「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会は、終演後もしばらく拍手が鳴りやまない大盛況のうちに幕を閉じた。
私が特に注目したのは、トマス・コニエチュニー(バス・バリトン)で、アルベリヒ、ヴォータン、グンターの三役を見事に演じた。
2017年の「東京春音楽祭」で、「アルベリヒ役はこれが最後」と宣言していたので、意外に思ったのだが、従前のような声の出し方(高音を絞り出すような感じ)はしておらず、その言葉は本当だった。
それにしても、やはり音楽は、人間の「日常生活に必要不可欠なもの」だと思うのである。
私が特に注目したのは、トマス・コニエチュニー(バス・バリトン)で、アルベリヒ、ヴォータン、グンターの三役を見事に演じた。
2017年の「東京春音楽祭」で、「アルベリヒ役はこれが最後」と宣言していたので、意外に思ったのだが、従前のような声の出し方(高音を絞り出すような感じ)はしておらず、その言葉は本当だった。
それにしても、やはり音楽は、人間の「日常生活に必要不可欠なもの」だと思うのである。