王様の「秘密の参謀本部」

田端到&ビンゴ本郷の実験創作プロジェクト

ショウナンカンプと母アリソン

2019-07-26 23:13:22 | 五輪

 某雑誌で「小倉の狙い血統は芝1200のショウナンカンプだ」という少々マニアックな話をしたのだけど、まだ発売まで時間があるようなので、ここに書いておこう。
 そこまで絞らず「サクラバクシンオーの血を持つ馬」と、ざっくりしておいても良かったんだけど、今年の1回小倉開催の芝1200で、ファイトフォーラヴ、ウインストラグル、ボーンスキルフルと、3頭のショウナンカンプ産駒が馬券になっている。このどれかがまた仕事をしてくれるのではないか。

 世界水泳が佳境を迎えるなか、陸上は全米選手権が開幕。アメリカのスポーツメディアはどこも、母になったアリソン・フェリックスの復帰戦のニュースを扱っていて、その関心の高さ、スーパースターぶりがわかる。ひとまず女子400mで準決勝進出。私の好きなイングリッシュ・ガードナーちゃんも、100mを予選2位で通過。今度は靴をなくさないで。

 ついでにアメリカのweb記事に「東京五輪の最終聖火ランナーは誰か?」という話題があり、「野村忠宏か、内村航平か」と予想していた。おいおい、キング内村は現役だよ! 
 個人的な予想は、東洋の魔女が5人くらい出てくる、に1票。それで回転レシーブしながら、聖火を聖火台まで運ぶ。つまんねー。

 映画「天気の子」を鑑賞。こんなにすぐ観る予定はなかったのに、たまたま時間が空いた時に近くでやっていたからタイミングが合った。感想を書くのはもうちょっと後にしておこう。

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ヤクルトの継投と京アニ

2019-07-20 21:36:53 | 競馬

・ヤクルトスワローズの継投が下手すぎて、下手すぎて、絶望しかない。

  今日の阪神戦、2-1リードの8回に小川続投はまだいいとして、同点に追いつかれ120球を超えた場面でなお、左打者の糸井に続投させてピンチを拡げ(ハフ投入にこれほど適した場面はないのに)、さらに外野フライが許されない場面で、今季高めに浮きがちなフライボール投手の近藤を出すセンス。

 16連敗中と同じ首脳陣が、同じことをしているんだから、また後半戦も大型連敗するだろう。ノムさんの健康状態が心配になるレベル。

 あと、山田哲人の1番固定も、その打順は戦術としてありだとしても、山田が1番なら9番に投手を置くのはおかしい。打線は「線」で考えるべきで、最強打者の前に最弱打者を置くマイナスの大きさを考慮しなさすぎ。山田が1番なら、投手は8番。だから「山田がホームランを打つとヤクルトは勝てない」などという、おかしな傾向が生まれる。これも打順の並びが間違っているからだ。

・日曜の日刊スポーツのコラム。福島のメインが重賞ではないため、どのレースを取り上げてもいい週。迷った末に、3場のメインを全部予想してみた。自信があるからではなく、ひとつ選ぶと、選ばなかったレースが当たりそうな気がしたから。これで全部外れたらどうしよう。

・北海道取材から帰ってきたら、ひどいニュース。私はB級のCGアニメーションをしきりに作っていた時期があり、京都アニメの作品は当時よく見ていた。『日常』が好きだった。
 ビンゴ本郷が地味に連載していた漫画「けやき学園ゴルフェルド」は、「けいおん」の駅伝版を作ろうと思って始めたものだ。無念でならない。

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中京ダートとヤクルト夢試合

2019-07-14 01:05:29 | 競馬

「プロキオンSは6年連続でエーピーインディ系が馬券絡みした」という話をしたら、「そういう大事な話はレース前に教えてください」と言われた。
 そんなの散々言ったやんと思いつつ、ここから「中京ダート全般でエーピーインディ系に注意しよう」と頭を切り替えれば、今後いくらでも使えるネタ。プロキオンを終わった話だと思うから、君たちは上達しないんだよ。
 今日7月13日の3Rのダート1200もシニスターミニスター産駒のワンツーだった。先週は土曜10Rと日曜9Rのダートでも、母父エーピーインディ系が1着に来ている。

