土曜日、昼からセンチェリーシネマで映画を1本観ました。観たのは、「ブラッド・
スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」です。音楽モノのドキュメンタリー
ということで観ることにしました。ブラッド・スウェット&ティアーズ自体は、
知っていなかったのですが。政治絡みの内容になっているとのことなので、興味津々でありました。
音楽自体も、ホーンセクションがいるらしく、古さを感じないくてカッコイイですしね。
内容は、1967年にアメリカで結成された同バンドは、ホーン入りロックバンドの先駆者として注目を集め、
グラミー賞を受賞したセカンドアルバム「血と汗と涙」でヒットチャートを席巻した。そして70年春、
彼らはアメリカ国務省主催により、東欧諸国を巡る“鉄のカーテンツアー”を敢行。しかしその直後、
二分化した大衆の社会騒乱に巻き込まれて人気絶頂から転落していく。
半世紀以上の時を経て初公開となる鉄のカーテンの向こう側で撮影された映像をはじめ、
半世紀以上の時を経て初公開となる鉄のカーテンの向こう側で撮影された映像をはじめ、
バンドメンバーや関係者から提供された写真と証言、禁じられていたロックに呼応する聴衆の姿も
収めた未発表ライブ映像、ニクソン大統領とキッシンジャー国務長官の間で交わされたアメリカ政府文書、
ルーマニア秘密警察からのファイルなど貴重な資料の数々を通し、ロック史のみならず現代の
世界情勢にもつながる分断の歴史を浮かび上がらせていく。
昔の映像と、その時の詳しい解説を入れつつ、メンバー等に当時を語っていくスタイルで
進んでいくのだが、ルーマニアでの観客の熱狂ぶりがハンパなくてヤバいですね。
当時はチャウチェスの独裁政権のころなので、日ごろ抑圧されている感情が爆発したような感じで
凄い盛り上がりになった感じ。それがバンドのメンバーが思ってもみなかった騒動になってしまう。
そうとうメンバーも精神的に参っただろう。また、そんあツアーを終えてアメリカに戻ってくると、
当時は今よりも分断されていたアメリカで、双方から攻撃を受ける形に。またツアーに行くことになった
理由も明かされ、なんて不運なんだと感じざるえない。このツアーさえなければ、
このバンドはもっと輝かしい功績を残したに違いないだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます