王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

ルスツ特別とポスト安倍

2020-08-29 10:59:35 | 競馬
●土曜の競馬。今日は少頭数レースが札幌の9Rくらいしかない。
 そのルスツ特別は似たようなタイプの、良血の勝ち切れないステイヤーがずらり並んでいる。買いたいのは3、9、10。あまり買いたくないのは1、6。
 ラヴィアンレーヴは函館でちょい負けのディープインパクト産駒の差し馬を札幌で買うという押し引き。でもアテにならないから、ダノンセレスタのほうがいいのか。リアンが来たら、ごめんちゃい。

●今週の週刊現代、「ひとりで生きる準備」という特集目当てで読んだら、ポスト安倍の生臭い人間関係がいろいろ書いてあって面白かった。
 いまだに二階さんや古賀さんがうごめいている背景がテレビのニュースだと出てこないけど、この種の話は週刊誌ジャーナリズムが飛ばしている。

●毎年、山梨の農園から取り寄せている珍しい品種のぶどうがあるんだけど、今年は早めに注文しすぎたせいか、若干、若いぶどうが届いた。
 本来ならもっと熟成された味の「これ、アルコール入ってるんじゃないの!?」と思いたくなるようなワインぽい果汁なのに、今年は普通のぶどうジュースの果汁だった。暑くなるのが遅かったせいもあるのだろうか。
 あまり、のんびり注文すると品切れになる恐れもあるし、注文のタイミングが難しい。品種の名前は内緒。

●注文と言えば、森七菜ちゃんの写真集と、上白石萌音ちゃんのニューアルバムがほぼ同時に届いた。買ったのかよ! 

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ライアン小川の縦の変化

2020-08-22 05:03:30 | 野球
●土曜の競馬。札幌の富良野特別が手頃な頭数。人気の1はこの臨戦過程がいまひとつ信頼する気になれない。
 それならモーソンピークがいいんじゃないか。プリモシーンの全弟。前走は道悪の差し競馬だからアテにしていいか微妙ながら、この血統で良馬場替わりが悪いとは思えない。ディープインパクト産駒は前走1着を買ったほうがいい。

●小倉メインの佐世保Sも手頃な少頭数。ここは◎ジュランビル、▲コンパウンダーあたり。ほかはムラな馬が並ぶ中、休み明けか叩き2戦目のどっちかで走るワールドフォーラブとか、内枠の穴が多いコウエイダリアとか、人気薄が混ざれば面白い。

●先週、遠慮してアップしなかった野球の話題を。
 小川泰弘のノーヒットノーランは、素直に喜んでおけばいいんだろうけど、どうしても昨季との捕手の違いに言及したくなる。しかし、今季のライアンの好調を、捕手のリードに触れながら語るのはヤクルトファンに疎まれる行為でもある。
 具体的には、2ストライク後の球種の使い方が昨季とは違う。だから、今季は2ストライクから1本しか本塁打を打たれていない。昨季は2ストから7本も打たれた。

 この日の試合でいえば、前回のベイスターズとの対戦から、左右打者それぞれ相手に、ガラリと球種の割合を変えたことが好結果を生んだ。カットボールとスライダーを減らし、フォークボールを増やして、横の変化ではなく、縦の変化を使った。「リードなんか結果論だ」という人とは、こういう話をしても通じないから徒労感がつのる。



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髙橋礼華、4年前の言葉

2020-08-20 16:57:06 | 五輪
 バドミントンの高橋礼華さんが現役引退を発表した。
 リオ五輪の4ヶ月後に私が雑誌に書いた、高橋礼華&松友美佐紀のタカマツ・ペアの言葉コラムを、ここに再掲します。お疲れさまでした。

●アスリートの言葉
高橋礼華「今はまだ東京五輪をめざすとか簡単に言えない」(2016年)

 松友美佐紀は高橋を「センパイ」と呼ぶ。高橋礼華は松友を「マツトモ」と呼ぶ。なんだろう、この懐かしくて甘酸っぱい、部活動の香りは。
 ふたりが初めて試合をしたのは、松友が小学4年生のとき。1つ年上の高橋にこてんぱんにやられ、それ以来、ふたりの文通が始まったという。なんだろう、このスポ根マンガのような昭和っぽい物語は。

