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王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

「四月になれば彼女は」ネタバレ感想

2024-03-22 19:34:00 | エンタメ
●映画「四月になれば彼女は」鑑賞。いい感じに原作と違っていて、良かった。

「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」という問いかけの答が2つ提示される。という解釈で合っているだろうか。
 主演/佐藤健、長澤まさみ、そして戻らない日々のアイコン森七菜。

 以下、ネタバレありの感想なので注意してください。




●プロモーションでは、ウユニ塩湖やプラハの時計台など海外の美しい風景の映像が多かったから、そんな先入観だったけど、愛が冷めたふたりの部屋の描写とか、ちゃんと日常生活から見せてくれたから入り込みやすかった。

●原作の段階で響きまくった作品なので、きわめて個人的な視線でずっと観た。
 自分の失敗人生に重なるところが多くてつらかった。せつなかった。しかも一番大事な最後だけ重ならないから、余計にせつない。出てくる東京の舞台も私の行動範囲が多く、なおさらだ。
 向き合うべき時に向き合わず、追いかけるべきところで追いかけなかった、ダメな人生だったよ。その結果が今だ。

 そうやって自分を重ねながら観るのが、この映画の正しい見方なんだと思う。そのために1億人の青春の記号・森七菜の登場を待って、この物語が映像化されたんだと思う。という意味のことを原作の川村元気さんもどこかで話していた。
 その最大公約数の初恋の幸福感や、甘酸っぱい記憶、痛み、後悔を全部引き受けて、前向きな力に変えてみせる森七菜の素晴らしさ。

●佐藤健は、10年前の大学生時代と、長澤まさみに出会った3年前と、今と、3つの時代を見事に演じ分けていた。
 長澤まさみも、こじらせ女性の複雑な感情を内面から表現して、俳優としての能力が高い。人の感想を読むと、あのキャラが一番理解できなかったという声をたくさん見かけるが、私の周りにはよくいた女性だ。でも、あの終盤のストーリーは予想していなかった。
 飲み屋のマスター仲野太賀の顔がふっくらしていたのは、佐藤健のコケた頬と対比させた表現(正反対の生き方)なのか、たまたまなのか。

●原作にはない春の父親という登場人物に、もう1エピソード欲しかった気もする。狂言回しの役になっているような。竹野内豊という、佐藤健と似た顔立ちの俳優を春の父親にしたのは意図的なものだろう。

 原作にいた写真部の先輩がいなかったのは、青春の汚れのようなものを排除したかったからなのか。あるいは森七菜のピュアなイメージを尊重したのか。

●旅を終えた後の森七菜の撮影した写真が「見えないものを写した写真」になっているのは、小説にはできない映画ならではの表現だ。

●でも、音楽は全体的にあまり合ってなかったと思う。

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ロッド・スチュワート

2024-03-21 17:00:52 | エンタメ
●スポーツ・ベッティングに詳しく、違法な賭博で仕事をクビになったこともある王様のところへ、以前はよくコメント依頼が来たものだけど、最近はもう来ない。何をやらせても勝っちゃうから、大負けした人の話や、ギャンブル依存症の取材の参考にならないらしい。
 
 というのはジョークです。実際のところ私は、状況がわからないものに推測でコメントすることはしないので、もっと推測でペラペラ、ペラペラとコメントする人のほうがありがたがられるだけです。

●ついでに言うと、スポーツ・ベッティングを「スポーツ賭博」と訳すのはよろしくない。「スポーツ支援型ゲーム」と訳すべきだ。ゲームの参加料は大会やアスリートの賞金に還元される。胴元にもよるけど。

●3/20、ロッド・スチュワートの一夜限りの日本公演@有明アリーナ。
 最高だった。ニューアルバムは聴いてないから、そこからの選曲中心だったらどうしようかと思ったが、のっけから「Infatuation」で始まり、ベスト・オブ・ロッドのセットリスト。場内一体の「フォーエヴァーヤング」の合唱とか、もうネタバレ大丈夫だよね。バグパイプの音色なども混じえなから、弦楽器でスコットランドっぽいアレンジがしてあったのも良かった。

