平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ダ・ヴィンチは誰に微笑む

2021年11月27日 23時59分33秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は伏見ミリオン座で、映画を3本観ました。
最初に観たのは、「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」です。
この映画はドキュメンタリー映画なので、観ることにしました。
内容的にもダ・ヴィンチの絵画絡みのようなので、興味津々ですね。


内容は、レオナルド・ダ・ビンチの最後の傑作とされる絵画「サルバトール・ムンディ」が
史上最高額の510億円で落札された2017年の出来事をもとに、アート界の闇を暴いたドキュメンタリー。
ある美術商が名もなき競売会社のカタログから13万円で落札した1枚の絵。彼らはロンドンの
ナショナル・ギャラリーに接触し、その絵は専門家の鑑定を経てダ・ビンチの作品として展示される。
お墨付きを得たこの絵に、投資目的の大財閥や手数料を騙し取ろうとする仲介人、大衆を利用して
絵の価値を釣り上げるマーケティングマンと利用されるハリウッドスター、国際政治での暗躍が噂される
某国の王子など、それぞれ思惑を抱えた人々が世界中から集まってくる。その一方で、
「ダ・ビンチの弟子による作品だ」と断言する権威も出現。そしてついに510億円の出所が明かされるが、
それはルーブル美術館を巻き込んだ新たな謎の始まりだった。今なお謎が深まるばかりのこの絵画に
まつわる疑問をひも解いていくと共に、知られざるアート界のからくりや闇の金銭取引の実態を生々しく
描き出す。


もう凄いね。こういう掘り出し物を求めて美術商たちは、日々、名もなきオークションまで血眼になって
いるんだろうね。自分の目を信じて。この絵画が見つけ出されて、世に出て行く過程がなるほどって感じ。
色んな専門家達の意見や、その時関わった人達の思惑もあるしね。ダ・ヴィンチの作品となってからの
異常なまでの生々しいお金の動きが、なんだか庶民には浮世離れしていてなんだかなあって感じ。絵が
素晴らしいかどうかなんて、おかまいないしだ。そして、510億円って額で落札。しかも落札者が
何者であるかはわからないって・・・。しかし、今度は落札後にまた真偽のほどが怪しくなってくる。
ダ・ヴィンチは関わっているが描いてはいないとかね。その後、またダ・ヴィンチ作だとか、違うとか
同じところが言うのだから、なんだろう圧力なんでしょうかね。あげくに「サルバトール・ムンディ」は、
落札後、一度も姿を現していないという。まあ、絵画をめぐる金と政治の凄まじさがわかる映画。




全般ランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GLIM SPANKY(グリムスパンキ... | トップ | 矢沢永吉のライブに行ってき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・ドラマ・アニメ」カテゴリの最新記事