卓球世界選手権まとめ

　毎日ちょこちょこメモしたり、ツイートした分のまとめ。大会の序盤は平野美宇の試合しかメモってない。

521●平野美宇１回戦４－０。
　１ゲームの序盤からロングサーブで相手を脅し、ラリーでも急ぎすぎずに相手を見ながら、冷静にバックとフォアを打ち分けてノータッチで抜く。引き合いでも打ち勝つ。ラリー戦に自信があるからロングサーブが多い。これがシンハリケーン。

522●平野美宇２回戦４－２。
　相手のカウフマン強い、うまい。さすがジュニアで中国を倒した16歳。ドイツの新星。
　最初はロングサーブが効いていたのに２ゲームはもう効かない。３ゲームは美宇ちゃんが長いツッツキを多用して成功。この戦術転換はベンチの指示なのか、本人か。
　美宇ちゃんはストップの質が高くなった。これで相手のミスを誘う。最後は久々のロングサーブで勝利。

524●世界卓球。日本代表の男子はもう張本智和しか残っていないのに、女子は５人全員がまだ残っている。これがいかにすごいことか、男子との比較でわかってしまうとは。
　まもなく早田ひなと長﨑美柚の同士討ちでひとり消えてしまうけど、波乱の多いトーナメントでこのハイレベルの安定感。パリ五輪は誰が出ても団体銀メダル以上は堅い。平野美宇は難敵チョンジヒに４－０で完勝。

524●男子は戸上隼輔くんとワンチューチンの試合のショックが大きい。あんなにも差が大きいのかと現実を突きつけられた。全日本連覇した日本のホープが、何もさせてもらえなかった。

525●木原美悠ちゃん、惜しかった！　チェンモンに２－４。
　でも、最後は詰まりそうで詰まらない差があった。試合最初から全力で行った木原と、序盤は様子を見ながら中盤からエンジンを掛けてきたチェンモンの差だ。中国相手には、前半が互角では勝てない。前半は圧倒してやっと五分だ。

525●平野美宇、中国トップ４のひとりワンイーディに０－４で敗退。
　残念。２度続けて勝たせてもらえないのが中国の強さ。でも、向こうのベンチの馬琳コーチの声の出し方で、本気を出させたのはわかる。伊藤美誠ちゃんは先にベスト８進出。次はチェンモンだ！

525●伊藤美誠に続いて、早田ひなもベスト８進出！　これで８強は中国５人、日本２人、ドイツ１人（帰化中国人）。もう10年くらい前からずっとこのバランス。中国が５人もいたら、メダルを獲るのはオリンピックよりはるかに難しい。
　ダブルスは、みまひな完敗。みまちゃんは調子が良くても悪くても、前に出るのがどうなのか。悪いときはつなぎに徹すればいいのに。テレビ東京は「ダブルスは日本のお家芸！」と煽っているが、ダブルスは中国が２組しかいないからメダルを取れるだけ、と日向坂に教えてあげて。

526●早田ひな４－３王芸迪！！！
4-11/11-3/11-9/6-11/11-9/8-11/21-19
張本智和２－４梁靖崑。
11-13/9-11/14-12/16-14/9-11/9-11

　この２試合に興奮、感動しすぎて夜中に吠えてしまい、次の日の昼まで気絶してた。見なかった人は大損、と言いたいくらい素晴らしいゲーム。ひなちゃんは９回マッチポイントをしのいでファイナルセットは21-19！!
　３週前のパリ選考会も８回マッポしのいで逆転勝ちしたし、鋼のメンタル。ダイヤモンドのメンタル。どれだけの努力と鍛錬の時間がこの１試合をつくりあげたのか。そこに想いを馳せると、吹き上がる感情を押さえきれない。
　ハリーとジンクンも名勝負！　負けたけど、これでまた張本くんは強くなる。

527●準決勝。孫穎莎４－１早田ひな。
　完敗といえば完敗。いくらか前進したといえば前進。
　序盤はどうやって得点していいのかわからないくらいの差を感じたが、中盤以降はこうやれば得点できるという道は見えた。早田ひな自身が話したように「上には上がいる」と、打倒スンインシャのための特化練習をしないと渡り合えないことがわかった。でも、今後はその特化練習のやり方もわかったはず。今後に期待しよう。
　ハードスケジュール、おつかれさま、銅メダルおめでとう！　取材した時、一緒に記念写真を撮っておけば良かった(笑)。

●長﨑美柚ちゃんのこと、書いてないじゃないか。かわいいのは正義だ。
　オリンピックで早田ひなをシングルスのエースとして使うなら、ダブルス用にもうひとりサウスポーが必要になる。その役目ができるのは長崎ちゃんだ。

ちなヤク激おこ

●スワローズの大型連敗でヤクルトファンが荒れている。確かにこれだけ不可解な采配の連続で、９回や10回の２アウトからひっくり返される試合が続けば荒れるのも仕方ないが、もうちょっと落ち着こう。メモをまとめた。