 ブロンドのバックダンサー&コーラスもロッドっぽかったし、往年ほど声が出ない音域は当然あるけれど、歩くだけでカッコいい79歳ってなぜだ、カモンハニー。
 おらも70年代に戻って、ゼブラのジャケットと、スリムのジーンズを買いたくなった。昔話をすると、田舎の高校生だった頃「代ゼミの夏期講習を受けたい」と嘘こいて東京へ出てきて、友達とドキドキしながら新宿のディスコへ行ったら「アイム・セクシー」が流れていたことを思い出した。

 亡くなったクリスティン・マクヴィーやティナ・ターナーの追悼曲などもあり、アンコールの「セイリング」は場内の大合唱。美空ひばりの「川の流れのように」みたいな位置づけの曲だ。こっちが先か(笑)。しんみりしつつ、ロックじいさんのエナジーをもらった。


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ジャンヌ・ダルクとオッペンハイマー

2024-03-05 17:15:08 | エンタメ
●久しぶりに音楽系の記事をたくさん依頼され、忙しい。エンタメ系の仕事は楽しい。そのせいか、馬券がちっとも当たらない。

●22歳で読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞した清原果耶さんの舞台「ジャンヌ・ダルク」が、3月9日からWOWOWで視聴できる。ライヴ観劇では細かい表情の変化まではわからなかったから、楽しみ。

「獅子を見た者が馬だと間違えますか!」。ここのセリフ、好き。



●長澤まさみ、坂口健太郎らのNetflix『パレード』は、気軽に感想を書くのが難しい。
 藤井道人監督が、プロデューサーの故・河村さんに捧げた映画として観れば理解は進むのだろうけど、そんな裏事情を抜きにして、独立した作品として評価したい。1回目は森七菜ちゃんの芝居の強さに目を奪われてしまったので、もう1回ゆっくり見る。
 そりゃ長澤まさみの息子は、奥平大兼くんがやるしかないよね。同じプロデューサーの映画「マザー」からのつながり。

●「映像の世紀/マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪」の回は、オッペンハイマーの伝記としてだけでなく、原子爆弾の史実や基礎知識を学べる良作だった。
 日本も仁科芳雄を主人公にした映画か、朝ドラをつくって欲しい。科学者の苦悩と、日本も原爆開発に熱心だった歴史を、家族ドラマの中で見せて欲しい。

●Netflix『アインシュタインと原爆』。映画『オッペンハイマー』の予習にこちらも。
 第二次大戦前、ナチス政権下のドイツから逃れたユダヤ人のアインシュタインが、普通の人であろうとした日々が描かれる。しかし戦争が始まると、原子爆弾につながる理論の提唱者として否応なく戦争に巻き込まれ、思想を理由にマンハッタン計画からは外されるが、戦後、責任を問われる。

 アインシュタイン「ドイツが原爆の開発に成功しないと知っていたら、パンドラの箱を開ける手伝いはしなかった」

 ルーズベルト大統領に手紙を書いた有名なエピソード、ここでは「手紙に署名した」という表現になっているけど、そうだったんだ。調べて初めて知った。アインシュタインが自分から手紙を出したわけじゃなくて、他の科学者が周到に時間をかけて巻き込んだのか。
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黒人差別映画

2024-03-02 20:44:47 | エンタメ
 アカデミー賞の時期なので、過去の受賞作品で観てなかったものをいくつか鑑賞。「ムーンライト」と「それでも夜は明ける」は、どちらも見ているのがつらい映画だった。

●「ムーンライト」は、いじめられっ子の黒人の男の子の話。同性愛や、母親の薬物依存なども出てくるが、これは救いがある物語なのか、救いがない物語なのか、よくわからない。
 自己を肯定できずに生きてきた人間が抱えていた唯一の光のようなもの、それが報われる話ではあるけれど、その結末が見る者に「良かったね」と思わせにくいというか、共感しにくい形になっていて、それこそがこの映画のキモなのかも知れない。

