平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ファーザー

2021年05月31日 23時59分06秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日に観た映画の2本目は、「ファーザー」です。
アカデミー賞で主演のアンソニー・ホプキンスが、主演男優賞をとった作品だ。
おそらく最初は、公開予定はなかったがアカデミーの結果で公開となった感じだ。
以前のスケジュールには、公開予定に入ってなかったからね。
アカデミー終わってから、スケジュールに入ってきたので。
主演男優賞をとったアンソニー・ホプキンスの演技観たさに、観ることを決めました。


内容は、日本を含め世界30カ国以上で上演された舞台「Le Pere 父」を基に、
老いによる喪失と親子の揺れる絆を、記憶と時間が混迷していく父親の視点から描き出す。
ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは認知症により記憶が薄れ始めていたが、
娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。そんな折、アンソニーはアンから、
新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。しかしアンソニーの自宅には、アンと結婚して
10年以上になるという見知らぬ男が現れ、ここは自分とアンの家だと主張。
そしてアンソニーにはもう1人の娘ルーシーがいたはずだが、その姿はない。
現実と幻想の境界が曖昧になっていく中、アンソニーはある真実にたどり着く。


認知症や介護を描く映画が多い中、ここまで認知症側の主観に立って作られている作品は、
そうはないのではないだろうか。コロコロと人物や言うことが変わって大混乱のアンソニー。
そういう設定というのをZIP-FMのローリングアウトという番組での、映画紹介コーナーで
知っていたから、なるほどなるほどとある意味楽しめたが、何も知らずに観たら、観るほうも
どういうことなんだ?ってなると思う。観終わった帰る時に、途中までどういうことなのか
わからなかったと喋っている方もいたくらい。認知症になると全くこのとおりではないと思うが、
これとほぼ同じとなると、そりゃ認知症の人は自分で大混乱していくし、周りは余計に何を
言っているんだってなるようなあとか、今まで以上に考えさせられる。
そして、アンソニー・ホプキンスの演技は、さすがの一言だった。














人気ブログランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« G-SHOCK MTG-B2000PH-2AJRを... | トップ | アメリカン・ユートピア »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・ドラマ・アニメ」カテゴリの最新記事