平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

オッペンハイマー

2024年04月11日 23時59分48秒 | 映画・ドラマ・アニメ
月曜日、地元の映画館のレイトショーで、「オッペンハイマー」を観ました。この映画は事実に基いた
映画なので観ることに。ァー・ノーラン監督が、原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれた
アメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史映画で、第96回アカデミー賞では
同年度最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィ)、
助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門で受賞を果たした話題の映画。
原爆の父を映画いることもあり、当初日本での公開は無いのではとされていたが、公開になりました。


内容は、第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ
米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。しかし、実験で
原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したこと
に衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。


原爆の広島・長崎の原爆描写がないことで、非難も出ているこの作品だが、実際に観てみると、あくまで
オッペンハイマーの人生をおったものなので、彼は原爆の生みの親ではあるが、彼が原爆を投下したわけ
ではないので、直接の描写がないのもいかしかたないのかなあとも感じる。さてオッペンハイマーだが、
原爆の父でもあるので、バリバリの戦争肯定派はアメリカ第一主義みたいな人間かと思いきや、全く逆。
思想は党員ではないものの共産主義。原爆に関わったのも、共産主義であったために逮捕を逃れるため、
仕方なくって感じではないか。原爆完成が近づくと実験で思った以上の破壊力をみせてため、だんだん
原爆に恐れを抱き、より破壊力のある水爆の推進には否定的になっていく。原爆投下後も、やはり思った
以上の被害が出て、投下後も後遺症が多く出たこともあり、彼自身は原爆に否定的になっていく。しかし、
アメリカ国内はいけいけな軍国主義者が幅を利かせている時代なので、彼の態度は不振がられ、共産主義
であったこともあり、原爆等への否定的態度がソ連のスパイ説となってしまった。後にでっちあげだった
ことが発表され、名誉も回復されたが、彼自身は生涯FBIの監視下にあったらしい。なので彼自身は自由な
言動がなかったものと考えていいだろう。原爆の父は、弱気な変わった人間関係が苦手な生きていくのが
不器用な科学者であった。そう彼は、軍に利用されただけのような気がする。なお原爆はアメリカだけでなく、
日本もドイツも、ソ連もフランス等ヨーロッパ各国も開発していた。たまたまアメリカが一番早く実用化に
こぎつけただけである。日本が一番最初に作っていれば、アメリカ都市に原爆を落としていただろう。
どの国も原爆を落とした唯一の国になる可能性はあったということだ。それが戦争なのである。











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