昔担当したある刑事事件で、共犯者の弁護人を務めていたベテラン弁護士が、弁護士会から業務停止の懲戒処分を受けた。
処分理由を見ると、依頼者からお金をだまし取ったという記載があるが、当然のことながら、その背景については述べられていない。
だが、私はたまたまその弁護士のプライベートな事情を関係者から聞いていたので、「やっぱりか」と納得してしまった。というのは、その弁護士は、高齢になってから、病身の妻(精神を病んでいる)の強い要請を受けて自宅を建設したが、そのために多額の借金を行い、資金繰りは火の車という噂が出ていた。
処分理由の中には、金員を「生活費として費消した」とあるが、借金返済だろう。
不祥事の背景にはやはり借金があることが多いようだ。
処分理由を見ると、依頼者からお金をだまし取ったという記載があるが、当然のことながら、その背景については述べられていない。
だが、私はたまたまその弁護士のプライベートな事情を関係者から聞いていたので、「やっぱりか」と納得してしまった。というのは、その弁護士は、高齢になってから、病身の妻(精神を病んでいる)の強い要請を受けて自宅を建設したが、そのために多額の借金を行い、資金繰りは火の車という噂が出ていた。
処分理由の中には、金員を「生活費として費消した」とあるが、借金返済だろう。
不祥事の背景にはやはり借金があることが多いようだ。