 文通というワードも久しぶりに聞いた。ふたりの切れ長の目のルックスも、古き日本を思わせる顔立ちだ。タカマツ・ペアの試合に中高年のファンが多く詰めかける理由もわかる気がする。
 出会いから15年。正式にペアを組んでから9年。高橋礼華&松友美佐紀は世界の頂点に立ち、金メダリストになった。

 お互いの性格が対照的なのも、成功の理由だとよく語られる。活発で姉御(あねご)肌、後輩の面倒見がいい高橋と、ふだんは物静かでマイペース、ひとりを好む松友。
 後衛からパワフルなスマッシュを武器にする高橋と、前衛での速さとテクニックで相手を翻弄する松友。ちなみに高橋はネコが苦手で、松友はイヌが苦手だという。

 そんな幼い頃からの縁で結ばれた先輩と後輩。タカマツ・ペアを見ていると、こちらまで中学・高校の頃を思い出す。「クラスにあんな子、いたよなあ」という郷愁にかられ、時計の針を戻される。
 たとえば、こんな感じ。

 松友美佐紀は教室の片隅で、ポツンと窓の外を眺めていた女の子だ。口数は少なく、ほかの女子の輪にも入らない。でも、美人だから、男子は彼女が気になって仕方がない。
 そんな松友が、部活動の時間になると一変。抜群の運動能力で目立ちまくる。思い切って話しかけてみると、意外にとっつきにくさはなく、本当は笑顔がキュートで表情豊かな女の子とわかる。え、バドミントンの小学生チャンピオンなの、すげえじゃん……。
 
 ああ、キモい妄想が止まらない。
 今も試合中の緊迫した場面に、突然、謎の微笑みを浮かべる松友は“男子の妄想ごころをかき立てるミステリアス女子キャラ”のポジションにいる。

 一方の高橋礼華はいつも女子の輪の中心にいて、曲がったことが嫌いなキャラ。だから今でも、マスコミの質問に嘘がつけない。
 今後の目標を聞かれて「2020年の東京をめざします」などと答えたりはしない。慎重に言葉を選び、「今はまだ東京五輪とか簡単に言えない」と、正直な胸のうちを明かす。
「東京五輪は先すぎるので、1年1年を頑張っていきたい」と。

 リオ五輪から早くも4ヶ月が過ぎた。オリンピックのメダリスト・ペアが今も健在なのは、実は希少な例である。
 小椋久美子&潮田玲子のオグシオ・ペアは08年北京五輪の後、競技続行を望む小椋と、「4年後はまだ考えられない」という潮田の間に溝ができ、ペアを解消した。
 12年ロンドン五輪の後も、銀メダルの藤井瑞希&垣岩令佳ペアにピリオドが打たれた。藤井が国際試合からの引退を表明したためだ。

 オリンピックに向かって疾走した日々と、それを終えた後におとずれる虚脱感。
「あと4年」も競技を続けるかどうかの決断の重さを、テレビの前でエアコンにあたりながら応援していただけの者たちは、もっと尊重しなくてはいけない。「4年後もぜひ金メダルを」と、お気楽に荷物を背負わせてはいけないのだ。

 高橋は2020年に30歳になる。今後の目標を安易に語らないその言葉が重く響く。

(初出「アスリートテレビ」2017年1月25日号)



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半沢直樹とポツンと一軒家

2020-08-16 06:56:23 | エンタメ
●おひとり達人の連載の告知を久し振りに。
『半沢直樹』と『ポツンと一軒家』が見せてくれる正反対の幸せ

 他者と戦う『半沢直樹』と、戦わず人里離れて生きる『ポツンと一軒家』。その正反対の生き方をおひとり達人の目線で見たコラム。『半沢』が前シリーズより「チームワーク」が強調されていることへの感想や、歌舞伎役者の顔芸、今田美桜のセクシーショット要望について。

 本当は1ヶ月前にもコロナと自殺の話を書いたんだけど、ちょうど著名人の自殺ニュースに重なってしまい、保留という名のボツになった。今回はポップな話題にしようと、テレビのネタにしたんだけど、もっとゆるい文体でふざければ良かった。なんか理屈っぽい。