●「それでも夜は明ける」は、ある日突然、奴隷として苛酷な日々を送ることになった黒人男性の12年間を描いた作品。白人から受けるひどすぎる仕打ちが、正視できないほど酷い。
 黒人奴隷の映画はそれなりに観てきたけれど、どうしても現代に結びつけて見てしまうというか、こんなひどい制度を何百年も続けていたアメリカという国が、現在、覇権を握っていることへの怒りや、やるせなさがこみ上げてきてしまい、おまえらが今、アラブの人たちにやっていることも結局この続きじゃないのかよと、少々飛躍した感想を持つ。自分がアメリカ嫌いなことを再認識する。あいつら、何の反省もしていない。

●日本アカデミー賞の授賞式。一度、生で見てみたいと調べたら、チケットが5万円だったでござる。
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「ウィ・アー・ザ・ワールド」とトットちゃん

2024-02-21 15:37:21 | エンタメ
「下書き」したまま、公開し忘れていたエンタメ系の記事があった。1ヶ月くらい前に書いたやつ。こんなふうに、忘れたことも忘れてしまう出来事が、今後増えていくのだろう。

●1985年「ウィ・アー・ザ・ワールド We are the world」が生まれた日の新作ドキュメンタリー『ポップスが最高に輝いた夜』をNetflixで鑑賞。ライオネル・リッチーを語り部に、あの奇跡の一曲の背景を見せてくれる。見どころが多すぎて、おっさん感涙。
 現在のブルース・スプリングスティーンやヒューイ・ルイスやシンディ・ローパーも登場。当時はなぜH・ルイスがいいポジションを任されたのか謎だったが、プリンスの代役だったのか。

 笑わない男ボブ・ディランがうまく歌えずに苦悩する姿と、その末に見せた微笑。そして、レコーディングが終わっても最後まで残ったダイアナ・ロスの「まだ終わって欲しくない」と涙ぐむ言葉がいい。あのディランの独特な歌い方が、スティーヴィー・ワンダーのアドバイスによるものだったとは!

●ベター・デイズか、ブライター・デイズか、どっちの歌詞がいいか、意見を交わし合う場面が出てくる。マイケル・ジャクソンはベターデイズがいいと言うが、結局、ブライターデイズに落ち着く。
 そうか、これが1992年のマイケルの「ヒール・ザ・ワールド」につながっているんだね。あの曲には、better placeやbetter worldという歌詞が出てくる。と、そんな30年遅れの気付きを今頃。

●NHK「透明なゆりかご」何度観ても心をえぐられる。清原果耶の名作ドラマ。なぜ今、再放送? と思ったら同じスタッフが土曜ドラマ「お別れホスピタル」をやるんだね。年老いた親を持つおじおば世代は、たぶん観たほうがいい。脚本/安達奈緒子。
 でも、あらためて「ゆりかご」を見ると、清原果耶ちゃんの顔がてかてかなのが気になる(笑)。10代女子の吹き出物をメイクで消そうとした結果と思われる。

●映画『窓ぎわのトットちゃん』鑑賞。予備知識なしに見に行ったから「普通の小学校から追い出された黒柳徹子さんが、別の学校でいい先生に出会ってのびのびと個性を発揮する」物語かと思いきや、昭和15年から昭和20年まで日本が変わっていく様を描いた戦争映画でもあった。
 バイオリニストだった黒柳の父が「(たとえ食べ物がもらえるとしても)ぼくのバイオリンで軍歌は弾きたくない」と、お金より誇りを選択するところがカッコ良かった。
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「哀れなるものたち」とローソン株

2024-02-09 18:33:26 | エンタメ
●エマ・ストーンの映画『哀れなるものたち』鑑賞。
 ちゃんとした感想はこっちに書こうかと思ったけど、人の感想を読んだら、すごく深い考察がいくつか記事になっていて、今さら薄い感想を書いてもしょうがない。というか、そこまで深く没入できなかったのと、言われているほど名作なのか、よくわからなかった。

