平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

2023年10月16日 23時59分23秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、午前中はいつものように伏見ミリオン座で映画を観ました。観た映画は、「月」です。
この映画は、現実に起こった事件、2016年(平成28年)7月26日に神奈川県相模原市緑区の
神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で起こった元職員による入所者19人の
大量殺人事件をモチーフにした小説が原作である。なので、厳密にいうと事実に基づいた話では
ないが、テーマとして観なくてはいけない映画のような気がして、観ることにしました。


内容は、夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で
働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして
光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は
自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で
他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、
正義感や使命感を徐々に増幅させていき……。


そうだとうとは思っていましたが、色々考えさせられる映画でした。もはや人間って何だ?人って何だ?
人間らしく、人らしくって何?人間として、人として生きていくってどういう事なんだろうか?と。
そして世の中の臭いものには蓋をして、見て見ぬふりして皆生きている。そうやって、誰かに汚いことを
まかせて、綺麗ごとだけで生きているのではないかという強烈な問いかけが、この映画から感じる。
大量殺人事件を題材にしてあるが、もっと深いモノを感じた。事件の描き方については、実際の事件を
モチーフにはしているが、かなりフィクションな部分もあると思う。施設にしても、実際の施設が、今時
あそこまで劣悪な環境なのかなあと。悪い事例を全部ぶっこんだ仮想な施設かなとスタッフとかも、
もちろん実際とは違うが、さとくんに関しては実際の犯人とダブらせている部分もあるようだが、何せ
心の奥深くまではわからないが・・・。










全般ランキング全般ランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見田村千晴のライブに行って... | トップ | 谷村新司氏、逝く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・ドラマ・アニメ」カテゴリの最新記事