 卓球の東京五輪代表争いの大一番、オーストラリア・オープンが開催中。でも、周囲はほとんど関心がないようで、こっちは徹夜までして観ているのに、盛り上がりが違いすぎる。
 なんで徹夜かというと、ほとんど時差のない国で、朝の9時から大事な試合をやっているからだ。時差が9時間くらいあったほうが、私にはよっぽど見やすい。てことは、東京オリンピック本番も時差はないから(当たり前だ)、観るのが大変ってことか。
 伊藤美誠vs平野美宇の試合なんて、もうおじちゃんは心配で心配で、どっちにも勝って欲しいからまともに見ていられない。石川佳純が世界ランク1位の陳夢に勝ってベスト4進出したことで、また五輪のシングルス代表争いが混沌としてきた。

 ヤクルトスワローズのドリームゲームに現地参戦。こちらも書きたいことが多すぎて、いろんなものがアフレタータ。でも、どうせ興味ある人は一部だろうからやめておく。
 奮発して買った1500円の「山田哲人のトリプルスリー弁当」のフタを貼っておこう。なぜこれにしたかというと、1500円以上グルメを買うと記念ステッカー(写真上)をもらえるというのに釣られただけ。1500円は微妙にぼったくりな中身だった。1333円が適正価格だと思う。

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セブンペイとトルコ競馬

2019-07-07 03:21:27 | 競馬

●セブンペイ事件。「おにぎり1個もらえるからって、登録して、チャージして、それで40万円取られちゃった。バカだねえ」と悔いる60代男性の絶妙なニュース映像。
 キャッシュレス時代の黎明期を象徴する記録資料として、30年後も使われそうな予感。

●ユニバーシアードの体操競技。男女とも日本が団体金メダルを取ったのに、ほとんど話題になっていない。男子は勝って当然のメンバーだったが、女子はエースを欠いてロシアに僅差の勝利。もっと報道してあげて。 そして、ついさっき個人総合で畠田瞳が優勝! すごい!

●スウェーデン競馬では、藤田菜七子がエイシンダンカーク産駒に騎乗する一方、トルコ競馬では、ダービーでユートピア産駒が逃げを打ち、スマートロビンが2歳新種牡馬ランキングをトップ快走中。

●ハーツクライ×ダンチヒには共通のリズムがある。ペイシャフェリシタ、プリンスオブペスカ(母父ダンチヒ系)、ロジクライ、マイスタイル(母母父ダンチヒ)。
 添付画像、各馬の黄色(1着)や水色(2着)や緑(3着)の色が付いている=馬券に絡んだ「○×のリズム」が似ている。亀谷サロンのトークでダンチヒの話題になり、とっさに馬名が出なかったネタ。

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映画「新聞記者」

2019-07-01 22:04:09 | エンタメ

 話題の「新聞記者」を観てきた。まずこの映画を作ったことに拍手。内容には触れないでおくが、この作品をドキュメンタリーではなく、映画として成立させるためのいろんな仕掛けが効いている。

 と、ツイッターに書いたんだけど、質問が来たのと、せっかく強烈な映画を観たんだからもうちょっと何か書いておこうと、こっちにメモしてみる。
 以下、ネタバレもあるので、これから映画を見る人は注意してください。

●内容に触れないツイートにしたのは、ネタバレしないほうがいいだろうという理由と、具体的な感想を述べることで、現政権への立場を表明したかのように受け取られることを避けるため。
 さすがに内閣情報調査室の描き方は画一的すぎてホニャララだし、野党の政治家までこの映画を見ろ見ろと騒いでいる便乗っぷりは、危険だ。
 創り手たちのジャーナリスト魂には賛同するし、現実に即しているのは明らかとしても、ドキュメンタリーではないのだという冷静さは必要だと思う。(*7月1日23時頃、一部の表現を書き換えました)

●この作品を成立させるための映画的な仕掛けについて
・主人公を「日本語はたどたどしく、場の空気を読むという日本社会の特性にもなじめずにいた」という設定にしたこと。

・内閣情報調査室の、意図的であろう漫画チックな描き方。どんよりとした灰色をバックに、わかりやすい悪役として、1960、70年代のスパイ映画のような。

・本田翼パート。記号的なまでにありふれた、家庭の幸せパート。これが効いている。

・松坂桃李の最後のセリフを無音にしたこと。あれは正解だったのかどうか。本当に伝えたいことがあるなら、あのラストはずるい。話題作りを狙った映画的な手法としては成功なのかも知れない。

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