平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

気狂いピエロ

2022年04月30日 23時59分50秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、名古屋で映画を3本観てきました。まずは、朝から伏見ミリオン座で2本。
1本目は、「気狂いピエロ」。昔の映画で、なんとなく名前は知っているが、
観たことはなく内容も知らない。ただ、2Kにして今再び上映するんんだから名作
なんだろうというのと、予告編を観て面白そうで内容にに興味があったので、
観ることにしました。


内容は、ジャン=リュック・ゴダールが1965年に発表し、ヌーベルバーグの金字塔的作品として
語り継がれる代表作。「ピエロ」と呼ばれるフェルディナンは、退屈な結婚生活から抜け出したい
という衝動に駆られ、偶然再会した昔の恋人マリアンヌと一夜を過ごす。翌朝、見知らぬ男の死体を
見つけた2人は逃避行を始めるが、やがてマリアンヌはフェルディナンに嫌気がさし、ギャングと
通じてフェルディナンを裏切る。2016年にデジタルリマスター&寺尾次郎氏による新訳版が公開。
2022年には2Kレストア版で公開。


予告を観て、無軌道なカップルの現実逃避行かと思っていたのだが、そうであるところもあるし、
そうでもないかというところも。ナレーションが文学的というか抽象的で、カップルの其々が、
単語を羅列するという形なのが面白いとうか、特徴的ですね。主人公のフェルディナンが文学好きで
その日記のような感じで描かれている。事実、日記なのか小説のためのメモなのかをよく書いている。
マリアンヌは現時的というか、リアルな生活を充実させたい願望が強いので、日がな本を読んだり、
何か書いてるフェルディナンに嫌気がさすのはしょうがないのかな。かっこいい逃避行劇ではなく、
揉めてるカップルの逃避行であった。いずれにせよ現実離れした逃避行劇であることには違いない。




全般ランキング

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とんび | トップ | ニトラム NITRAM »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・ドラマ・アニメ」カテゴリの最新記事