●今季のヤクルトで一番わからないのは、昨季と同じ人が采配を振っているとは思えないこと。たぶん違う人が戦術に絡んでいる。髙津監督じゃないと思う。
　じゃあ昨季と違うのは……衣川コーチが二軍バッテリーコーチに異動したこと。衣川さん不在の影響を知りたい。中村悠平のリードが劇的に変わったのも、衣川さんがバッテリーコーチに入ってからだった。

●野村ヤクルトの黄金時代でさえ３連覇はできなかった。今年は阪神優勝で決まりだから、目先を見ずにもっと余裕を持って。

●長岡の打撃不振はたぶん髙津監督が「フルスイングができている間は替えない」と、フルスイングを強調しすぎたから。

●代打川端が申告敬遠で無駄になるのは、１番に不適切な打者を置くから。

●あと一本が出ないのは、オスナを下位に置く打順がおかしい上に、サンタナをさっさと下げるから。

●村上の打撃不振・守備不振は、たぶんプロテインによる肉体改造のせい。それと、もしかしたら今年はパッション（応援ダンスチーム）の女の子のレベルが上がったから、それが気になっているのかも。

●外野守備のミスが多いのは、レフトやライトを試合中にころころ入れ替えるから。そういえば今季のもうひとつの変化、河田外野守備走塁コーチが加わった。

●継投がことごとく失敗するのは、イニング頭から投げさせるのに向く木澤をイニング途中で出し、イニング途中から投げさせるのに向く田口を頭から投げさせるから。もっと星くんを信頼して！

●木澤がおかしくなったのは、シュート１本でいけばいいのに、「今季は奪三振を増やしたい」と、他の球を投げたがったから。そこからシュートもおかしくなった。
　古田のYou Tubeチャンネルに「シュートバカと呼ばれ、シュート１本で最多勝を獲った男・川崎憲次郎」の動画が上がっているから、木澤くんはそれを見て。


●大西は頑張っている。大西の年俸、上げてやって！

五輪とスポーツ備忘録

●やべえ。パリ五輪のチケット購入権、抽選に当たった！　
　どうしよう。すでに売切れの席も多いようだけど（自分の割り当て時刻にならないと確認できない）、希望の種目をそこそこ買えそうな気配。でも、まだそんな先のことは何も見えないし、宿泊施設の問題もある。どうしよう。
●と、心を惑わされた結果。
　パリ五輪のチケット購入権が当たって、やっと順番が回ってきたのに、もう残りチケットが少ない。40万円の開会式とか、サッカーとバスケットボールのよくわかんない予選リーグとか、女子ラグビー、カヌーなどしかない。残念。これはパスだ。全日程を調べて、買いたいチケットをリストアップしたのに時間の無駄だった。

512●Ｊリーグ30周年記念スペシャルマッチで国立競技場へ。半分は花火とドローンが目当て。
　ＦＣ東京のホームの真ん中の席で、まわりは全員大声で歌ってるし、旗を振ってるし、試合中もずっと立ってるからこっちも立たないと見られないし（そういう前提の席）、すげえ熱気。選手もろくに知らない状態で試合を見ても入り込めないとはいえ、あのホーム席の興奮と、特殊な空間は体験した価値があった。花火とドローンは期待ほどじゃなかったけど、行って良かった。

●ＦＣ東京の応援歌で、藤山一郎＆古賀政男先生の「東京ラプソディ」のポップス・アレンジが流れてきて、若者たちが声を揃えて「♪楽し都～（中略）♪花の東京～！！」と歌っていたことに感激した。「ルパン東京」はよくわかんなかった。

514●ラグビーのリーグワン準決勝。サントリーとクボタの試合、おもしろすぎる！　微妙な判定多すぎてＴＭＯの中断長いけど、そのマがかえって野球みたいな考える時間をはさんでくれて、おっさん向きだ。最後の判定はトライにして、ゴールキックで決まる選択のほうが盛り上がったのに。

515●池江璃花子さんがショーストロムと並んで泳いだ競泳の欧州グランプリが各局でニュースになっている。そっかー。ニュースになるのか、こんな地味な大会が。
　なんにせよ、国際大会での表彰台は喜ばしいことだ。

ヤクルトvs巨人

5/16●ヤクルトvs巨人のデタラメな試合を見ていたら、今季のここまでのメモを放出したくなった。

●今年のセ・リーグ、外野守備がどこもザル。
　これは近年の「結局、野球ってホームランをたくさん打ったほうが勝つから、みんなでホームランを狙う打ち方しようぜ、そういう一発型の大砲や外国人を集めようぜ」という風潮の結果と思われる。そしてそのしわ寄せとして、国産選手のサードの守備もひどいことになっている。ヤクルトと中日のことだけど。

●5月3日ヤクルトvs巨人。ゲッツーと、送りバント失敗の応酬。押し出し、走塁ミス、集中力のない守備。凡ミスの応酬のような試合。一方にミスが続くと、もう一方も集中力が切れてしまうという時々ある残念なゲーム。
　大量リードを守れなかった高梨に喝を入れる意見も多いが、高梨を責めるのは気の毒だろう。相手が守備や走塁のミスを繰り返し、自軍の攻撃がだらだら長いと、投手は集中力を保つのが難しい。アナウンサーが「野球で最も面白いと言われる８－７！」と喜んでたけど、こんな草野球をいい試合呼ばわりしてどうする。

