Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

「温泉」化現象

2023年05月28日 06時30分00秒 | Weblog
 さて、”フィールド・ワーク”の結果は以下のとおり。
(1)合宿
 「合宿」を謳い文句にしていた3軒は今も営業中。
 だが、民宿A(かつやま民宿の1軒)と民宿B(河口湖町大石地区の1軒)は、ホームぺージを見る限り、テニスコートが見当たらない。
 その代わり、(会社などの)「研修」、「セミナー」などといったフレーズが目に付く。
 対して、「根場民宿自然村」は、施設内容は25年前とほぼ変わりなく、学生団体などの「合宿」向けを売り物にしている。
 やはり、少子化の時代にあっては、よほど強い集客力がない限り「合宿」に特化するのは難しいのかもしれない。
(2)温泉
 25年前、「寛ぎ」をキーワードとする温泉は3軒あった。
 だが、うち2軒(いずれも下部温泉)は休館。
 「深山の趣が漂う寛ぎの宿」を謳っていた「旅館 田中屋」は営業中だが、現在のホームページには「寛ぎ」という言葉が見当たらないようで、イメージが変わったようである。
 
 現地調査で面白かったのは、外国人観光客で溢れかえる河口湖が、「富士河口湖温泉郷」を熱心にPRしていることで、富士急バスにも河口湖多佳美のポスターが貼られている。
 ちなみに、25年前のポケットガイドでは、河口湖の箇所で温泉に触れているのは1か所のみで、しかも「野天風呂天水 」であった。
 それにしても、「富士山」だけでも圧倒的なアドバンテージだというのに、「温泉」まで手にしてしまえば、鬼に金棒といったところだろう。
 周辺の温泉郷は脅威に感じていることだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 合宿と温泉 | トップ | 空を飛び、海を駆ける »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事