 肉体と脳が交錯しながら、無知な赤子が自由と成長を手にした結果、一度は共産主義へ向かうが、結局、バリバリの権威主義にたどり着くみたいなこと? 
 そんな思想の話ではなくて、女性が肉体の快感と脳の成長を手にして、男たちの上へ熱烈ジャンプしてゆく物語?
 ただのエログロ・マッドSFアート映画として楽しむのがいいのかも。あのちゃん主演で日本版をリメイクして欲しい。

●芦原妃名子さんのこと。小学館に対しても厳しい声が上がる中、「第一コミック局 編集者一同」の名で出された声明文。やっと現場の人たちの生の声が聞こえてきた。
作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ

●原作を勝手に改変するのが良くないとわかっただろうから、幼稚園や小学校のお遊戯会で主役の桃太郎が5人も出てくるような芝居も、もうやめよう。桃太郎はひとりなんだよ。

●ゴールデンカムイ、原作漫画を1話から読み返して完走したが、TVアニメ版は樺太編を見ていないことに気付いた。
 見た。尾形とヴァシリの雪中の狙撃手同士のハイレベルな心理戦は、緊張感ある名作回だね。

●なんだよ、ローソンがKDDIの傘下にって。
 ローソンの株、持っていたのに、最近、気持ち悪い上がり方をしていたから、いったん手仕舞いして利益確定させたほうが良さそうだと思って、売ったところ。こういうカラクリだったのか。
 今年に入ってからの不自然な値動きは、どう見てもインサイダーじゃん。

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芦原妃名子さんのこと

2024-01-31 16:36:56 | エンタメ
 芦原妃名子さんの『セクシー田中さん』ドラマ化にまつわるトラブルと、一連の出来事に対する所感。一部はtwitterに投稿したが、こちらにまとめておきます。悲しい。悔しい。腹立たしい。一周まわって、ただ悲しい。

1/29●以前、漫画に関する連載をしていた時に、そのコラムで絶賛したのが芦原妃名子さんの『砂時計』だった。最終回が載った「Betsucomi」は早起きして書店に買いに行ったほど。訃報が残念でなりません。『砂時計』は母親が自死したことを痛みとして抱える女性が主人公だった。

 世の中に生きづらさを感じる人たちに光を当てて、救いをさしのべる作品を書ける人は、自身も生きづらさを抱えた繊細な人であることがほとんどだ。そんな人が紡ぎ出す作品は作者の分身であり、それを無思慮に改変することは原作者の心と身体を切り刻むようなもの。
 その痛みがわからない人に作品を預けると、こんなにも悲しい結末を迎えてしまう。

1/31●芦原妃名子さんの件。2日たっても、まだ悲しくて、悔しくて、気持ちが収まらない。
 日本テレビの心ない見解が追加されるほど、火に油が注がれている。部外者による個人攻撃が良くないのは当たり前だけど、誹謗中傷をやめろというなら、日テレがもっと真剣に向き合い、誠意のある対応をするのが先だろう。

「攻撃の連鎖をやめよう」という正論は、立場の弱い者を泣き寝入りさせる圧力にもなってしまう負の側面を持つ。ウクライナに「もうロシアに反撃するな」と言うようなもの。DV男に悩む女性に「黙って我慢しろ」と言うようなもの。
 なぜ、わざわざ芦原妃名子さんがドラマ終了から1ヶ月たって、新規にXのアカウントを作ってまで発信しなければならなかったのか、その行動まで否定しかねない。あれは理不尽な攻撃に対する、身を守るための防御だ。

●今回の悲劇は「こっち側の人」と「あっち側の人」のわかりあえなさ、溝の深さも要因になっているように思う。
 テレビ業界には「細かいことは気にせず、みんなで楽しくやろうぜ」というあっち側の人間が多く、「自分の大切にしているものが守られなければ、みんなで楽しくなんかやれない」という、こっち側の人間へのストレスがものすごく大きい。

 キラキラした芸能人との交遊ばかりをインスタにあげて、ドラマの元になる作品を作り出した原作者の名前には触れようともしないテレビ関係者の、リスペクトのなさ、あっち側特有のおごりが一連の出来事の発端になっていることを認めないと、同じ悲劇がまた繰り返される。
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台湾の夜市とゴールデンカムイ

