。

ごはん日記

2006年06月27日 | 日々のこと
ここ2週間ぐらい、ごはん日記を書いています。
書くことは、その日に食べたごはん、おやつ、飲んだものと、体調の変化など。

一日に食べたり、飲んだりしたものと時間帯を見ると、
その日の自分の精神状態もわかるような気がします。

わたしの場合は、疲れてくると
食生活がいい加減になる。
疲れる→適当なものを食べる→余計疲れる
の悪循環です。

時々忘れることもあるので、とびとびの日記ですが、
ノートに書くようになってから、ちゃんとした食事を心がけるようになりました。

玄米ごはんと、お味噌汁。
野菜のおかず。

食べるときは、テレビを消して、
よく噛んで食べる。

それだけでも、ずいぶん精神的に落ち着いてきたような気がしています。

食べるものが体をつくっていくんだなあと実感する今日このごろです。

夕方

2006年06月24日 | 日々のこと
夕方に帰れた日は、
部屋の窓を網戸にして、
電気をつけずに床に寝ころぶ。

レースのカーテン越しに
風がさわさわと入ってくる。

窓から見える葉っぱの影。
遠くに聞こえる電車の音。
どこかのおうちの晩ごはんの匂い。

すこし暑いけど、
しばらくじっとしていると気持ちがしんとしてくる。

昔の人は、
たぶんこうやって、風鈴の音を聴きながら
うちわでぱたぱたと扇いだりしながら
夏を過ごしていたんだろうな。

茶凡屋さん

2006年06月18日 | 日々のこと
ご縁があってお知り合いになった、
宇治にある茶凡屋(Savonya)さん。

こじんまりしたお店には、手作りの可愛らしい石鹸がたくさん並べてあって、見ているだけでたのしくなります。

5日ほど前から、「テテ」という石鹸シャンプーで髪の毛を洗い、
リンゴ酢(ローズマリーなどのハーブを漬けたもの)を薄めて、リンスの代わりに使っているのですが、このところごわごわになっていた髪の毛が柔かくなりました。

顔と体は、「黒茶凡」という石鹸を使っています。

わたしはもともとアトピー体質で、
ストレスや日焼けなど、何かあるとすぐに肌がトラブルを起こしてしまいます。

とくにさいきんは、肌荒れががひどくなり、
なかなか自分に合った石鹸やシャンプーがなくて困っていました。

でも、この石鹸はわたしにとても合っているみたいで、
肌の状態が安定してきました。

何より、自然のお花のいい匂いがするので、
お風呂の時間が毎日たのしみです。

お店に行くと、お店の方がいろいろ親切に教えてくださいます。
通信販売もしておられるようですので、
ご興味のある方は、のぞいてみてくださいね。

大どろぼうホッツェンプロッツ

2006年06月12日 | 日々のこと
小さい頃、大好きだった『大どろぼうホッツェンプロッツ』。

本棚の、好きな本しか並べないところに大切に置いていたはずなのに、
いつのまにか行方がわからなくなっていました。

前に近所のブックオフで見かけたとき、買うかどうか悩んで、
結局買わずに帰ったのだけれど、その後「やっぱり欲しい!」と思って
行ったときには見当たらず、「まあ。誰か別の人が読んでくれるんならそれでいいや」とあきらめていたのでした。

ところが。

今日ブックオフに行ったら、
ちゃんとホッツェンプロッツがいるではないですか。

もしかしたら、前に買った人が読んでからまた売ったのかも。

理由は何にせよ、これはわたしを待っていてくれたとしか思えない!
単なる思い込みに過ぎないのかもしれませんが、人と人との縁があるように、本と人ともやっぱり縁で結びついていると思うのです。出会うべきときに出会うべくして出会うというか。

・・・というわけで、なんだか運命的なものを感じて、
今回はちゃんと買って帰ったのでした。

この分だと、『大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる』と『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる』にも、いつかどこかで、出会えることでしょう。

これから、カスパールとゼッペル、魔法使いのツワッケルマンさん(いかにもこわそうな名前だなあ)、それからカスパールのおばあさんなどといった懐かしいひとびとに会いにいく予定です。


***プロイスラー作/中村浩三訳『大どろぼうホッツェンプロッツ』 偕成社文庫、1975年。Otfried Preussler,"Der Rauber Hotzenplotz" K.Thienemanns Verlag,Stuttgart,1962.***

マンガ漬け

2006年06月10日 | 日々のこと
ゼミの発表も無事に終わり(コーヒーやお菓子を持ち込み、ピクニックみたいでした。たのしかったなあ。)、体調はだいぶ快復してきました。

ここのところ、大好きな川原泉さんのマンガを読み返しています。

以下、読書記録。

・『メイプル戦記』1~3巻
・『銀のロマンティック・・・わはは』

可笑しくて、せつなくて、あたたかいお話の数々。

本棚をちょっとだけ整理し、一番手が届きやすいところに
好きなマンガを並べることにしました。

これで、しばらくマンガ漬けになれそうです。
むふふ。




***川原泉『メイプル戦記』1~3(白泉社、1992・1994・1996)
川原泉『銀のロマンティック・・・わはは』(白泉社、1986)***



☆お知らせ☆「ぜみな~るの小径」をアップしました。

あこがれくじら

2006年06月03日 | 日々のこと
体調を崩してしまい、長く起きていることができないので、
作業の合間に、お昼寝をしたり、ちょこちょこと睡眠をとったりしています。

お布団のなかで、このあいだブックオフで買った
おーなり由子さんの『あこがれくじら』というマンガを読みました。

熱のため、かすかに痛む目の奥と、ぼんやりとした感覚のなかで。


おーなりさんの描く世界は、ふんわりと優しい。

でもただ優しいだけではなくて、
その優しさにはいつも痛みがともなっているように思うのです。

邪推を許していただけるなら、
おーなりさん自身が、さまざまな痛みから目をそらさずに、
静かに向き合ってこられたから、こんな素敵な世界が描けるのかなと思う。

読んでいるあいだ、何度も泣いて、それからこころがすこし軽くなりました。


快復したら、作品集の2をさがしに行くつもりです。


***おーなり由子『あこがれくじら』
(おーなり由子作品集1/集英社文庫、1998年)***

美空ひばり ジャズ&スタンダード

2006年06月02日 | 日々のこと
友人に借りた、美空ひばりさんのジャズスタンダードアルバムを
きのうからずっと聴いています。

聞くところによると、ひばりさん自身は英語は全然話せなかったということですが、英語のところも、日本語のところも、同じように情感がこもっていて、しかもべたべたしていない。

なんと言ったらいいのだろう。

「日本語のように英語を歌う」というのとは違う。
日本語を歌うときにも、外国語で歌っているように聴こえる。

言葉の意味というより、音で心が伝わってくる感じ。
楽器の演奏を聴くときのように。

言葉と歌と、歌う自分自身との間につかずはなれずの距離があるとでも言えばいいのだろうか。

学ぶところ大のアルバムです。