王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

ハッピーベースボールの伝道師

2006-10-30 01:20:22 | 野球
 新庄剛志の映像をながめていたら、そんなキャッチコピーが浮かびました。

 遠い星からやってきたSHINJOというハッピーベースボールの伝道師は、北の大地を照らす太陽となった。そして今、華々しくその役目を終えると、仲間たちの手によって宙に舞い、青空の彼方へ帰っていった。

 それにしても今の日本ハムって、多国籍軍だよねえ。
 監督がアメリカ人、若きエースは父イラン人、ストッパーは母オーストラリア人、4番打者がパナマ人、リードオフマンは父韓国人、そしてプリンスは宇宙人。ついでに、ジョン・レノンはイマジン、カリスマ・ホストは城咲仁。3番打者は原始人…こら。

 津軽海峡を越えたファイターズは、国境を越え、地球儀も超えた。
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イプラトロピウムって深海の生き物みたい

2006-10-21 04:45:46 | 競馬
 競走馬というのは基本的に薬物と切り離せない生き物なので、ディープインパクトの件に取り立てて感想はないけど(勝ち時計を5秒も間違える国の薬物アウトセーフなんて、責任者の一存でどうにでもなる)、JRAの理事長バッシングが起こっていることには笑った。ディープを「汚点」呼ばわりしたらしいね。

 私は中央競馬会の批判や、競馬行政に関する諸々の提言など、そっち方面のいわゆるジャーナリスティックな文章は、ある時期を境にすっぱり書くのをやめた。なぜなら、労力を使うだけ無駄とわかったから。

 だって、たとえばJRAの理事長の前職とか見ると、力が抜けるよ。米価審議会の議長だの、穀物検定協会の会長だの、日ソ漁業交渉で実績を残した人だの、競馬なんて何の関係もないお役人ばっかり。

 そりゃ農林水産省の監督下にあるわけだから、それがしきたりなんだろうけど、この前までお米の値段を決めていた人がいきなり競馬行政のトップになって、「障害競走に力を入れます」とか言い出すわけだ。前の理事長は「障害競走は縮小・廃止の方向で」と言ってたのに。

 この前まで、花咲ガニを密漁しちゃいけませんとかやってた人が、どーんとトップに就任して、何の脈絡もビジョンもなく気まぐれなことやって、5-6年でやめていくわけですよ。
 そんな組織に何を言っても無駄。寿司屋に「もっとうまいトンカツを出せ」と頼むようなもんですよ。まじめなジャーナリストはそれでもあきらめずに頑張るわけだが、私は人生の貴重な時間をそんな徒労に費やしたくない。エルコンドルパサー産駒の京都外回りの成績を調べているほうが、まだ有意義だ。

 ちなみに今の高橋理事長は、農林水産省の事務次官時代、ノーパンしゃぶしゃぶ店の顧客リストに載っていたという、楽しいつっつきどころがあるんだけど、これは競馬マスコミにはあまり知られてないのかな?
「競馬会のトップがノーパンしゃぶしゃぶの常連客だったことは、日本競馬の歴史の汚点であり、誠に残念でなりません」とか、誰か言えばいいのに。
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森本稀哲と和田毅

2006-10-12 14:15:39 | 野球
 あんまり更新の間が空くのもどうかと思うので、野球の小ネタでつなごう。
 パ・リーグのプレーオフ、日本ハム対ソフトバンク戦で盛り上がっていますが、日本ハムの森本稀哲は帝京高校時代に、夏の甲子園で和田毅からバックスクリーンにホームランを打っています。98年のことです。

 すんません、それだけです。「知ってるよ、そのくらい!」という声が聞こえてきそう。
 いや、先日、パに詳しくない人に「あの森本稀哲って選手はおもしろいね」と言われ、この話をしたら「へえー」と喜んでくれたのでここにも書いてみました。

 便利な世の中になったもので、ちょっと調べたら you tube でそのときの動画もすぐに見られました。興味のある人は探してみてください。
 今日、斉藤和巳が日本ハムを抑えれば、第3戦は和田毅が出てきます。ファイターズ・ファンには申し訳ないけど、どうせならその辺までもつれて欲しい。

 ちなみに和田毅はその前年、2年夏の甲子園では押し出しサヨナラ負けをしているんですが、押し出しの四球を与えた打者は秋田商業の石川雅規。「投げる少年兵」こと現在ヤクルトのエースのあの人です。
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柔道とレスリング

2006-10-03 00:39:22 | 競馬
 日本の競馬とヨーロッパの競馬は、柔道とレスリングくらい違う。柔道の王者がレスリングで負けても仕方ないし、レスリングのチャンピオンに柔道をやらせても強くない。

 という文章を書いたのは、もう15年くらい前になるでしょうか。
 ディープインパクトならレスリングでも勝てるかと思ったけど、柔道とレスリングの溝は相変わらず深いようで。

 なーに、落胆することはないさ。
「フランスの馬ばっかり勝つレースが世界最高峰のわけがない」と、イギリスの競馬ファンがバカにしてたのを聞いたことあるぞ。
 ニジンスキーが負けたときに、イギリス人は凱旋門賞を見限ったらしい。と、あやしい情報を流してみる。

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凱旋門賞とアジア

2006-10-01 01:25:36 | 競馬
 各メディアで凱旋門賞の話題が取り上げられるときに、「欧州調教馬しか勝ったことがない」という発言や記述を多々、目にします。

 ふーん、そうなんだ。
 私の記憶が正しければ、ラムタラも、サキーも、マリエンバードも、みんなドバイの調教馬だったと思うけど、ドバイ(UAE)っていつからヨーロッパになったんですか?

 サッカーのW杯でも、日本はUAEとアジア予選を戦ってるじゃん。最近の凱旋門賞はアジアの馬が強いんですよ(←誤解を生む屁理屈)。

 ……という、どうでもいい文章を書いた後で調べたら、ゴドルフィンの調教場は各国にあり、ドバイで調教するのは冬のオフシーズンが中心みたいですね。そうか、じゃあ「ドバイ所属の欧州調教馬」で正しいのかも。すまん。

 こう書けば良かったのか。
 凱旋門賞は「欧州の馬しか勝ったことがない」と言われているけど、最近はドバイの馬が勝ちまくってるぞ。この違いは世界競馬の勢力図を考える上で重要だぞ。

 ますます、どうでもいい感じ。ディープインパクトに集中しなさい。
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