2024-01-20 21:57:51 | エンタメ
●今のうちに行っておかないと、習おじさんのご機嫌次第で、いつ行けなくなるかわからないと思い、台湾へ遊びに行ってきた。
 台北の寧夏夜市などでひたすら食べまくったグルメリポートはこちらに。まだ続く予定。帰国したら体重が2キロ増えていた。

●全然仕事してないように見えて、2月中旬発売の本を脱稿した。
 競馬の入門書のつもりだったのに、これは入門書のレベルじゃないぞ。困った。王様のレベルが高すぎて、初心者向けの本が書けない(笑)。

●『ゴールデンカムイ』の実写映画公開に合わせて、原作漫画が無料公開されているから、また1話から読んでいる。
 この2枚の画像を見て欲しい。アシリパちゃんを演じる山田杏奈の酒飲み写真が、どう見てもこの場面。



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箱根駅伝と芦田愛菜

2024-01-06 23:07:20 | エンタメ
 テレビばっかり見ていたおじぼっちの正月日記。

1/03●連日の悲痛なニュースに気持ちが沈んでいたが、何気なく見た芦田愛菜ちゃんの「博士ちゃん」の知床編(再放送)で、だいぶ元気になった。かわいくて、利発で、素直で、前向きな子の力というのはすごいね。見ているだけで、日常への希望が湧いてくる。
 サンドウィッチマンの愛菜ちゃんいじりがまた絶妙で、知床の流氷に憧れていた芦田愛菜の、子供の部分が開放されたかのような名作ロケだった。このまま、世の中の汚い部分を見ずに大人になって欲しい。

1/02●箱根駅伝は往路の2区と3区だけ見た。もう往路の時点で勝負ありだろう。
 こんな感じで大事なポイントだけ見る競技と、じっくり全部観戦する競技を分けているので、傍から見ると私はおそろしい量のスポーツを見ている人に思われるらしい。

1/03●箱根駅伝。復路も青山学院がぶっちぎりの完全優勝。前評判は駒沢がダントツだったのに、これで原監督の手腕がまた誉め称えられるのだろう。
 メディアは、学生の能力を引き出す原監督のメンタル面の指導や言葉ばかりをクローズアップしたがるけど、名将のすごさは科学的な分析や指導、戦術にあると気付くべきだ。気温や風向きを綿密に予測した上でのタイム設定や、最新シューズの使い分けも含めて。

 私が箱根駅伝をいまひとつ好きになれないのは「情」や「物語」ばかりクローズアップしたがるから。それよりも、先端のアスリート科学の目で見たほうが真相に迫れるのに。特に青山学院大学は。
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「ブラッシュアップライフ」男性版

2023-12-29 12:55:38 | エンタメ
●エンタメ系の2023年間マイ・ベスト。
・日本映画「君は放課後インソムニア」森七菜。
・海外映画「ユリョンと呼ばれたスパイ」パク・ソダム。
・TVドラマ「ブラッシュアップライフ」安藤サクラ。
・舞台「ジャンヌ・ダルク」清原果耶。
・コンサート/薬師丸ひろ子@国際フォーラム。

●「ブラッシュアップライフ」は、人生の大部分が友達とのどうでもいい無駄話でできていて、でも、その無駄話の時間こそがもっともかけがえのない幸せな時間であることを見せてくれたドラマ。たまには同窓会に出て、なっちとみーぽん(みたいな地元の同級生)とカラオケ一緒に行きたくなる。
 でも、何度見ても、加藤の粉雪で笑ってまう。何周しても。

●ブラッシュアップライフの男性版をつくって欲しい。男友達の場合に、たどりつくのは何だろう。老人ホームのおしゃべりではないはず。
 幸せな家庭と平和な老後を犠牲にしてもいいから、高校の野球部員(たとえば二遊間のふたり)が結集して痛恨のエラーをやり直し、県大会で優勝して甲子園へ行くとか、そっちだろう。おだやかな老後のおしゃべりを望む女性版と、若き日に輝き、熱く燃え尽きたい男性版。
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