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オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

DACの出力反転

2019-05-17 11:32:34 | アンプ
 RDA-520は特に低音が弾む。以前導入直後の感想でウィスリーのチェンバースのベースのダンピングがRDA-520の方が効いていて少し弾みが出やすいというか弾んでいる響きが強いという気がすると書いたが確かにベースのダンピングは小気味いい。あるデータを取っていてその理由の一端が判ったような気がする。620Aのウーハー密閉化したのでコンプライアンスCms≒0.14[mm/N]と比較的硬いサスになっておりこれに巧くマッチしている。またそれについては別途上げてみます。
 5/3にアップした時に、■4)の最後にDACで出力が反転しているかもしれないとFFTを見て予想しましたので今回はそれについて上げます。
 2020.1.9赤字追記

 ■1)評価しているアンプシステム
 これは以下です。

 赤で示しているRDA-520の出力端子はメインの620Aに繋いでいます。RDA-520からはもう一つ低域用出力が必要ですのでこれは同軸出力で出して緑で囲んだDAC+CX2310経由で70Hz以下をD級アンプから2231Aにに繋いでいます。

 ■2)上記のアンプシステム場合のFFT
 これは以前アップしたように

 全て正相で繋いだ時に~⑨のようにFFTがおかしかったので、D級アンプのみ逆相にしたら⑩のように以前D級アンプ2台を正相に繋いだ時と同様のFFTになったのでDACで反転していると考えました。前提としては、RDA-520のSP出力端子と同軸出力が同相としていますがこれが反転していることは無いでしょう。

 ■3)トーンバースト評価1
 ということで1波のトーンバーストで反転しているかを確認しました。簡易的に評価したかったのでPCオシロで電気的にSP端子電位を測定したためフローティングでオスーオスのステレオジャックを測定用として使用。周波数はチャンデバ70Hzで評価できるように50Hzです。

 ①は■2)の構成図でCX2310を通さずにDACからLP2020A+に繋いだ場合で上の赤線がLP2020A+の+側のSP端子、青線がRDA-520のSP端子です。確かに反転しています。②はLP2020A+とDACの間にチャンデバCX2310を入れた場合で、これも反転していますが、CX2310で1/4波長ディレーしています。
 しかし、RDA-520の青線のパルスがノイズが多くー側のパルスがサチっています。1パルスでは評価できていないのかと思って4波トーンバーストにしたのが、③ですが同じです。連続波にしたのが④ですがこれもー側がピークカットされています。
 
 ■4)トーンバースト評価2
 オスーオスのステレオジャックの+側のどちらかに問題があるのかを切り分ける為にジャックの先端と中間から取っていたオシロ入力を逆転させてみたのが下記。

 今回は赤線(これはPCのマイク入力から繋いでいるイヤホンジャックの先端をRDA-520に繋いだが■3)では先端をLP2020A+に繋いだ)がRDA-520ですが、やはりRDA-520の波形がノイジーでー側が①②③共にサチっています。オスーオスのステレオジャックの+側は2ポジション(先端&中間)共正常というか等価だと判りました。尚、反転しているのは同じです。

 音的にはRDA-520はノイズは全く聴こえませんし音質的にも問題ないのでこの波形は単に測定の問題なのか、実際の波形がこうなっているかは不明です。
 以上の結果からすると、DACかLP2020A+のどちらかで反転している。
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