●５年くらい前のヤクルトは「自分からガソリンかぶって抱きつきに来るチーム」と呼ばれていたが、今は巨人がそれだね。外国人がザルな守備を繰り返した上にホームラン打つから、相手も巻き込まれて雑な野球になってしまい、乱打戦になる。洗剤をおまけに持ってきて油断させ、購読契約を迫る読売新聞みたいな抱き込み感。

●１年に１回も神宮球場に来ない人たちが「神宮球場を守れ」と騒いでいるのは、タマキンをぶつけたこともない女性が男の悲しみを語るようなものではないだろうか。
　樹木の伐採どうこうを別にして「今の神宮球場はそろそろ補修なり、建て替えなり、したほうがいい」と思っている野球ファンは少なくないと思う。座席の間隔も狭すぎる。国立競技場へ行って再確認した。

●女性の外見について語ることが憚られるご時世ではあるけど、今季のパッション（スワローズの応援チア）のメンバーは、ルックスとダンスのレベルが上がっている。それだけヤクルトが人気球団になり、応募者が増えたからだろうと推測する。

北海道展とカレー列島

　半分くらいはツイートした内容だけど、東武の北海道展と西武のカレーイベントのまとめ。

●またまた東武の北海道展へ。以前「肉は弁当で食わなくてもいい」と書いたら「この弁当を食べてから言ってくれ」と熱烈に薦められた、札幌豊平館厨房の昆布熟成ヒレステーキ＋大粒ホタテ弁当。確かに肉が柔らかくてうまいぞ。


　あとは「蔵」のボタン海老とカニとアワビの海鮮弁当に、奥芝商店のエビキーマカレーパン、富良野牧場のアスパラベーコン、井桁屋の羅臼昆布スープの素など、はじめましてをいろいろ。
　海鮮弁当はついついアワビにつられてしまうのと、スイーツはパンケーキに十勝の生乳クリームとフルーツたっぷり混ぜて缶に詰めた、映えそうなスイーツ缶がおいしかった。



●追記。買い込んだ中でヒットだったのは、井桁屋の羅臼昆布スープの素。
　お湯で10倍に薄めるだけでおいしいスープができるし、これ入れて煮物を作ってみたら、超うまかった。やっぱ、煮物は出汁で決まるねえ。って煮物なんか１年に１度くらいしか作らないけど(笑)。大手の通販サイトでも売っている有名商品だと知った。


●西武池袋のカレーフェア「にっぽんカレー列島」、最終日に滑り込み。愛知バーカナタの「ポークビンダルー＆ダルキーマのあいがけ」と、郡山ハバカーるの「焼きチーズキーマカレー」をいただき。
　バーカナタのカレーはスパイスが利いてて、カレー通に受けそうな味。

　が、さらにうまかったのはハバカーるのカレー。キーマっぽさはあんまりなくて、しゃきしゃきしたほうれん草がたっぷり入った「焼きチーズほうれん草カレー」という感じ。これ、女子高生にも受けそうだから、大久保あたりに出店したら人気が出ると思う。


●舌がヒリヒリしたので、隣の東武へ移動して北海道展のソフトクリームを食べようと思ったら、お目当ての店が売り切れ。代わりにいつも行列で買えなかった札幌イルマットーネ・アルルのパンが買えた！　有名なこぼれとうきびパン。食べてると本当に、とうきびがこぼれる(笑)。
　コーンは普通だったけど、パンがしっかりと食べごたえがあって、見た目よりお腹にたまるちゃんとしたパン。これが人気の秘密か。りんごと紅茶のミルクパンもおいしかった。


●ついでにまた海鮮弁当を買ってしまう。今度はホタルイカにひかれた。谷ふじだったかな。

パリ五輪の足音

5/04●キリンを特集したＮＨＫ「アニマルドック」が面白かったので、毎週やって欲しい。
　と思ったら、キリンの回は昨年９月から番組作りが始まり、やっと放送にこぎつけた労作と知った。このレベルの動物番組をつくるには半年かかるのか。

●松本潤や木村拓哉の騎馬武者行列とか、すごい人混みと騒音の中でも平然としている馬を見ると「よっぽどおとなしい馬が選ばれているんだろうな。たぶんステイゴールドの血は入ってない」と思ってしまう。

5/05●ダイヤモンドリーグ初戦のドーハ。女子100ｍでシャケリ・リチャードソンが10秒76で快勝！　
　見た目も中身も生まれ変わり、シェリカ・ジャクソンやアッシャースミスを負かした。他のレースと見比べると、このタイムはかなりレベル高い。

5/06●卓球のパリ五輪選考会、早田ひなvs横井咲良がとんでもない試合だった。フルゲームの17-15。最終ゲームはずっと横井がリードする展開で、ひなちゃんはマッチポイントを何回しのいだんだろう。７回くらい？
　伊藤美誠も負けてしまったし、選考会上位の選手が全部消えるかと思った。会場がすごく暑そうだった。みまちゃんのいないパリ五輪になったら、どうするんだろう。