大阪国際と壇ノ浦特別

●今場所は大相撲が面白い。横綱のいない場所のほうが面白いというのも困ったものだが、競馬でいうと秋の福島が面白いと思うのと同じだろうか。
　相手の攻めを受ける正代の強さと、受けない炎鵬の軽業芸。13日目の貴景勝と高安のケンカ相撲や、今日の朝乃山と貴景勝の一番も良かった。

●明日は大阪国際女子マラソンの大一番。これでほぼ東京五輪の代表が決まる。ペースメーカーの新谷仁美さんが最後まで走って勝っちゃうハプニングに期待。

●日曜の競馬は、小倉10Ｒの壇ノ浦特別が激しく人気が割れ、そそられる。土曜は前残り傾向だったので、外枠の逃げ馬マイネルズイーガーかミヤビパーフェクトが気になる。これを２、９、10、15に絡めて。って、多すぎるよ！　
　マハヴィルの人気がないから、軸はこっちにしよう。オルフェーヴルの甥っ子。近走は不向きのマイル戦。小倉と福島の芝1800、2000なら安定している。

キズナとロードカナロアと孤独のグルメ

　池袋東武の北海道展と、西武の逸品展をはしごしながら、平日の昼間からうまいものを食べ歩きしている、終わったおっさんは私です。とみ田のつけ麺とか、スペイン食堂石井のパエリアとマッシュルーム鉄板焼とか、初めて食べた。後者は孤独のグルメにも出たやつ。

　そして週の後半は、卓球の全日本選手権取材のため大阪へ。なので土日の競馬見解はありません。代わりにツイッターに書いたネタを補足説明。

●キズナ産駒は、母系にゴーンウエストを持つと勝ち上がり率が高い。
　阪神ＪＦ２着のマルターズディオサ（母父グランドスラム）、千両賞１着シャンドフルール（母父ゴーンウエスト）が代表馬。ストームキャットとゴーンウエストがニックスなので、キズナの母父ストームキャットがこの結果をもたらしていると思われる。

　同じように、母父ストームキャットのロードカナロアも、母系にゴーンウエストを持つ産駒の勝ち上がり率が高い。
　アオイツヤヒメ（母母父ゴーンウエスト）、インバウンド（母父グランドスラム）、タガノコルソ（母父スマーティジョーンズ）、グランドピルエット（母母父ザフォニック。というか母ザレマ）など、該当馬はほとんど勝ち上がり。一口でロードカナロア産駒やキズナ産駒に出資する人は参考に。

　Storm cat と Gone west のニックスの補足。母系にゴーンウエストを持つストームキャット系は、ゴスホークケン、ライトオンキュー。母系にストームキャットを持つゴーンウエスト系は、インティ、スパイツタウンなどが代表例。

上白石姉妹とルノワール

●土曜の競馬。中山の迎春Ｓは、高いポテンシャルを秘めながら未完成の馬が多い。軸ならサトノエルドールが無難かと思うが、２着や３着の多い馬だから、１着にもう少し人気のない馬を乗せる感じで買いたい。オセアグレイトとかジャコマルは……乗らないか。
　淀短距離Ｓは超大穴で◎メイショウケイメイ。こんなの来たら1000倍いってまうで。

●上白石萌音、萌歌の姉妹がツイッターのトレンド入りと聞いて、この写真を貼りたくなった。映画「羊と鋼の森」と、ルノワール「ピアノを弾く少女たち」。目の伏せ方や頬の曲線まで同じ。
　この絵、オルセー版とオランジュリー版とメトロポリタン版があるのを初めて知った。横浜美術館でオランジュリー版を展示中。音声ガイドは萌音ちゃん。

金杯でサンライズ

　新年早々の競馬。ぱっとオッズを眺めたところでは中山10Ｒが割れていて、しかも外枠の６歳馬とか、後方一気の差し馬とか、危なっかしい人気馬が多い。これなら◎ブリッツアウェイでいきたい。芦屋川特別は完勝だったし、前走は休み明け馬体増の差し決着でノーカウント。テンの速さだけで武器になる。
　京都金杯は、モズダディーとソーグリッタリングの人気がなさすぎる気がするので、これを３、６と絡めて適当に。