●小倉のタートルボウル産駒、ちゃんとベレヌスは3着にきた。12Rでも人気薄が3着に来た。でも、欲張りすぎて馬券は獲ってない。3着じゃダメなんすよ。

●日曜の競馬は札幌10Rにそそられる。良馬場じゃなさそうなのに、内枠に人気馬が集まっているのはどうなのか。
 外の差し馬ならフォークテイルを狙いたい。アルバートの半妹だから距離延長は問題ないだろうし、今年の北海道は横山武史さえ買っておけば何とかなる。もちろん父ロードカナロアの札幌芝2000成績も理由にある。
●新潟10Rも買おう。オルフェーヴル産駒はそれなりにコツをつかんでいるつもりだが、メイオールはここが買いのタイミング。通用するかどうかは、まだ相手を検討してない。なんだそれ(笑)。

●小川泰弘のノーヒットノーランは、また別の機会に。昨季と今季の捕手のリードの違いに触れながら。
 今季は2ストライクから1本しか本塁打を打たれていない。昨季は2ストから7本も打たれた。追い込んだ後の球種の使い方が昨季とは違う。西田明央、グッジョブ!
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小倉のタートルボウル

2020-08-15 13:35:37 | 競馬
●更新の時間がない。
 今日の競馬。少頭数レースは多いけど、特に札幌は仕方なく頭数だけ集めました、みたいなひどいレースが多すぎる。
 小倉が開幕週だから、逃げ馬を狙おう。小倉10Rのベレヌスは勝つときは強い勝ち方をするタイプ。タートルボウル産駒でいうとトリオンフっぽさがあり、同産駒は小倉の成績が一番いい。先手を取って、ディープインパクトの人気2頭のどっちかが不発なら。

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ダリア賞は均一ラップ

2020-08-08 11:22:28 | 競馬
●土曜の競馬は、とりあえずダリア賞だけ検討した。人気の2頭が強いのはわかる。でも、キャリアの浅い2歳馬だから能力を出せないこともあるだろう。穴はプルスウルトラか、ブルーバードか。
 プルスウルトラは東京芝1400の勝ち方が余裕十分で、ラップも締まっていて、ダリア賞は毎年これと似た感じのラップになる。ブルーバードは新馬が出遅れて大外回って差し切りだから上積みはあるだろうし、でも新馬のタイムはひどく遅いのでレベルは低かった。
 ディスクリートキャット産駒の◎プルスウルトラにしよう。相手は4と8。

●お下劣すぎてツイートを思いとどまったネタ。
飲食店「コロナ対策のため、入店時にお客様の検温をさせていただきます」
客「仕方ない」
風俗店「コロナ対策のため、入店時にお客様の検便をさせていただきます」
客「喜んで!」
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クオカードと新刊

2020-08-01 07:07:38 | 競馬
●本来なら今ごろは東京五輪の真っ最中。手を尽くして卓球のミックスの準決勝のチケットを確保していただけに、残念でならない。7月30日は女子個人の決勝、31日は男子個人の決勝のはずだった。伊藤美誠ちゃんを見たかった。

●野村監督の野球を継承しているのはヤクルトじゃなくて、三木監督の東北楽天のようなので、じっくり観戦したいのにセ・リーグを優先的に見てしまう。ヤクルトも面白いからいいんだけど。

●飲みかけのポカリスエットを「もーらい」と、石田桃香に取られてしまい、追いかけていったら体育用具室でふたりっきりになってしまった世界線の夏をぼくに下さい。

●土曜の競馬は、北海道の少頭数作戦。
 阿寒湖特別はトロピカルストームの3着決め打ちで3連単を買うのはどうか。1着と2着は9、10あたり。
 あとは札幌最終レースの人気が割れている。先週もダート1700で儲かったから買おう。5頭あげれば5、6、7、9、10。絞れてないけど、これでも人気馬を消しているから、この時点でハズレの可能性あり。ここからダートの状態を見ながら決める。

●JRAからリスグラシューの3000円クオカードが届いた。即PATの新規加入キャンペーンが当たった模様。A-PATを20年以上使っている人間も、ちゃんと即PATの新規扱いしてくれるのが偉い。


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